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日体大准教授のボディビルダー・岡田隆さんが説く「筋トレの極意は“細かさ”」の真意

『世界一細かすぎる筋トレ図鑑』より

『世界一細かすぎる筋トレ図鑑』より

 フィットネスブームと自粛生活によって注目を集める筋トレ。インターネット上にはあらゆるメソッドが乱立し、近年は“筋トレYouTuber”が発信するトレーニング動画が人気カテゴリの一つになるなど、情報そのものが不足することはなくなった。コロナ禍を機にはじめた人も多いだろう。

“筋トレあるある”としてよく聞くのが、ビギナーズラックだ。最初は、誰もが効果を実感する。初心者の場合は急速に筋肉が大きくなり、達成感も得られる。ジムに通ってみたり、プロテインを購入してみたりと、刺激的で楽しい日常が続くだろう。

 しかし3か月〜半年を過ぎた頃から、思ったような効果が現れなくなる。これはビギナーズラックが終わり、停滞期に入ることが原因で、多くの人が避けられない壁らしい。加えて、ベンチプレスやスクワットといったメニューを日々繰り返すことに飽きを感じ始め、どこか義務感に追われるようになり、精神的に楽しめなくなるケースも。その結果、辞めてしまい、もとの体に──という人が後を絶たない。

 この停滞期を乗り越えた、いわゆる“中級者”も、成長の鈍化に悩まされる。また、「体が大きくなり過ぎて、せっかく買ったスーツが着られなくなった」「栄養バランスばかり気にし過ぎて食事が楽しめない」「筋肉量全体は増えたが、理想のシルエットではない」など、別の問題に直面する人もいるようだ。

 これらに対し解決策を示してくれるのが、日本体育大学准教授のボディビルダーであり、バズーカ岡田としてメディアにも登場、かつ登録者数18万超えの人気YouTuberである岡田隆(おかだたかし)氏だ。

「大胸筋が歩いてる!」のフレーズでも有名な岡田隆氏

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