芸能

江口のりこと“激似”の安藤サクラを繋いだ「柄本明親子」の存在

「似ている」と話題の2人

「似ている」と話題の2人

 ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の国土交通大臣役で大ブレイク。今期ドラマ『ソロ活女子のすすめ』(テレビ東京系)では民放ドラマ初主演を務め、『ドラゴン桜』(TBS系)では主人公・阿部寛(56)の天敵として登場。現在、“最も旬な女優”と言われているのが江口のりこ(41)だ。

 その独特の雰囲気で、ドラマのみならず、映画やCMにもひっぱりだこの彼女だが、ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。映画関係者が話す。

「江口さんは実は、遅咲きの苦労人。中学生の時に女優を志した彼女は、高校に進学せずバイト生活を続け、2000年に『劇団東京乾電池』に入団しました。しかし、演劇だけでは食べていけず、住み込みで新聞配達をしながら徐々にバイプレイヤーとして名を上げていった。そして去年、彼女が40歳のときに出演した『半沢直樹』での怪演で、一躍お茶の間の人気者になったんです」

 不遇の時代を経て、押しも押されもせぬ売れっ子となった江口だが、彼女の話題が出るたびに、同時に名前が挙がるのが女優の安藤サクラ(35)だ。一体なぜなのか。芸能評論家の三杉武氏はこう解説する。

「センター分けの黒髪にトロンとした一重まぶたの日本人形のようなルックス。あまりにも顔がそっくりで“どちらがどちらか見分けがつかない”と話題なんです。顔だけではなく、一癖も二癖もある役柄を独特の解釈で演じるところもよく似ています。

 実は2人は2013年に『こうのとりのゆりかご~「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来~』(TBS系)で共演しています。ドラマでは江口さんが看護師、安藤さんが助産師を演じたのですが、2人とも白衣のため、撮影中は現場スタッフすらどちらがどちらかわからなくなり、色違いのカーディガンを着てもらうことで解決したのだとか」

 共通点はそれだけではない。意外なところで2人をつなぐのが、俳優・柄本明(72)親子だ。

 安藤は2012年、柄本明の長男・佑(34)と結婚している。また、江口の所属事務所には柄本の次男・時生(31)が所属しており、江口が看板女優を務める『劇団東京乾電池』の主宰は柄本明なのだ。

 不思議な因縁で結ばれた2人。柄本親子を含めた“夢の共演”が見てみたい。

関連キーワード

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト