安藤サクラ一覧

【安藤サクラ】に関するニュースを集めたページです。

柄本明と入来
柄本時生が離婚 元妻・入来茉里も感じていた?“すごすぎる俳優一家”のプレッシャー
 2020年2月に結婚した俳優・柄本時生(32才)と女優・入来茉里(32)が、離婚していたことが判明。入来はInstagramで「友達12年、夫婦2年間。そして、友達13年目が再スタートしました」と綴り、結婚生活がおよそ2年で終焉を迎えたことを認めた。「柄本と入来は2008年にドラマで共演。2009年に再共演したのがきっかけで親しくなり、10年以上友人関係が続いていたものの、2019年の秋に柄本が突然プロポーズし、入来がOKしたため、“交際0日婚”として話題になりました。 柄本は結婚当初、バラエティ番組などでデレデレぶりを披露し、夫婦生活は円満だと見られていましたが、ここ最近は入来がSNSで愚痴をこぼすことも。柄本は結婚後、コロナ禍でもまったく仕事が途切れることはなく、すれ違い状態だったようです」(芸能記者) 離婚に際して入来はInstagramに、サングラスをかけた写真を投稿。彼女の背後では、お揃いのサングラスをかけた柄本が木陰からひょっこりと顔を出しており、円満離婚であることがうかがわれるが、長く続いた友人関係から結婚した2人はなぜスピード離婚することになったのか。その一因として指摘されているのが、豪華過ぎる柄本ファミリーへの気兼ねだ。「柄本時生は、俳優の柄本明と角替和枝さん夫妻の次男として生まれ、兄の佑も売れっ子の俳優。佑の妻は安藤サクラで、彼女の両親までたどれば奥田瑛二と安藤和津も親戚です。時生も義姉のサクラとは共演していますし、奥田家とも交友があって、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)では奥田家とのエピソードを語っており、周囲は俳優だらけです。 それ故なのか、俳優にかける思いは並々ならぬものがあり、父の明から演技についてダメ出しのメールが送られてくることもあるとのこと。また、今年1月に入来がInstagramに投稿した内容は“主人の舞台稽古が休みでお茶に来たのに、ずっとセリフをブツブツと呟いている”というもので、“家庭より仕事”という生活だったようです。 もともと入来は『ホリプロスカウトキャラバン』がきっかけで芸能界入りした経歴の持ち主ですが、女優として伸び悩む一方、夫は各方面から引っ張りだこ。『家族が有名人ばかりで肩身が狭い』とこぼしていたと報じられています。時生と佑は大変仲が良く、互いに『大好き』と公言しており、佑とサクラの仲良しぶりも世に知られるところ。そんな家族関係の中で、入来がどこか相手家族との距離感に悩んでいた可能性はあるでしょう」(芸能関係者) 夫婦から再び友達に戻ったことで、そうしたプレッシャーから解き放たれた入来。女優としても巻き返すことができるか――。 
2022.06.07 16:00
NEWSポストセブン
柄本明と入来
柄本時生が離婚、元妻・入来茉里がインスタで明かしていた旦那への「不満」
 “0日婚”で話題となった俳優の柄本時生(32才)と女優の入来茉里(32才)が離婚していたことを文春オンラインが報じ、事務所もそれを認めて大きな話題となった。バラエティ番組やSNSなどで円満な夫婦生活を見せていた2人。2020年2月の入籍からわずか2年間でスピード離婚に至った。「2人は18才だった2008年にドラマで共演して以降、友人として親しく交流していたそうですが、ある日、柄本さんは、自宅に遊びに来て食事を作ってくれていた入来さんを手伝いながら、唐突に『結婚する?』と告白したのだそう。本人は半分冗談だったそうですが、返事はOKで“0日婚”となったそうです。 一方の入来さんも、それまで柄本さんに対して恋愛感情はなく、手をつないだことすらなかったのに、『ああ、いいよって言っちゃった。すごく仲が良かったし人柄が良いのはすごくわかっていたので、信頼できるし、一緒に家庭を築くのはありかも。(相手のことを)これから知っていくのが楽しいんですよ』と、OKした理由をテレビ番組で語っていました」(テレビディレクター) 柄本といえば、言わずと知れた名優の父・柄本明と、亡き女優の角替和枝さん(享年64)の次男で、兄は柄本佑。さらに奥田瑛二と安藤和津の娘、安藤サクラが兄嫁という芸能ファミリー。一方の入来も女優として多数のドラマや映画に出演しており、錚々たる芸能一族に名を連ねることになった。ただ、結婚後は新型コロナウイルスの影響で女優業が減り、代わって新婚生活についてトークを繰り広げるバラエティ番組への出演など、タレント的な活動が増えていた。「バラエティ番組などでは夫への不満をぶちまけたりもしていましたが、それはサービストークだったと思います。SNSでは柄本さんとのほのぼのした幸せそうな写真などもアップしていましたし。 ただ、昨年の後半あたりからちょっとずつ夫婦間のすれ違いが増えていったのかな……寝室の冷房の設定や、柄本さんの帰宅時間が遅いことをぼやいたり、少し寂しそうにも見えました。女優としてもっと頑張りたいという思いがありつつ、子育て願望もあったようなので、いろいろと悩んでいるようでした」(入来の知人) 一方で柄本はコロナ以降も俳優仕事は途切れず、2021年には出演映画3本が公開され、地上波テレビドラマは春から秋まで3クール連続レギュラー出演のほか、WEBドラマや舞台出演が続くなど売れっ子ぶりをみせている。「柄本さんは”仕事第一”の人。オファーは断らず、来た仕事はどんどん受けるというスタンスです。さらに大のゲーム好きでも知られ、自身のインスタグラムでプレイ動画をひんぱんに公開するほど。