国内

「p案件」「大人10」隠語飛び交う、パパ活斡旋LINEの実態

パパ活斡旋LINEはどう行われる?(写真はイメージ)

パパ活斡旋LINEはどう行われる?(写真はイメージ)

 男性とのデートの見返りに金銭を受け取る「パパ活」。この言葉が生まれた2015年頃とは変わって、いまでは一歩進んだ“大人の関係”を伴うデートも「パパ活」と呼ばれるようになった。

 女性たちがパパを見つける手段のひとつが、グループLINEだ。本誌・週刊ポストは、とあるパパ活斡旋グループの実際のLINE画面を入手した。参加人数は、登録数上限となる500人。満員御礼状態の登録者は、全員女性だ。この中には“パパ活女子”と、男性との仲介役を担う“斡旋女子”の双方が含まれる。

 投稿は主に“斡旋女子”によるもの。性行為なしの食事、お茶を意味する「p(パパ)案件」や、肉体関係を持つ「オトナ」といった隠語が飛び交い、金額、日時や場所を提示。条件が合うパパ活女子に対して、「個別にLINEをください」と呼びかけている。自らもパパ活をしながら、グループLINEで募集した女性をパパに紹介もしているSさん(28)はこう打ち明ける。

「こういうグループは無数にありますね。私自身、パパと交流するうちに“こんな女の子を紹介してほしい”と頼まれるようになった。自分の知人でその条件に当てはまる女性がいる場合は直接紹介しますが、該当者がいない場合に、不特定多数の女の子に募集をかけられるLINEのグループはうってつけ。パパ活女子は、どんどん知人の女の子をグループに招待してくれるので、すぐに500人規模に到達します」

 LINEで発信した条件に合う女性が見つかると、いよいよパパに仲介する。

「LINEアカウントをお互いに教えることが多いですが、稀にお見合いに立ち会うこともあります。そんな時はお手当をいただいて、パパにも女性にも感謝されることが多いので、やりがいを感じています」

関連キーワード

関連記事

トピックス

優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
《自維連立のキーマンに重大疑惑》維新国対委員長の遠藤敬・首相補佐官に秘書給与800万円還流疑惑 元秘書の証言「振り込まれた給料の中から寄付する形だった」「いま考えるとどこかおかしい」
週刊ポスト
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
素材はピカイチとされたが…
【オコエ瑠偉が巨人を電撃退団】「阿部監督一強体制」で反発は許されなかったか メジャー移籍は厳しい現実、“ランクを下げながら海外移籍を模索”のシナリオも
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
《高市首相の”台湾有事発言”で続く緊張》中国なしでも日本はやっていける? 元家電メーカー技術者「中国製なしなんて無理」「そもそも日本人が日本製を追いつめた」
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《バリ島でへそ出しトップスで若者と密着》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)が現地警察に拘束されていた【海外メディアが一斉に報じる】
NEWSポストセブン
大谷が語った「遠征に行きたくない」の真意とは
《真美子さんとのリラックス空間》大谷翔平が「遠征に行きたくない」と語る“自宅の心地よさ”…外食はほとんどせず、自宅で節目に味わっていた「和の味覚」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《約200枚の写真が一斉に》米・エプスタイン事件、未成年少女ら人身売買の“現場資料”を下院監視委員会が公開 「顧客リスト」開示に向けて前進か
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 維新の首相補佐官に「秘書給与ピンハネ」疑惑ほか
「週刊ポスト」本日発売! 維新の首相補佐官に「秘書給与ピンハネ」疑惑ほか
NEWSポストセブン