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芸人もアイドルも“食う”ギャル曽根の凄み なぜ大食い女王から「最強の女性タレント」に進化できたのか

タレントとして、さまざまなジャンルで活躍をするギャル曽根

タレントとして、さまざまなジャンルで活躍をするギャル曽根

 テレビ界でタレント・ギャル曽根(40歳)の存在感が高まっている。大食い女王として名をはせた彼女だが、最近ではタレントとしてさまざまなジャンルで八面六臂の活躍を見せている。その凄みとは? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 

* * * 

 今年も一年間、民放各局のテレビマンとたくさん話をしてきましたが、バラエティの現場で最も話題にあがった女性タレントはギャル曽根さんでした。 

 現在の主な出演番組は『有吉ゼミ』(日本テレビ系)、『ラヴィット!』木曜(TBS系)、『熱狂マニアさん!』(TBS系)、『バナナマンのせっかくグルメ!!』(TBS系)、『ザ・共通テン!』(フジテレビ系)であり、これ以外でも多くの番組にゲスト出演しています。 

 さらに22日夜の『有吉ゼミ3時間SP』ではメイン企画として「ギャル曽根一家爆食旅」を放送。看板企画の「チャレンジグルメ」に加えて、年末特番のメイン企画として家族旅が放送されるなど、業界内では「有吉弘行さんではなくギャル曽根の番組」という声もあがるほどの活躍を見せています。 

 また、40歳の誕生日を迎えた今月4日の『ラヴィット!』では2時間まるごとお祝い企画を放送。「ギャル曽根さんの長所は?短所は?足りないものは?言われたら嫌な言葉は?」などのアンケートゲームでキレたり、AMEMIYAさんの誕生日ソングに号泣したり、夫と子どもからの手紙でさらに号泣したり、最後は「木曜イチ口が悪くて、木曜イチ揉めごとが多くて、木曜イチ治安が悪く、木曜イチ素直な人」というフレーズで称えられました。 

 ギャル曽根さんは大食いタレントの枠を超え、マルチタレントとしてどんなところが評価されているのか。芸能生活20年の今、業界内で「今最も結果を出す女性タレント」「芸人やアイドルを従えたポジションで活躍できる」と言われるようになったポイントをあげていきます。 

ギャル曽根が「食レポ無双」の理由 

 ギャル曽根さんの“入口”と“飛躍のきっかけ”がグルメであることは間違いないところでしょう。大食いに限らず「本当においしそうな顔で食べる」「食べ方がキレイ」「視聴者が見やすい角度で食べている」ことがテレビマンだけでなく視聴者にも浸透。これによって「ギャル曽根のグルメ企画なら安心して見てもらえる」という信頼感が生まれました。 

 常に「たくさん食べたい」というスタンスなので、多くのメニューを紹介することが可能であり、ギャル曽根さんは店と視聴者の両方にメリットがあります。さらに「食レポのコメントがわかりやすく、ちょうどいい長さで聞きやすい」ことも評価のポイント。しかも芸能人というより一般人のような庶民目線からコメントするため、視聴者は自分が食べているような臨場感が得られます。 

 番組や企画の内容によっては、主婦目線でレシピに言及できることも起用メリットの1つ。調理師免許を持つなど「食べるだけでなく料理することも好き」なため、「作って食べる」という構成にも対応できるなど、“食レポ無双”と言われるまでの存在になりました。 

 ギャル曽根さんはグルメ企画では終始ポジティブで楽しそうに全力投球しているほか、3児の子育てに励む母親であり、夫のテレビディレクター・名城ラリータさんとの仲も円満。仕事と家庭を笑顔で両立する好感度や親近感は、朝、昼、ゴールデンタイムのすべてで通用する稀有なレベルであり、女性タレントの中でもトップクラスと言っていいでしょう。 

 特に食べることがメインのシンプルな構成の番組は構成・演出が単調になりがちなだけに、ギャル曽根さんの存在感と食レポ技術は際立っています。 

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