入来さんは昨春頃からゴルフにハマりはじめ、趣味も生活のリズムも合わなくなっていました」(前出・テレビディレクター) 夫婦のすれ違いの日々は続いていたようだ。入来は今年1月20日にはインスタグラムに久しぶりに夫のことに触れたが、その内容は〈日々、舞台稽古で大量の台詞に向き合っている主人の稽古休み。お茶に来てみたけれど。ずーっとずーっと1人で台詞をぶつぶつ。まぁいいか。私は本でも読もう。私が今日 主人から貰った物を身につけている事は気づいているだろうか。少し前に、前髪を切ったことには気づいているだろうか。アイシャドウもリップも新しいんですよー。まぁ、気づいてないんだろうなぁ。笑〉と、自分に無関心な様子を寂しそうにつづり、ハッシュタグで「#小言」と記していた。 コロナ禍で延期となったままだった結婚式。入来は結婚から1年経った昨年3月のインスタグラムでは、咲き始めた桜の写真をアップして「急いでいたけど、私が立ち止まって写真を撮る間、何も言わずに待っていてくれる優しい主人、でした」とノロケていたが、結局、式をあげないままで結婚生活にピリオドが打たれたようだ──。
2022.05.02 06:00
NEWSポストセブン
江口のりこ 主演ドラマの女社長役は、人気女優が相次ぎ拒否した難役
江口のりこ 主演ドラマの女社長役は、人気女優が相次ぎ拒否した難役
 いま、最もオファーが途切れない女優といえば、江口のりこ(41才)だろう。彼女が胸元を大胆に見せた姿で登場したのは、10月から放送されるドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)のポスター。これまで脇役として強いインパクトを残してきた彼女だが、今回のドラマで演じるのは主人公の女社長。お金はあるけれど愛に飢えたベンチャー企業の女性社長が、赤楚衛二(27才)演じる貧乏学生に出会って──というストーリーだ。 江口は19才で兵庫県から上京し、柄本明(72才)が主宰する『劇団東京乾電池』の研究生に合格。舞台や映画で活躍してきたが、2020年に放送されたドラマ『半沢直樹』(TBS系)での国土交通大臣役が話題となり、以降、『俺の家の話』『ドラゴン桜』(ともにTBS系)など、話題作に立て続けに出演している。「媚びない」「ぶっきらぼう」といった役柄を演じることが多いが、素顔は真逆だという。「ラジオが大好きで、関西人らしくノリがいい。バラエティー番組のオファーも嫌がらずに受けてくれ、元恋人とのエピソードをあけすけに語ったこともありました」(芸能関係者) そんな彼女の株をさらに上げたのが、冒頭のドラマへの出演だという。「江口さんがいなければ、どうなることだったか……。彼女はわれわれにとって女神です」  そう語るのは、とあるフジテレビ関係者だ。「実は、江口さんが演じる役は当初、木村文乃さんや上野樹里さんらに打診していた。しかし、よい返事をもらえず、狙いは安藤サクラさんに。事務所と長く交渉が続き、ほとんど内定したとみる関係者も多かったのですが、結局、出演には至らなかったんです」 刻々と迫るクランクインの時期。スタッフが頭を抱える中、白羽の矢が立ったのが江口だった。「演技派で知られる安藤さんが断ったことで、もう誰も受けてくれないのでは、と企画の頓挫をささやく声もあったんです。しかし、江口さんはオファーを出すとすぐに快諾してくれた。“どんな役でもこい”という女優根性を見せつけられて、現場の士気も一気に高まりました」(前出・フジテレビ関係者) 今回の主演内定を誰よりも喜んだのが、占い師として活動している江口の母だった。「事務所に怒られるから、なーんも話せないわよ」と断りながらも、「今回のドラマは古田新太さんも出るし、楽しみにしています」と、笑みを漏らした。 いまや大ブレークを果たした江口。今後の役者人生は、母に占ってもらうまでもなく、視界良好だろう。※女性セブン2021年9月30日・10月7日号
2021.09.21 07:00
女性セブン
「似ている」と話題の2人
江口のりこと“激似”の安藤サクラを繋いだ「柄本明親子」の存在
 ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の国土交通大臣役で大ブレイク。今期ドラマ『ソロ活女子のすすめ』(テレビ東京系)では民放ドラマ初主演を務め、『ドラゴン桜』(TBS系)では主人公・阿部寛(56)の天敵として登場。現在、“最も旬な女優”と言われているのが江口のりこ(41)だ。 その独特の雰囲気で、ドラマのみならず、映画やCMにもひっぱりだこの彼女だが、ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。映画関係者が話す。「江口さんは実は、遅咲きの苦労人。中学生の時に女優を志した彼女は、高校に進学せずバイト生活を続け、2000年に『劇団東京乾電池』に入団しました。しかし、演劇だけでは食べていけず、住み込みで新聞配達をしながら徐々にバイプレイヤーとして名を上げていった。そして去年、彼女が40歳のときに出演した『半沢直樹』での怪演で、一躍お茶の間の人気者になったんです」 不遇の時代を経て、押しも押されもせぬ売れっ子となった江口だが、彼女の話題が出るたびに、同時に名前が挙がるのが女優の安藤サクラ(35)だ。一体なぜなのか。芸能評論家の三杉武氏はこう解説する。「センター分けの黒髪にトロンとした一重まぶたの日本人形のようなルックス。あまりにも顔がそっくりで“どちらがどちらか見分けがつかない”と話題なんです。顔だけではなく、一癖も二癖もある役柄を独特の解釈で演じるところもよく似ています。 実は2人は2013年に『こうのとりのゆりかご~「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来~』(TBS系)で共演しています。ドラマでは江口さんが看護師、安藤さんが助産師を演じたのですが、2人とも白衣のため、撮影中は現場スタッフすらどちらがどちらかわからなくなり、色違いのカーディガンを着てもらうことで解決したのだとか」 共通点はそれだけではない。意外なところで2人をつなぐのが、俳優・柄本明(72)親子だ。 安藤は2012年、柄本明の長男・佑(34)と結婚している。また、江口の所属事務所には柄本の次男・時生(31)が所属しており、江口が看板女優を務める『劇団東京乾電池』の主宰は柄本明なのだ。 不思議な因縁で結ばれた2人。柄本親子を含めた“夢の共演”が見てみたい。
