豊田氏は「メドレー」の株を大量に保有。その額は約150億円にも上る。また、不倫報道で代表は辞任したが、それまでの役員報酬は2000万円ほどだったとされる。
離婚となれば、不貞行為の「慰謝料」も高額なのか。
「過去の裁判所の判例では不貞行為の慰謝料は100万~200万円程度が相場です。収入や資産が多くても、それ以上にはならないことが一般的です」(篠原総合法律事務所代表弁護士の篠原一廣さん)
ただし、豊田氏と小川アナの場合、発生するのは慰謝料だけではない。
「『養育費』は豊田氏の収入や資産を考慮し、月に15万~20万円ほどになると思われます。ただ、それ以上にはなりません。巨額になる可能性があるのは『財産分与』でしょう」(加藤・浅川法律事務所弁護士の加藤博太郎さん)
「メドレー」は小川アナとの結婚後に上場。その後、豊田氏が所有する株の時価は約100億円上昇した。
「“婚姻後に築いた財産は夫婦の協力によるもの”と小川さんが主張すれば、約100億円の半分の約50億円を請求し、家庭裁判所で争うことも可能です」(前出・加藤さん)
夫婦を知る関係者によれば、「さすがに50億円まではいかず、10億円ほどで決着するようだ」と言う。
夫に裏切られた傷は、10億円で癒えるのか、それとも一生残るのか。
※女性セブン2021年6月17日号