スーパー南海地震が発生した際、政府はどう対応するのか(時事通信フォト)

スーパー南海地震が発生した際、政府はどう対応するのか(時事通信フォト)

 東海から近畿、四国から沖縄まで、広範囲の沿岸部を津波が襲っている。大型ビジョンを眺める新宿の人々は、声を失っている。だが、立ち止まっているわけにはいかなかった。

「東京湾にも津波が到達する恐れがある」という警報が出され、安全な場所へと急ごうとする。その矢先、またスマホから警報が鳴り響く。「ドン!」と突き上げるような衝撃が走った。余震かと思われたが、そうではない。南海トラフ地震と連動して、相模トラフ地震が発生したのだ。

 立っていられないほどの激しい揺れが続く。新宿の高層ビルは、まるで風になびく木のようだ。ビルを見上げた歩行者が驚きの声を上げている。高層階のガラス窓を突き破って、重いコピー機や冷蔵庫が放り出され、宙を舞っているのだ。

「東日本大震災のときよりも、揺れの大きな長周期地震動が高層ビルを襲います。その揺れ幅は5mにも及び、重い家具や機械が室内を滑り回ります。それらは、簡単に人間を押しつぶしてしまうでしょうし、ビルの外壁を破って飛び出し、人間ともども落ちて、地上の人々に被害が及ぶことも考えられます」(武蔵野学院大学特任教授の島村英紀さん)

 コロナ対策ばかりでなく、巨大地震への備えも忘れてはならない。

※女性セブン2021年3月4日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

松田烈被告
「スマホから『映してください』と指示の声が…」ネットで“性的暴行してくれる人を募集”した松田烈被告(28)、被害女性が語った“外道すぎる犯行”
NEWSポストセブン
ジャーナリストの溝口敦氏(左)とフリーライターの鈴木智彦氏
《溝口敦氏×鈴木智彦氏が対談》山口組抗争終結後の暴力団 勝ったはずの六代目山口組含めて勢力は縮小、トクリュウのほうが経済規模も大きく勢いがある現状
週刊ポスト
真美子さん(共同通信)が使用していたブランドとは
《ハワイ・ファミリーデートで真美子さんが持っていたプチプラバッグ》「同年代インフルエンサーのアスレジャーブランド」か?と話題に 実用性の高いトートバッグ、大谷は「娘のベビーカー担当」
NEWSポストセブン
アメリカのトランプ大統領と、ベネズエラのマドゥロ大統領(AFP=時事)
《日本への影響も》トランプ政権のベネズエラ攻撃・大統領拘束作戦 中国・ロシアの参戦リスクは 今後の「3つのシナリオ」
NEWSポストセブン
元“ぶりっ子”さとう珠緒の現在の恋愛観は……?
「事実婚じゃダメですか?」「あ、別居婚ならいいのかな」元“ぶりっ子”さとう珠緒(53)が明かす現在の“自分を大切にする恋愛観”とは 
NEWSポストセブン
核保有の是非を“議論”することすら封殺される状況に問題はないのか(時事通信フォト)
《あえて問う「核保有シミュレーション」開発費用と年数》専門家は「日本の潜在的技術能力なら核弾頭開発は可能」と分析 原潜に搭載なら「3兆~5兆円の開発費と年5000億円の維持費」
週刊ポスト
一世を風靡したビートきよしの現在とは
《意識失い2025年に2度の救急搬送》難病で体重22キロ増減のビートきよし、週3回人工透析も…“止められない塩分摂取”「やり残したことなんてない」 
NEWSポストセブン
年末、大谷夫妻はハワイで過ごしていたようだ
《お団子白コーデの真美子さんに合わせたペアルック》大谷翔平の「イジられる」魅力…ハワイではファンに妻と笑顔の対応、後輩も気を遣わない「自信と謙虚さのバランス」
NEWSポストセブン
川島なお美さんを支え続けた、夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(2011年10月)
《また恋をしたいとは思っています》パティシエの鎧塚俊彦氏、妻・川島なお美さんを亡くして自問自答の10年「僕らの選択は正しかったのか…」
NEWSポストセブン
引退する棚橋弘至(右)と、棚橋への思いを語る武藤敬司(左)
《棚橋弘至がついに引退へ》「棚橋も俺みたいにハゲていけばよかったんだよ」武藤敬司が語ったかつての付き人に送る“はなむけの言葉”
NEWSポストセブン
餅つきに現れた司忍組長
《六代目山口組の餅つきに密着》近隣住民も驚いた「6時間の“ヨイショ”の掛け声」…高山清司相談役の登場に警察が驚愕したワケ
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」新春合併号発売! 2026年を見通すオールスター14対談ほか
「週刊ポスト」新春合併号発売! 2026年を見通すオールスター14対談ほか
NEWSポストセブン