2021.06.13 16:00
NEWSポストセブン
「心に染み入る辞世の言葉」を、映画評論家の秋本鉄次氏が紹介 (C)伊丹プロダクション
心に染み入る映画の中の「辞世の言葉」『万引き家族』『大病人』ほか
 最後の別れを前にして、愛する人に伝えたい気持ちがある。名優たちのセリフには、演技を超えた万感の思いが込められている。銀幕で描かれた「心に染み入る辞世の言葉」を、映画評論家の秋本鉄次氏が紹介する。「死亡通知をくどくど書くな」『わが母の記』(2012年、松竹)より監督:原田眞人 出演:役所広司、樹木希林、宮崎あおい【あらすじ】小説家の伊上洪作(役所広司)は、父が死去したことから母・八重(樹木希林)を引き取る。幼少から離れて暮らしていたために疎遠だったが、生活を共にしていくなかで、母の愛に気づかされていく。「劇中で父の描写は少ないですが、これは父の最期の言葉でした。晩節を汚さないという意思に満ちた言葉として、洪作はきっと記憶の片隅にある威厳のある父の姿を思い起こしたはずです」(秋本氏)「アンタはいい奴だ」『大病人』(1993年、東宝)より監督・脚本:伊丹十三 出演:三國連太郎、津川雅彦、木内みどり【あらすじ】余命1年と宣告された俳優兼映画監督の向井(三國連太郎)は、動揺を抑えきれず自暴自棄になっていく。しかし、敵視していた医師の緒方(津川雅彦)と次第に打ち解け合い、やがて向井は自らの死に向き合っていく。「死を前にすると、醜いまでに生への渇望をあからさまにする人はいます。しかし、この作品では医師が患者と併走する仲間として描かれ、最期には患者が感謝の言葉を口にします。自分もこうありたいと思わせてくれます」(秋本氏)「よく見るとキレイだね。カオ」『万引き家族』(2018年、ギャガ)より監督・脚本:是枝裕和 出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林【あらすじ】祖母(樹木希林)の年金を頼りに暮らす一家。足りないものは万引きでまかなうほどの窮乏ぶりだが、なぜか一家に笑いは絶えない。しかし、ある事件をきっかけに、仲の良い家族の秘密が明るみに出ていく。「信代(安藤サクラ)の顔をまじまじと見て出てきた樹木希林さんのセリフです。余計な期待のない分、家族より血のつながらない相手の方がいい、というような希林さん流の考え方が、役ににじみ出ている気がします」(秋本氏)取材・文/小野雅彦※週刊ポスト2021年6月11日号
2021.06.05 16:00
週刊ポスト
エール、まんぷく…朝ドラに「三姉妹」登場の効果と狙いは?
エール、まんぷく…朝ドラに「三姉妹」登場の効果と狙いは?
 東京五輪の『オリンピック・マーチ』など、多くの名曲を作曲した古関裕而氏をモデルにしたNHK連続テレビ小説『エール』。窪田正孝は主人公を演じ、ヒロインが二階堂ふみだ。二階堂の役、姉と妹がいる三姉妹なのだが、実は朝ドラで三姉妹が登場する作品は数多い。三姉妹が登場する朝ドラについてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * そんなわけで、朝ドラ『エール』では、いよいよ主人公の古山裕一(窪田正孝)が成長した音(二階堂ふみ)と出会う展開になっている。豊橋で馬具の製造販売をする関内家の次女である音の夢はプロの歌手になること。 性格はとにかくくっきりはっきり。きれいな着物姿でお見合いに臨んだものの、髪飾りをぶるんぶるんと揺らしながら、「私は男のうしろを歩くつもりはないから。それが私の信条、いいか!!」と相手の胸倉をつかんで言い放つ。おお、言ってくれる。歴代朝ドラヒロインの中でもかなり上位の暴れん坊である。 ここで気になるのは、音が三姉妹であること。実は朝ドラのヒロインは、結構、三姉妹率が高いのである。 前作、『スカーレット』も、主人公喜美子(戸田恵梨香)が長女、次女直子(桜庭ななみ)、三女百合子(福田麻由子)の三姉妹だった。『まんぷく』は、長女(内田有紀)、次女(松下奈緒)、三女(安藤サクラ)、『とと姉ちゃん』もとと姉ちゃんこと高畑充希と相楽樹、杉咲花が三姉妹。『花子とアン』も花子(吉高由里子)ともも(土屋太鳳)、かよ(黒木華)が三姉妹ということで話題になった。 他にもコシノ三姉妹の母をモデルとした『カーネーション』では主人公(尾野真千子)が生み育てた娘三人が世界的に活躍するデザイナーになるし、『純情きらり』は、長女が寺島しのぶ、次女が井川遥、三女が主人公宮崎あおいであった。 三姉妹が登場するドラマの面白さと強みは、キャラクターにバリエーションでできること。三人それぞれに性格は違うし、人生もいろいろ。三人いれば、そのうち一人くらいは「こういう人、いるいる」と共感もされやすいし、パートナーとの出会い、別れ、こどもたちもことも含めて、話がにぎやかになる。肉親だけに姉妹が起こすトラブルもヒロインは無視できない。『スカーレット』のようにオリジナルストーリーならば、なおさら自由自在だ。思えば、このドラマでは、地道な働き者のヒロインとまじめな三女の間にはさまれた次女直子が暴れん坊で少女時代は父親(北村一輝)と激突、おとなになるとヒョウ柄を愛用するおばちゃんキャラになってブイブイ言わせていた。