新型コロナの蔓延が始まってから、死者数はこう変化
2つめは「院内感染」だ。さまざまな病を抱える患者が集まる病院はリスクが高い。
「例えば、病院や診察室の仕切りなどに使われているカーテンは、看護師から患者まで誰もが触っています。いくら感染症対策を徹底しても何百枚ものカーテンをすべてアルコール消毒することは難しく、カーテンを通じて感染症がうつるリスクもあります」(岡田さん)
3つめは「本来必要のない手術」である。
「例えば、切除しなくてもいい小さな腫瘍を手術したことで、感染症を発症するケースがあります。患部を切除することで体力が奪われてほかの病気を発症し、結果として死亡につながることがあります」(岡田さん)
日本では、「病院に行けば不調が治る」と信じ込む人が少なくないが、実は「病院に行けば行くほど死ぬ」というケースがあり得るのだ。
※女性セブン2021年2月11日号