スポーツ

清原ジュニア 異例の慶大野球部入部を認めた監督の「総合的判断」

清原和博氏の長男は、慶応大学・野球部への入部を希望しているという(時事通信フォト)

清原和博氏の長男は、慶応大学・野球部への入部を希望しているという(時事通信フォト)

 大物2世の選択が物議を醸している。1月18日、清原和博氏(53)の長男(18)が、4月に進学予定の慶応大学で野球部への入部を希望していると報じられた。

 慶応幼稚舎(小学校)時代は強豪少年野球チームでプレーしていた長男だが、中学ではバレーボール部、高校ではアメフト部に所属。6年間野球から離れていた。

 慶大野球部は東京六大学の名門で、スポーツ推薦制度はなし。昨年は高校ナンバーワン右腕の高橋宏斗(中京大中京)がAO入試に挑むも不合格になった狭き門だ。たとえ内部進学者でも、入部のハードルは高いという。

「うちは希望者全員が入れるわけではなく、事前に“ふるい分け”される。3月に開催される新入生練習会か6月の最終練習会での選考に合格する必要がある」(大学OB)

 部の公式サイトにもこう明記されている。

〈限られた施設や財源などのリソースのもとで行うため、2018年度より研修・評価制度『スタンドバイ制度』を導入し、入部にあたって一定の条件を設定することにしました〉

「通常であれば6年間競技から離れていた者が入部するのは難しい」(前出・OB)

 だが、清原長男の入部希望が報じられて以降、野球部監督の堀井哲也氏はメディアに対して「入部制限はない」と発言。歓迎の姿勢を見せている。別のOBはこう語る。

「入りたくても入れない人がいるなかで、もし大物2世のために特例が作られたのだとしたら問題。OB会のなかでも反発の声が強まっています」

関連キーワード

関連記事

トピックス

“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
『あんぱん』“豪ちゃん”役の細田佳央太(写真提供/NHK)
『あんぱん』“豪ちゃん”役・細田佳央太が明かす河合優実への絶対的な信頼 「蘭子さんには前を向いて自分の幸せを第一にしてほしい。豪もきっとそう思ったはず」
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
「第65回海外日系人大会」に出席された秋篠宮ご夫妻(2025年9月17日、撮影/小倉雄一郎)
《パールで華やかさも》紀子さま、色とデザインで秋を“演出”するワンピースをお召しに 日系人らとご交流
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(左/共同通信、右/公式サイトより※現在は削除済み)
《“やる気スイッチ”塾でわいせつ行為》「バカ息子です」母親が明かした、3浪、大学中退、27歳で婚約破棄…わいせつ塾講師(45)が味わった“大きな挫折
NEWSポストセブン
池田被告と事故現場
《飲酒運転で19歳の女性受験生が死亡》懲役12年に遺族は「短すぎる…」容疑者男性(35)は「学校で目立つ存在」「BARでマジック披露」父親が語っていた“息子の素顔”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
NEWSポストセブン