デビュー当初の楚々としたイメージを蹴破った桜庭ななみの言動が、ドラマに躍動感をもたらしたといえる。 私は脚本家を取材する中で「話数の多い朝ドラは、キャラの立つ登場人物を多くしないとネタ切れになる」という話を聞いたことがある。確かに土曜の放送がなくなったとはいえ、ざっと120話ある朝ドラでヒロインに毎回人生の大事件が起こるというわけにもいかない。 そんなとき、仲良し姉妹は強い味方だ。『エール』の関内家三姉妹は、音の姉の吟(松井玲奈)はすてきな男性と幸せになりたいと願い、妹の梅(森七菜)は文学好きで小説家になることを夢見ている。主人公の裕一がぼんやりと気弱な人物だけに、これからは音がドラマをぐいぐい進めていきそうだ。そこに姉妹がどうからむか。新たな朝ドラ三姉妹伝説を作ってほしい。
2020.04.21 16:00
NEWSポストセブン
ドラマ『知らなくていいこと』(日本テレビ系)では妻子持ちのカメラマン役の柄本。「実生活では食器洗いや洗濯物を畳んだり、家事は嫌いじゃないですよ」と家事に参加する一面も
柄本佑に密着、イケメン役は「技術を結集した総合芸術」
 放送中のドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)に主人公ケイト(吉高由里子)の元カレ・尾高由一郎役で出演する柄本佑(33才)。この日、取材のためにドラマの撮影が行われているスタジオへ向かうと、最寄り駅で柄本らしき男性とすれ違った。だが、その彼はスタジオとは逆方面の出口へすたすた歩いて行く。人違いだったのか…インタビューで本人に直撃してみると──。「あはは、それ僕です! 降り口がわからなくなっちゃって、正しい出口から出ていたのに間違えたと思って引き返し、反対側から出たら“あっ、やっぱり逆だった”と、もう1回引き返しました(笑い)。だから入場料が2回分かかっちゃった」 聞けば、普段から電車はよく利用するのだとか。ドラマで見せる男前な仕草や色気に“こんなにイケメンだったなんて”とSNSが沸騰し、注目度も急上昇している柄本。ふらりと電車に乗っていたら気づく人も多いのではないだろうか。「気づかれることはあまりないかなぁ。あ、でもね。妻(安藤 サクラ)と歩いていると、周囲が僕だと気づいていることを妻はわかるらしいんです。僕も同じで、妻に気づいていることはわかる。ほかの人のことはめざといんだけど、自分のことはわからなかったりするんですよね」と、街中の視線は自覚していないと話すが、ドラマに対するSNSの反響はスタッフを通じて届いているという。「いろいろ言ってくださっているのはすごくうれしいです。僕にとってこういう役は初めてで、台本を読んだときイケメンだなぁって。でもベースは(顔を指さして)コレしかない。僕も映画やドラマのかっこいい人たちをいっぱい研究して頑張るけど、撮影、録音、演出、監督、メイク、衣装の技を結集した総合芸術として“尾高というイケメンを作りましょう”と撮影をスタートする前にみなさんへ伝えました。だから反響には“やったぜ、みんな! 成功したぜ”って爽快な気分でした」 劇中には“そこでそうくる!?”と意表を突くキスやハグが飛び出し、女心をくすぐられた女性も多い。「内心照れくささもありますが、最後まで誠実に役柄と向き合っていきたいです。吉高さんは見た目はもちろん、中身がとってもきれいなかた。等身大の振る舞いや、まじめでさわやかな人柄がケイトのまっすぐさにも通じる気がします」 かたや公開中の映画『Red』でも、現場で感じた夏帆の魅力が柄本の役柄に息を吹き込んだと振り返る。「僕が演じた小鷹は、非常に世渡り上手で何事もそつなくこなし、常に70点をたたき出してくるような男。そんな小鷹が塔子(夏帆)と出会うことで、いつのまにか“70点”のボーダーを超えるように想いが膨らんでいくんです。それはきっと、芯がありながらどこか守ってあげたくなる、そんな隙もある夏帆さん自身の魅力がそうさせたんじゃないかな、と。現場でも小鷹は最終的に塔子を本気で好きになっちゃっていますよね、と監督に確認して、そうだと思いますって」 直木賞作家・島本理生の長編小説を実写化した恋愛映画『Red』。好条件な夫(間宮祥太朗)とかわいい娘に恵まれ、傍目には“何も問題のない”生活をしていた塔子だが、かつて愛した鞍田(妻夫木聡)と再会することで眠っていた女性の本性に火が点り、やがて誰も想像しなかった結末へと突き進んでいく――夫、元恋人、自分に好意を寄せる同僚・小鷹(柄本)の3人の男に見せる表情の違いに、ひと色ではない女の性や塔子の心の襞が透けて見える。「本編にはないのですが『小鷹さん、今日お昼ごはん一緒に食べません?』と、塔子に誘われるシーンが実はあったんです。僕としては“さっきまでそこに居た鞍田さんがいなくなったら急に小鷹を誘うのはどうなの”と驚いて。そういう恋愛経験を僕はしてきていないから、女心が全然想像つかなかった。幻のシーンにはなりましたが、監督の三島さんも脚本の池田さんも女性なので、女性には切り替えできる一面があるのかと発見でしたね」 高校生から本格的に俳優活動を始めた柄本。役者として生きていくのを明確に感じたのは、結婚をしてからだと話す。「結婚してから漠然と“この仕事を一生続けていくんだろうな”と思ったんです」 2012年に女優・安藤サクラと結婚し、2017年には第1子にも恵まれた。2018年には『キネマ旬報ベスト・テン』で、主演男優賞・主演女優賞を史上初となる夫婦揃っての受賞となり、公私ともに充実している。一家揃って活躍する役者だが、柄本自身が役者として指針とする言葉は、現役落語家として唯一の人間国宝・柳家小三治の言葉だという。「『芸なんてできる限りのことしかできないんだから、あとは人です』という小三治師匠の言葉が印象的で、心に刻んでいます。きっと表面に出てきていることはあんまり重要ではなくて、人はその人の本質を見ている。何が“ちゃんと”で“地に足が着いている”のか、答えはまだわからないけれど、人として自分を鍛えることが一番大事なんだと肝に銘じています」 作品に出演する際の意欲も、役柄ではなく現場を共にするその人への興味からわくという。「この監督の作品に出たい、この役者さんと共演したい、という動機なんです。藤田まことさんとも共演してみたかった。最近は家で『剣客商売』や『必殺仕事人』の、まことさんばかり見ているんです。いやぁ、いいっすねぇ。かっこよくて洒脱だし、ライトで、声がまたすごくいいんですよ。ウチのおやじ(柄本明)も、というか乾電池(柄本明らが結成した『劇団東京乾電池』)の共通言語として『声を探す』という作業があるんです。その時その時の役に合うぴったりの声をみつける。そう考えると役者さんは声、なんでしょうね」 父も母も役者で、幼い頃から芝居が中心だった家族の中で過ごしてきた柄本ならではの役者論だ。『知らなくていいコト』ではやわらかく温かみのある柄本の声に癒される人が続出しているが、自身については「振り返ってわかることはあっても、役を生きている最中にはまだ全然わからない」という。いかに人を磨き、声を探すか。自分の方法を試行錯誤していると語るも、もがいているその表情は生き生きと明るい。やはり柄本は根っからの役者なのだ。※女性セブン2020年3月12日号
2020.03.01 07:00
女性セブン
『いだてん』、最低視聴率に終わっても「名作」と言えるワケ
『いだてん』、最低視聴率に終わっても「名作」と言えるワケ
 NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』の全47回の平均視聴率が関東地区で8.2%、関西地区で7.1%(ビデオリサーチ調べ)となり、大河史上最低となった。視聴率は低迷したものの、評価が低かったわけではなかった。『いだてん』を「名作」と言い切る時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんが振り返る。 * * *『いだてん~東京オリムピック噺』が終わった。宮藤官九郎がタクシードライバー役でひょっこり顔を見せるあたり、いかにもこのドラマらしい最終回だったと思う。 それにしても『いだてん』ほど、「面白い」とコラムを書いたり、コメントを出すたびにさまざまな反応をもらった大河ドラマはなかった。コラムを読んだという方に呼び止められ、「こんなドラマをほめちゃいかん」と20分近く語られたこともある。出演者や視聴率についてもずいぶん騒がれた。 ここでは『いだてん』を名作だと思っている立場から、勝手に反省会をしてみたいと思う。  第一話を見たとき、正直「大変なことになる」と思った。それは従来の大河ドラマファンには容易に受け入れられないだろうと感じたからだ。一話は昭和34年、東京オリンピック開催決定の場面からスタート。それから明治になったり、昭和になったり。まさしく、いだてんのスピード感でドラマが展開する。 主人公の金栗四三(中村勘九郎)や田畑政治(阿部サダヲ)、日本のオリンピック初参加を決めた嘉納治五郎(役所広司)を、よく知らない視聴者も多かったに違いない。過去にも『おんな城主直虎』の直虎(柴咲コウ)や『花燃ゆ』の杉文(井上真央)のように無名の主人公はいたが、それらにはたいてい織田信長、吉田松陰など大河ドラマではおなじみの歴史の大人物が登場する。「今度の信長は誰?どんな風に演じる?」と確認に近い見方もする視聴者も多いのだ。『いだてん』は、今までほとんど知られていなかった出来事もどんどん盛り込む。たった二人の選手から日本五輪の歴史が始まったこと、戦前のロサンゼルス五輪のエキシビジョンで日本選手団がふんどし姿で「日本泳法」を披露したこと。オリンピックのための競技場から学徒が出陣していったこと、戦時中には「禁演落語」があったこと、1964年の東京五輪の聖火が沖縄を走って人々を勇気づけたこと。オリンピックと戦争は大きなテーマだった。東京オリンピック開催を戦争のために「返上」すると決まった際、田畑は叫ぶ。「総理大臣に電話するなら、(オリンピックでなく)戦争をやめると電話してくれ!」 スポーツを女性たちの活躍から描いたことも新しかった。大正期、「女子の体育ば、俺はやる」と決意した四三の教え子の女子学生が、靴下を脱いで走っただけで、親や世間から非難される。彼女たちは教室に立てこもり、「靴下を脱いだくらい何が悪い」とおとなたちに問うのだ。 日本初の女子オリンピック選手人見絹江は、短距離で結果を出せず、「このままでは日本に帰れません」と泣きながら訴えて出場した800メートル走で見事銀メダルを獲得。彼女は国内で記録を出しても「怪物」と呼ばれていたのだという。そして、特訓につぐ特訓を続ける女子バレー、東洋の魔女たち。これ以上、青春を犠牲にしなくていい、嫁に行けという鬼コーチに対して、川西選手、通称ウマ(安藤サクラ)は「これが私の青春」ときっぱり言い切るのだ。 今まで知らなかったことを知る。知っていろいろ考えさせられるのがテレビの醍醐味だ。田畑が浜松で選挙演説をした際にチラリと映った「原子マグロは買いません」の張り紙など小ネタも含め、攻め続け、走り続けた『いだてん』はやっぱり面白いドラマだった。以上、勝手に反省終わり。
2019.12.20 16:00
NEWSポストセブン
佐藤浩市と息子の寛一郎(共同通信社)
2世芸能人の売り出し方、「親の名前出さない」に変化
 2世タレントの“売り出し方”の戦略は、時代とともに大きく変わってきた。かつての2世タレントたちは「七光り」を最大限に利用し、いきなり主要キャストとして華々しくデビューするケースが少なくなかった。 高島忠夫・寿美花代夫妻の息子・政宏は、大学在学中に映画『トットチャンネル』で華々しくデビューし、同作で日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの新人賞を獲得。弟の政伸も、大学在学中にNHKの朝ドラ『純ちゃんの応援歌』でデビューしている。高島ファミリーはバラエティなどにしばしば一家総出で出演しており、「芸能一家」の「親子共演」は当たり前だった。 しかし、その後は「親の七光り」が本人にとってマイナスに働くケースも増えた。高橋英樹の娘の高橋真麻もその例といえる。「2004年にフジテレビの局アナになりましたが、入局当初から『コネ入社だろ』と言って叩かれ、バラエティ番組などでイジられてばかりで、アナウンサーとしては不遇だった。しかし、2013年にフリーに転身してからは、不遇時代に磨いたバラエティ力を存分に発揮し、今や超売れっ子になっている」(フジ関係者) 松田聖子と神田正輝の娘・神田沙也加も同様だ。「13歳でデビューしたが、ステージでの母子出演も多く松田聖子の娘であることを活用してきた感は否めない。それが視聴者の反感を買ってしまった。2011年末のNHK『紅白歌合戦』に出演し、母子でデュエットした時には親の七光りなどとバッシングを浴びました」(音楽関係者) しかし、そんな神田沙也加も、女優業のかたわら声優の専門学校に通うなど地道な努力を経て、2014年公開のディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』日本語版では、見事に王女・アナ役を射止めた。「映画の大ヒットを引っさげて、その年末には再び紅白に出場し、歌唱力が絶賛された。1回目にバッシングを浴びた“リベンジ”を見事に果たしたかたちです」(同前) あるキー局関係者は「10年前あたりから2世タレントに対する、世間の空気が如実に変わってきた」と語る。「ネット全盛時代になり、『何の芸もないのに』といった2世タレントに対するバッシングが、今まで以上に世間に拡散するようになった。加えて、俳優やスポーツ選手の子供たちが続々と芸能界入りしたことで、よほどの大物の子供でない限り埋もれてしまう。親の名前で一度は使ってみるものの実力が伴わず、すぐに消えてしまうことが増えました」(テレビ局関係者) 一方で、親の名前に頼ることなく、実力をつけて成功する2世が登場してきた。「その典型例が杏と安藤サクラ」だと語るのは、ある芸能事務所関係者。「15歳でモデルとしてデビューした杏は、渡辺謙と母親が離婚で揉めていたこともあって、事務所に『父のことは内緒にしてほしい』とお願いしていたそうです。離婚成立後も、ずっと『渡辺』姓を伏せて活動を続けていました。その結果、朝ドラ『ごちそうさん』でヒロイン役を務めるまでになった」 同じく朝ドラ『まんぷく』で朝ドラ史上初の“ママさんヒロイン”となった安藤サクラも、父親が奥田瑛二、母親が安藤和津という芸能界のサラブレッドだ。「父親が監督を務めた映画『風の外側』で、主演女優がクランクイン直前に降板してしまったために代役としてデビュー。しかし、その後はどんな役柄にも果敢に挑戦して、芝居の実力を磨いてきた。親の七光りではなく、自力で這い上がってきた役者のひとりです」(映画関係者) 現在放送中のドラマに出演する2世タレントには新田真剣佑(父・千葉真一)、池内万作(父・伊丹十三、母・宮本信子)、寛一郎(父・佐藤浩市)、趣里(父・水谷豊、母・伊藤蘭)、三浦貴大(父・三浦友和、母・山口百恵)、工藤阿須加(父・工藤公康)らがいるが、そうした若手俳優のなかでも、寛一郎は父・佐藤浩市の名前を伏せたまま2017年にデビューし、同年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で日本映画批評家大賞の新人男優賞、2018年公開の映画『菊とギロチン』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に輝いた実力派だ。 寛一郎という名前だけの芸名についても、インタビューで「親父のイメージがあるから、佐藤はつけたくなかった」と語っている。父の佐藤浩市も「三國連太郎の息子」というレッテルに苦しんだ経験からその姿勢を認めているという。 新田真剣佑も「世界のサニー千葉」の息子だが、芸名はあえて「千葉」姓を外した。「真剣佑も本格的なレッスンを受け、舞台や映画の端役で実績を作ってから抜擢されている。親の七光りだけでは長続きしないし、そのほうが『あんな有名人の子供なのに、努力してきたんだね』と、視聴者の共感も得やすいんですよ」(芸能事務所関係者) 渡辺徹・榊原郁恵夫妻の息子の渡辺裕太のように、「親子共演NG」を貫いているケースもある。◆テレビ局の“大人の計算” いくら親が有名人でも、実力がなければ認められなくなってきた2世タレント。だが、その他大勢の役者やタレントに比べて、彼らに大きなアドバンテージがあることも、紛れもない事実だ。「本人が親の名前を隠していても、局側は事務所から親のことを聞かされているもの。タイミングを見計らって“実は誰々の子供だった”ということを明かせば、親のファンは必ず注目してくれるし、逆にそこまで親の名前に頼ろうとしなかった姿勢をアピールすることで、視聴者からの好感度を上げることもできますからね」(テレビ局関係者) いつの間にか2世タレントが大量に出演しているその背景には、こんな“大人の計算”もあるようだ。 夏クールのドラマでも、『ノーサイドゲーム』(TBS系)に千葉真一の息子・眞榮田郷敦(まえだごうどん・新田真剣佑の弟)が出演。杏が主演を務めた『偽装不倫』(日本テレビ系)では、その杏の恋人役を『島唄』で知られる歌手、宮沢和史の息子・宮沢氷魚(ひお)が演じた。NHKの前の朝ドラ『なつぞら』にも、哀川翔の娘・福地桃子がヒロインの親友役に抜擢されるなど、たしかに2世タレントの勢いは凄まじい。2世タレント事情に詳しいコラムニストの山田美保子氏はこう語る。「日本人は家系図を大切にする文化があるし、その子の親と比較して、ああだこうだ言うのが好き。恵まれた環境にいる2世が親に頼らず努力している姿は、見ていてドラマがある。 もちろん長嶋一茂や石原良純のように思いっきり七光りを隠さない天真爛漫な2世を見ているのも、バラエティ的には楽しいのですが。役者に限れば“ストイックな2世”が求められる時代になってきました」“隠れ2世”ブームはまだまだ続きそうだ。※週刊ポスト2019年11月29日号
2019.11.19 11:00
週刊ポスト
「実はミーハー」だと明かす柄本
柄本佑、安藤サクラと夫婦円満の秘訣「余計な我慢はしない」
 今年だけでもテレビドラマ6本、映画は現在公開中の『アルキメデスの大戦』に続き、『火口のふたり』など6本に出演している柄本佑(32才)。偉大な父・柄本明(70才)と同じ世界に飛び込んで16年、今や誰もが認める実力派俳優となった。彼が語る、仕事と家族とは。 5才のころから知るという荒井晴彦監督との初タッグとなった『火口の人』は、大胆で濃厚なラブシーンが多い作品となった。「荒井さんは料理へのこだわりがある人で、ぼくが演じる賢治も直子(瀧内公美)に作って食べさせるシーンがあるんですが、とにかくガツガツ食べさせるんです(苦笑)。そうやって、食べる時は食べる。セックスする時はする。寝る時は寝る。過激な描写が多いと言われますが、実はこの映画って、人間の営みという非常に普通のことを描いている作品ではないかと思うんです」 今や映画界で欠かせない存在となった、実力派俳優・柄本佑にとって、作品選びの基準は?「もともと映画好きなので、この監督の作品だとかこの映画俳優が出ると言われたら、台本読まずとも即決してます。実はかなりミーハーですね(笑い)。でも、年々そういう気持ちが強くなっています。名監督や名優とご一緒できるチャンスは限られていますから。今でも、蟹江敬三さん(享年69)と共演してみたかったって思うんです」 互いのSNSにも頻繁に登場する仲良し夫婦。実はこの日も、愛妻・安藤サクラが撮影スタジオに顔を見せていた。夫婦円満の秘訣とは?「そんな…普通にしているだけなんだけどなぁ(笑い)。まあ、余計な我慢はなるたけしないってことですかね。無理があれば“ごめんちょっと難しい”とちゃんと言う。あと、ベタですけど“ありがとう”を忘れないこと。おむつ替えてくれたり、洗い物してくれたり、日常の些細なことにも“ありがとね”って言うようにしています。ぼく自身、言われたら悪い気はしないし、余計頑張ろうって思いますもん。もし旦那さんが家事を手伝ったら、まず褒めてあげてください。男はわがままで欲しがりな生き物なので(笑い)」 そんなラブラブな夫婦だと、濡れ場シーンに嫉妬しないのだろうか?「いやいや、全然。だって親は奥田(瑛二)さんとうちの親父(柄本明)ですよ(苦笑)? 仕事だって割り切ってます。実際、濡れ場の撮影は目の前に荒井監督がいて、この時こう動くという指示が細かくて…アクションシーンみたいでしたから(苦笑)」撮影/SASU TEI(W)※女性セブン2019年9月5日号
2019.08.23 07:00
女性セブン
杏や仲間由紀恵も ドラマ現場の「時短」背景に炎上対策も
杏や仲間由紀恵も ドラマ現場の「時短」背景に炎上対策も
 人気俳優と言えば、ロクに寝る時間が取れないのは当たり前。かつては寝不足や過酷な移動はむしろ勲章だったが、ドラマのロケ現場でもついに“働き方改革”が進んでいる。 時短事情を伝えたのは、NEWSポストセブンが1日に配信した「杏と仲間由紀恵はママ友、子育てのため『偽装不倫』時短撮影」という記事だ。この記事は、ドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)で共演する杏と仲間由紀恵が、“共闘”して時短を求めているというもの。3人の子を持つ杏と、2人の子を持つ仲間が揃って撮影を短くするよう希望したところ、制作側はクランクインの前倒しやスタッフ増員で対応し、スタッフにも好評だという。 この記事に対し、ネットのコメント欄には、「今回のように周りにもメリット出せたらみんな嬉しいですね!」「効率アップやみんなで支え合って仕事していくのは素晴らしいね」「ママだから、ではなく、本来はどの職業でも時間内で終わることができたら素敵ですよね」 と、好意的なコメントが寄せられているが、かつてのドラマの撮影現場は本当に過酷だったようだ。現役40代のテレビマンはいう。「ドラマ撮影は深夜、早朝が当たり前。この業界に入った時、台本のスケジュールに書かれた『終了30時(予定)』という文字を見て、驚いたものです。大物演出家の中には、平気で何十回も撮り直しを指示する方もおり、ベテランの裏方が“今日は帰れねえな”などと吐き捨てるのは当たり前の光景でした」(現役テレビマン) 良い作品を作るために、妥協を許さない姿勢を貫くのは当然と言える。しかし、かつてほどドラマが視聴率を取れなくなってきたことが、時短の流れを後押ししているという。テレビ関係者がいう。「かつては1話に5000万円以上かける連ドラもありましたが、今やそんなことができるのはNHKの大河ドラマだけ。ドラマが視聴率を取れなくなった今、民放の連ドラの1話あたりの制作費は2000~4000万円程度です。