芸能

『ウチカレ』出演が話題の[Alexandros]川上洋平 “間”が絶妙

2007年に始動した人気バンドのボーカル(時事通信フォト)

2007年に始動した人気バンドのボーカル(時事通信フォト)

 菅野美穂と浜辺美波の母娘役共演が話題のドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)。ドラマオタクのエッセイスト・小林久乃氏は、恋愛小説家の主人公(菅野)の担当編集者役を演じる男性から目が離せないという。

 * * *
 毎週水曜夜、『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』の放送中、“漱石”というワードのSNSトレンドが上昇する。「は? 夏目(漱石)?」と不可思議に感じるかもしれないが、これは[Alexandros](アレキサンドロス)のボーカル・川上洋平さんの演じている橘漱石という役名である。

「ダメ男ぶりが絶妙」「雰囲気イケメンぶりがいい」「スタイルいいよね」「あれ、ホントに演技初心者?」など女性陣の評価や印象はバラエティに飛んでいる。実は私も作品を見ながらハマっている一人で、ストーリーそっちのけで注目している。

 その理由は、彼が今注目の“俳優”ではなく“ミュージシャン”であるから。今回は「ア、アレキ……さ……ん?え、何?」という読者のために、川上さんの魅力を伝えたい。

その正体は今最もドームライブに近い、人気バンド

『ウチカレ』の主人公は菅野美穂さん演じる恋愛小説家の水無瀬碧(みなせ・あおい)。アニメオタクすぎて恋愛経験のない娘・空(そら/浜辺美波)と、アラフォーの碧の親子関係、恋愛模様、それから小説家・碧の仕事ぶりなどが描かれている。

 川上さんが演じている橘漱石(たちばな・そうせき)は、出版社の編集部員で碧の担当者。まずは「一体なぜ、ミュージシャンである川上洋平が俳優に?」という疑問が湧く。

 川上さんの所属するロックバンド[Alexandros]は、2007年のデビュー以降、シングル18枚以上をはじめとして、多数の曲をリリースしてヒットさせている。その曲の多くがタイアップとして使用されており、特にスバルのCMソングである『ワタリドリ』はMVのYouTube再生回数が1億再生回数を超えている。多くの人がテレビCMなどを通して彼らの楽曲に触れたことがあるはずだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
横山剣氏(左)と作曲家・村井邦彦氏のスペシャル対談
《スペシャル対談・横山剣×村井邦彦》「荒井由実との出会い」「名盤『ひこうき雲』で起きた奇跡的な偶然」…現代日本音楽史のVIPが明かす至極のエピソード
週刊ポスト
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
小林夢果、川崎春花、阿部未悠
トリプルボギー不倫騒動のシード権争いに明暗 シーズン終盤で阿部未悠のみが圏内、川崎春花と小林夢果に残された希望は“一発逆転優勝”
週刊ポスト
ハワイ島の高級住宅開発を巡る訴訟で提訴された大谷翔平(時事通信フォト)
《テレビをつけたら大谷翔平》年間150億円…高騰し続ける大谷のCMスポンサー料、国内外で狙われる「真美子さんCM出演」の現実度
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の公判が神戸地裁で開かれた(右・時事通信)
「弟の死体で引きつけて…」祖母・母・弟をクロスボウで撃ち殺した野津英滉被告(28)、母親の遺体をリビングに引きずった「残忍すぎる理由」【公判詳報】
NEWSポストセブン
焼酎とウイスキーはロックかストレートのみで飲むスタイル
《松本の不動産王として悠々自適》「銃弾5発を浴びて生還」テコンドー協会“最強のボス”金原昇氏が語る壮絶半生と知られざる教育者の素顔
NEWSポストセブン
沖縄県那覇市の「未成年バー」で
《震える手に泳ぐ視線…未成年衝撃画像》ゾンビタバコ、大麻、コカインが蔓延する「未成年バー」の実態とは 少年は「あれはヤバい。吸ったら終わり」と証言
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
バイプレーヤーとして存在感を増している俳優・黒田大輔さん
《⼥⼦レスラー役の⼥優さんを泣かせてしまった…》バイプレーヤー・黒田大輔に出演依頼が絶えない理由、明かした俳優人生で「一番悩んだ役」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン