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オリックス新4番「ラオウ」ら3選手 遠征中に「秘密のホテル合コン」

オリックス・バファローズの杉本裕太郎選手らが“秘密の合コン”(時事通信フォト)

オリックス・バファローズの杉本裕太郎選手らが“秘密の合コン”(時事通信フォト)

「カンパーイ!」──緊急事態宣言まっただなかの5月10日夜8時。都内ホテルの一室に、男女6人の嬌声が響いた。“秘密の合コン”が開かれたのは東京の夜景を眼下に見下ろす豪華な部屋。男性陣はオリックス・バファローズの杉本裕太郎(30)、小田裕也(31)、大城滉二(27)の3選手だ。

 鍛え抜かれた体から「ラオウ」というニックネームを持つ杉本は、今年から4番に座りホームランを量産。5月19日現在、すでに2ケタの大台に乗せている。小田はチーム随一の俊足で、主に代走として活躍。大城は好守のユーティリティープレイヤーだ。

 彼らはこの夜、20代の女性3人とシャンパンや白ワインを片手に夜中まで飲み会を楽しんだ。参加した女性の知人が言う。

「女性のひとりが数年前から小田選手と面識があり、その縁で“女の子を集めて”と頼まれたそうです。選手たちは翌日から東京ドームで日本ハムとの2連戦を控えていたが、感染拡大防止のために外食が禁じられていた。そのため宿舎のホテル内で部屋を取るよう小田選手が女性に頼み、そこで宴会をやることになったそうです。女性たちは6時半にチェックインし、選手たちを待っていた」

 3選手は同じホテルに宿泊している監督やスタッフにバレないか、終始気を遣っていたという。

「6人は山手線ゲームなどを楽しみながら、深夜まで盛り上がった。3選手とも妻帯者ですが、女性の一人は杉本選手と二人きりになった時に“俺の部屋に来ない?”と冗談交じりに誘われたそうです。しかし結局は、夜中の3時過ぎにホテル代1万9000円とタクシー代1人1万円を貰って帰ったと聞いています」(同前)

 その飲み会がストレス発散となったのか、翌11日の試合で杉本は初回に特大ホームランを放ち、チームの勝利に貢献した。

 しかし「NPB新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」には、予防措置として「飲食を伴う懇親会を中止及び外食を自粛する」と定められている。この“合コン”はそれに抵触するのでは?

 球団に問うと、「選手本人に確認を行い、コロナ禍における不適切な行動について厳重に注意いたしました。感染症対策についてこれまで以上に周知徹底を図っていく所存です」と回答。

 7年ぶりのBクラス脱出を目指しているオリックス。気の緩みがチームの士気に響かなければいいのだが。

※週刊ポスト2021年6月4日号

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