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教育系YouTuber葉一の子育て論 親の役割は知的好奇心を植え付ける事

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子ども達から人気を集める教育系YouTuber・葉一さん

 現在、教育系YouTuberとして高い支持を得ているのが、葉一さん(36才)だ。国語、算数、理科、社会、英語など、様々な科目に関する2000以上の動画を公開し、チャンネル登録者数は137万人を超えている。どの教科もわかりやすいと、子供や親はもちろん、もう一度勉強し直したいという大人のファンも多いのだ。

 7才と4才の男児の父親でもある葉一さんは、子育て真っ只中。小学校、幼稚園の送迎をし、お風呂に入れ、寝かしつけと子供たちとの時間を大切にしている。そんな葉一さんに、自身が考える子育て論を語ってもらった。

 * * *
 ぼくは親の役割を「選択肢を一緒に探し、知的好奇心を植え付けること」と、思っています。新しいことができるようになり、そこに発見がある喜びを知り、「これって、なんて楽しいんだ」と思わせてあげられたら、親として幸せですよね。

 うちは、上の子も下の子も4才のときから一緒にお風呂に入るときに算数ゲームをしています。たとえば、「目の前に鉄道おもちゃの『プラレール』が2個あります。それとは別に、パパが1個持っています。全部で何個あるでしょう?」など、簡単な計算問題から始めて、少しずつ難しくしていく。そうすると、新しい計算ができるようになるのが楽しくなり、パパにも褒められるので、どんどん頑張るのです。

 子供って、お父さんやお母さんが笑っていると安心するので、算数ゲームをするときも、ぼくがいちばん楽しむようにしています。

 でもこれは、ぼくなりの方法なので合わない人がいるかもしれません。子育てには正解がないですからね。

 だからこそ、自分が正しいと思わず、ひとつの視点として子供たちに接していきたいと思っています。

【プロフィール】
葉一さん(36才)/1985年生まれ。東京学芸大学卒業後、教材販売会社の営業、学習塾講師を経て、2012年からYouTube動画『とある男が授業をしてみた』を配信。公式サイト「19ch.tv(塾チャンネル)」では小学3年生から、中学、高校3年生までを対象にしたテキストを無料でダウンロードできる。

取材・文/廉屋友美乃 写真提供/葉一さん

※女性セブン2021年4月15日号

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