芸能

長澤まさみ『ドラゴン桜』異例の直前クランクインになった理由

『ドラゴン桜』での演技が楽しみな長澤まさみ

『ドラゴン桜』での演技が楽しみな長澤まさみ

 今クールのドラマの中で、最も注目を浴びている作品と言っていいだろう。日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)が4月25日からスタートする。原作は同タイトルの人気コミックで、合理的な思考の持ち主である弁護士の下、落ちこぼれの生徒たちが東大合格を目指す物語。2005年にもドラマ版が放送され、最高視聴率20.3%を記録するほど大ヒットした。16年ぶりの続編でも主人公の弁護士・桜木健二を阿部寛(56才)が演じる。

 生徒役にはKing&Princeの高橋海人(22才)や元欅坂46の平手友梨奈(19才)、加藤清史郎(19才)など、フレッシュな顏ぶれが揃っている。4月14日に行われた記者会見には、スーツに身を包んだ長澤まさみ(33才)も登場。長澤は前作で“東大クラス”の生徒・水野直美役を演じており、今作も同役として出演する。

 彼女が演じる水野は一浪の末、東大に合格。恩師と同じ弁護士の道へ進んだ彼女は、桜木の経営する法律事務所に所属した。今作では、東大合格に向けて受験指導を行うという。会見では水野の心境を「これからやろうとしていることは、桜木先生への恩返しだと思います」と笑顔で語っていた。だが、それはドラマの中だけの話ではなさそうだ。

「実は、長澤さんがクランクインしたのは、記者会見が行われた4月14日、つまり放送日の11日前なんです。主要キャストが、これほどギリギリのクランクインになるのは異例。他のキャストは既に数話を撮り終えていて、1話、2話などは、長澤さんのシーンだけを残していた。

 長澤さんは今、多忙を極めていて、本来ならばこのタイミングでの連ドラ出演は難しかった。そこを『ドラゴン桜のためなら』と、なんとか調整したようなんです」(ドラマ関係者)

 多忙に加えて、コロナ禍というのも影響していた。

「もともとこの続編は、昨年の夏に放送される予定だったのですが、新型コロナの影響で約1年延期になってしまった。すでに決まっていた今年の仕事をずらすわけにもいかず、タイトなスケジュールの中での撮影になってしまったようです。

 長澤さんは年明けから映画『マスカレード・ホテル』の続編、その後も映画『コンフィデンスマンJP』続編の撮影と、大忙し。地方ロケも多く、プライベートもなくてストレスが溜まっていたと思います。ところが、現場では疲れを一切見せませんでした。さすがプロだなと思わされる以上に、この作品への強い思いが伝わってきました」(別のドラマ関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン