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2021.02.13 07:00  女性セブン

70才以上のダイエットは要注意  老化促進、寝たきりのリスクも

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若い時と同じダイエットをするのはNG

 男女を問わず、中年になると気になるのがお腹周りだ。40代のときにはいていたデニムパンツがはけなくなったという51才の廣井彩香さん(仮名)は、今年、本気のダイエットを志したという。

「朝はコーヒーだけ、昼はコンビニで買ったサラダとインスタントみそ汁、夜は野菜たっぷりのスープを食べています。30代のとき、同じダイエットでやせたことがあるんです。お腹は空きますが、いまやらないと、二度と元の体形に戻れない気がするので、がんばります」

 廣井さんの決心は固いが、管理栄養士の望月理恵子さんは「やめた方がいい」と警鐘を鳴らす。

「確かに50才以降は、いままでと同じ食事をしているだけで太りやすく、メタボの危険が高まります。しかし、若い頃と比べ、50才以降は全身の筋肉量が急激に低下する。ベジタリアンダイエットや、急に食事量を減らすダイエットをしていると、筋肉のもととなるたんぱく質が不足し、ますます体がたるみます」(望月さん・以下同)

 なかでも、脚の筋肉は衰えが早い。将来、歩けなくなるリスクを回避するためにも、1日50gのたんぱく質摂取を心がけるとともに、ウオーキングを組み合わせたい。「やせ信仰」が強い日本人の女性は、高齢になってもダイエットを意識する人がいるが、健康に長生きしたいなら、その考えは捨てた方がいい。

「70才以上のダイエットは低栄養からくる老化促進、寝たきりのリスクを高めます。特に75才以上の後期高齢者は、肥満度を示す『BMI値』が低いと、認知症リスクが高まる。70才以降は、多少太っていても『やせる』より『現状維持』が目標です」

 美しくいたいと望むのは女の本能。しかし、健康を犠牲にしては元も子もない。

※女性セブン2021年2月18・25日号

70才すぎたらやめることを検討

ダイエットの他にも、70才をすぎたらやめ方がよいことは多い(ファイナンシャルプランナーの横川由佳さん、相続・終活コンサルタントの明石久美さん、消費生活アドバイザーの丸山晴美さん、メイクアップアーティストの船津有史さん、神経内科専門医の山下あきこさんらに取材)

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