芸能

ジャニーズの礎を築いた伝説の振付師が選ぶ 歴代ダンスNo.1は?

ジャニーズから尊敬を集めるボビー吉野氏

ジャニーズから尊敬を集めるボビー吉野氏(本人HPより)

 一面ガラス張りの広いダンススタジオの壁に、少年隊、光GENJI、松田聖子(58才)、さらにはKing & Prince・平野紫耀(24才)ら新旧の有名アイドルの写真が飾られている。その輝かしいアイドルたちと一緒に笑顔で写っているのは、ダンススタジオのオーナー夫妻だ。1月27日放送の『あいつ今何してる?』(テレビ朝日系)で、このオーナーと“再会”したのは、デビュー25周年を迎えたV6のリーダー・坂本昌行(49才)だった。

 ゲストの学生時代の友人や恩師のその後を調査するドキュメントバラエティー番組で、坂本はジャニーズJr.時代にお世話になった恩師との思い出を語った。やる気のない態度に「帰れ!」と怒られ、レッスン中に急に始まるオーディションに「実力がないと仕事はもらえない」というプロ意識が芽生えた。

「あの厳しいレッスンがいまの自分の礎になっている」

 と、坂本は感謝の言葉を述べたのだった。その恩師とは振付師のボビー吉野さん(62才)。妻でダンサーのひろみさんとともにジャニーズの所属タレントのレッスン講師を長年務めてきた。

「振付師を始める前、ボビーさんは追っかけもいる人気ダンサーだったんです。ジャニーズ所属の『ジャPAニーズ』という4人グループのメンバーで、田原俊彦さん(59才)のバックダンサーを務めていた。4人ともイケメンでダンスがうまく、なかでもボビーさんはキレのあるダンスで際立っていました」(当時を知る芸能関係者)

 少年隊の『仮面舞踏会』、光GENJIの『STAR LIGHT』など数々の名曲を手がけた伝説の振付師。ジャニー喜多川さん(享年87)から「令和もよろしく」と電話を受けるほど信頼が厚く、ジャニーズの礎を築いた1人とも評価されている。

 ボビー吉野夫妻はいまもさまざまなアーティストのコンサートの演出やミュージカルの演出など第一線で活躍する傍ら、東京都葛飾区でダンススタジオを運営している。艶やかなロマンスグレーの髪とスラリとしたスタイルのボビーさんと小柄なひろみさん夫妻から見たスターたちの素顔とは──。

特にダンスが上手かったメンバー

 ふたりが直接指導したのは少年隊、シブがき隊からV6のトニセンの3人まで。思春期真っただ中の中高生を中心とした男子の集団となれば、言うことを聞かないわんぱく盛りも出てくる。

「いちばん手を焼いたのは諸星(和己・50才)と大沢(樹生・51才)だね。やんちゃで、すぐにふざける。真面目にレッスンをしている子の邪魔をする子がいれば、モノを壁や床に投げつけて怒鳴りつけていました」(ボビーさん)

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン