「トリンドル玲奈に対するこれまでの個人的な印象は、かわいい顔で少しとぼけた発言をするタレントといったものでした。そんな彼女が妹の瑠奈とテレビに出演する姿からは、従来のイメージに加えて“育ちの良さ”のようなものが感じられます。

 上白石萌音・萌歌姉妹にも言えますが、姉妹がそろうと“育った家庭”が透けて見えやすい。YouTubeチャンネルでは、両親も交えて姉妹が軽井沢で過ごす動画が配信されていますが、そこでもやはり2人が“安定した家庭”で大切に育てられてきた様子がうかがえます」(飲用てれび氏)

 上白石萌音・萌歌姉妹をはじめ、広瀬アリス・すず姉妹や平愛梨・祐奈姉妹など、姉妹として活動することでより一層魅力が増すタレントもいる。飲用てれび氏は、そうした姉妹タレントならではの魅力の一つとして“仲の良さ”に着目する。

「芸人のコンビにも言えることですが、近年、姉妹や兄弟などで活動する芸能人は仲の良さが注目されがちです。広瀬アリス・すず姉妹も昨年の自粛期間中は何度か2人でインスタライブをし、そこでの仲むつまじいやり取りが話題になりました。トリンドル姉妹もまた、2人の仲の良さそうな関係性が印象的です」(飲用てれび氏)

 同じ家庭環境で育ったからこそ分かり合える“仲の良さ”、そしてそうしたやり取りを透かして見える“育ちの良さ”。どちらも視聴者が親近感を抱くポイントと言えるのではないだろうか。親しみやすい雰囲気を漂わせているからこそ、トリンドル玲奈・瑠奈姉妹も活躍の場を広げているのかもしれない。

◆取材・文/細田成嗣(HEW)

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