5つ以上は要注意!「定年スマホ脳」チェックリスト
また、スマホ依存は眼の不調にも直結する。二本松眼科病院副院長の平松類医師が言う。
「スマホを長時間使用し続けると、眼の毛様体筋が疲労しピントが合いにくくなる。それが『スマホ老眼』と言われる症状です。50~60代ですでに老眼の症状がある人が『スマホ老眼』を起こすと、70~80代の老眼患者と同じレベルまで一気にピント調節能力が低下する可能性もある。
さらに、スマホを見続けると、眼はスマホから出ているブルーライト(紫外線に近い可視光線)を浴び続けることになります。長時間浴び続けると、水晶体と網膜の中心部にある黄斑部に影響し、白内障や黄斑変性を引き起こす可能性も考えられる」
※週刊ポスト2021年4月30日号