芸能

鶴瓶、中森明菜、堺正章…『古畑任三郎』第1シリーズの超豪華な犯人たち

田村正和さんの訃報に対し、沈黙を守ってきた女優が…(時事通信フォト)

第1シーズンの放送から27年経っても色あせない『古畑任三郎』(写真/時事通信社)

 スペシャル版も含めて約12年にわたり視聴者を夢中にさせた、倒叙型刑事ドラマ『古畑任三郎』(フジテレビ系)。おっちょこちょいだけど憎めない“古畑に愛された刑事”として作品に欠かせない今泉役を演じた西村まさ彦が、作品について語ってくれた。

「古畑任三郎という刑事は、一切の生活感を見せない、思慮深く、魅力的な刑事でした。長年にわたり皆さんが愛してくださったのは、この作品に携わる人全員が、これまでになかったテレビドラマを視聴者に届けようと、思いをひとつにした、その熱意が届いたのではと思います。

 また演じられるかと問われたら、年老いた今泉は当時と同じように物語に登場することはもうないでしょう」(西村)

 そしてこのドラマの見どころの1つが、毎話登場する豪華ゲスト陣。

「すべてのゲストが与えられた役を、主役に負けず劣らず見事に演じてらっしゃいました」(西村)。

 6月に放送された再放送も好評だった古畑任三郎。まだ「古畑任三郎」という役柄が“未完”でもある第1シリーズを振り返る。

・第1話「死者からの伝言」中森明菜(55才)

(写真/共同通信社)

vs中森明菜(写真/共同通信社)

 恋人である編集長を別荘の地下金庫室に閉じ込め、窒息死させた人気コミック作家。事故死を装う彼女を演じたのは、三谷幸喜も大ファンだった中森明菜。当時明菜の迫真の演技が話題になった。

・第2話「動く死体」堺正章(74才)

vs堺正章

vs堺正章

 歌舞伎役者(堺)が誤って劇場の警備員を殺害。実は、脚本の1作目として書かれた本作。まだキャラクター設定が完成されていない古畑や今泉もみどころ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン