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羽生結弦 寛大な対応で宇野昌磨とのプライベートな映像公開許可

悪戦苦闘した3月の世界フィギュアでの映像に羽生の寛大対応

悪戦苦闘した3月の世界フィギュアでの映像に羽生の寛大対応(写真/GettyImages)

 5月19日、フジテレビのニュースサイト『FNNプライムオンライン』が、3月にスウェーデンのストックホルムで行われた世界フィギュアスケート選手権の未公開映像が見つかったことを公表した。

羽生「悔しいね。ヤバいよ」
宇野「いや~」
羽生「頑張ろ。頑張ったんだけどな。今シーズン初めてこんなにフリー酷かった。練習でこんなミスったことない。あれー、みたいな」
宇野「ぼくは公式練習からずっとボロボロだったから。悔しがる権利もないかもしれない」

 日本代表のユニフォームに身を包み、控室の椅子に腰掛けて会話する羽生結弦選手(26才)と宇野昌磨選手(23才)の姿。マスクをしているため表情まではわからないが、2人が“本音”を口にしていることは、はっきりとわかる。

『FNNプライムオンライン』の記事では、コロナ対策として「バブル方式」と呼ばれる完全隔離状態となったため、日本から派遣したカメラマンは遠い観客席からしか撮影できず、フジテレビのスタッフとして無人カメラとたった1人の現地カメラマンに協力を仰いだという舞台裏が明かされた。

 冒頭の会話は、この大会で優勝したネイサン・チェン選手(22才)のオンラインインタビューが始まったとき、前出の現地のカメラマンが控室の床に置いたカメラに映っていたものだという。

 世界選手権の羽生選手といえば、フリーの演技後に持病の喘息の発作に見舞われるなど、まさに満身創痍。3位になった直後に語っていた彼の本音に、関係者は衝撃を受けたという。

「この大会、羽生選手は来年の北京五輪の日本人3人の出場枠を確保するために出場したと話していました。さらに近年の彼は、勝ち負けにこだわるような発言を一切していなかった。そんな彼から“悔しい”“ヤバい”という言葉が出ていたことに、ビックリしましたね」(スケート関係者)

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