「J&J製のワクチンについて、EUの規制当局も安全性を懸念し、調査に乗り出し始めました。どの企業のワクチンもまだ初期段階のため、安全性の調査や議論は今後もしばらく続くことでしょう」(医療ジャーナリスト)
ワクチンは画一的なものではなく、それぞれのワクチンにそれぞれの効果と副反応があることがわかってきている。となると前述の富裕層のように、「○○社のワクチンが打ちたい!」と思うのが人の常。しかし、願いが叶うかどうかはかなり不透明だ。
3月28日、ワクチン担当の河野太郎行革大臣(58才)をサポートする小林史明大臣補佐官はフジテレビの番組で、「会場ごとにワクチンの種類を決めるから、希望するワクチンを選択できる」という趣旨の発言をしたが、わずか2日後に河野大臣が「完全に勇み足。ワクチンの選択は何も決まっていない」と強調して、“選択可能”を撤回した。
ワクチンを打つか、打たないか。あなた自身が決断を迫られる場面は、いずれ必ず訪れるのだ。
※女性セブン2021年4月29日号