制作費を抑える方法は色々ですが、短時間で撮ればその分、人件費が削れるので、仲間由紀恵や杏の申し出は、制作側としても望むところでしょう」(テレビ関係者) 出演者も制作側も喜ぶなら、まさにウィン・ウィンだが、これからもドラマ現場で時短は進んでいくのか? ベテラン芸能記者の石田春男氏はこう語る。「『偽装不倫』で時短が実現した最大の理由は、それぞれ数々の大ヒット作を持つ杏と仲間由紀恵という人気女優がそれを望んだからですが、背景には炎上対策もあります。これまでは、『撮影時間の長さ=作品への熱意の現れ』でしたが、今の時代にそんなことをして子育てに理解のない姿勢が公になれば、“ブラック現場”などと叩かれかねません。 安藤サクラが昨年、朝ドラの『まんぷく』に出演した際、彼女に当時1歳の娘がいたため、NHKは親子の時間の確保に努めたり、局内に託児所を設けるなど、万全の態勢で臨みました。その第一の理由は、安藤の家庭を慮ってのことですが、ネットやSNSで『子供生んだばかりでドラマに出てるけど、子育てはどうしてるわけ?』と、本人や局が批判されるのを防ぐ側面があったではずです。その一方で、子育てする人に寄り添う姿勢を見せることで、共感の輪が広がるという計算もあったでしょう。 例えばエキストラや末端のスタッフが、過酷な撮影事情をSNSなどで漏らし、ドラマが始まる前から炎上するような最悪の事態もありえますから、炎上へのリスクヘッジという理由でも時短は進んでいくでしょう」 どれだけ面白い作品を作っても、作品以外に“地雷”がいくらでもあるのが昨今の芸能界。もはや“寝てないアピール”は過去のものとなりつつあるようだ。
2019.08.05 16:00
NEWSポストセブン
子供を抱える安藤サクラと姉の安藤桃子
安藤サクラ 父・奥田瑛二ら家族6人で食事、奥田がおんぶ
 決して高級店ではないけれど、センスがあって、リラックスして楽しめる…都内の大きな公園の近くにあるそんなイタリア料理店は週末も、友人や家族連れで賑わっていた。 7月14日の夜、その店から1組の家族連れが出てきた。通りすがった人は、相当驚いたようだ。奥田瑛二(69才)、安藤和津(71才)夫妻、長女・安藤桃子(37才)、次女・安藤サクラ(33才)。そして彼女たちの子供の“家族6人”が勢ぞろいしていたのだから。「子供たちはすっかりお疲れのようで、すでに爆睡状態。サクラさんは2才になる娘さんを重たそうに抱っこし、桃子さんの娘さん(4才)は奥田さんがおんぶしていました。 最低気温が20℃くらいしかない肌寒い夜だったので、ストールをぐるぐるとお子さんの上から巻いていたのですが、それがおんぶ紐のようで優しい“じぃじ”感満載でした。表情はうれしそうでしたね」(居合わせた人) 奥田は70才目前ながら大忙しで、5日公開の映画『ダイナー』では冷徹な殺し屋を熱演。和津は昨年、“介護後うつ”を告白して話題を呼んだが、今は孫育ての手伝いに大忙し。 映画監督の桃子は2014年に僧侶の一般男性と結婚し、高知に移住。昨年離婚したものの今も高知に住みながらたびたび帰京し、『news zero』(日本テレビ系)のゲスト・コメンテーターも務めている。サクラは映画『万引き家族』で女優賞を総ナメにし、平成最後のNHK朝ドラ『まんぷく』に主演。その活躍ぶりは言うまでもない。「そんな多忙な家族が6人で集まったのは本当に久しぶりのこと。奥田さんが主演した映画『洗骨』の上映会とトークイベントが7月6日、7日に高知であり、その司会を務めたのが桃子さん。上映会の後、桃子さんは奥田さんと一緒に帰ってきて、この夜は家族6人で食事を楽しんだようです」(桃子の知人) サクラの夫・柄本佑(32才)は不在だったが、久しぶりに家族水いらずの一家団らんはじぃじの大奮闘で盛り上がったようだ。※女性セブン2019年8月8日号
2019.07.27 07:00
女性セブン
『なつぞら』に主演する広瀬すず
朝ドラ原点回帰の『なつぞら』、キャスティングに5つの保険
 早くも話題を呼んでいる新しいNHK連続テレビ小説『なつぞら』。朝ドラ初となる全編アニメーションのオープニングなど新しい試みが話題になっているが、そうしたチャレンジのカゲで、NHKは失敗しないようにキャスティングではしっかり保険をかけていたようだ。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 前作『まんぷく』が好評のうちに幕を閉じ、4月1日から新たな朝ドラ『なつぞら』がはじまりました。同作は記念すべき100作目の朝ドラであり、NHKにとっては、絶対に失敗できないアニバーサリー作。初回視聴率が22.8%(ビデオリサーチ、関東地区)を記録するなど、順調なスタートを切ったことで胸をなでおろしているのではないでしょうか。 放送開始前、制作サイドは「困難に負けずひたむきな朝ドラらしいヒロインを描く」という原点回帰の方針を掲げていました。近年のヒロインは、『まんぷく』今井福子(安藤サクラ)のような天真らんまんなタイプ、『半分、青い。』楡野鈴愛(永野芽郁)のようなユニークなタイプ、『ひよっこ』谷田部みね子(有村架純)のようなドジなタイプなど、いずれもマイペースな印象。それだけに「両親を戦争で失い、引き取られた北海道の牧場で必死に働く」という『なつぞら』のヒロイン・奥原なつは、かつての朝ドラに戻ったような感があります。 近年、苦労を苦労と感じさせないようなマイペースなヒロインが多かったのは、「苦労が続く重苦しい展開を避けたがる現代の視聴者に対応しよう」という理由からでした。つまり、時代に合わせてヒロインのキャラクターや作風を変えていたのであり、その意味で『なつぞら』の原点回帰は、リスクのあるチャレンジになります。 しかし、そこはさすがNHK。前述したように「絶対に失敗できない100作目」だけに、リスクを軽減すべく、キャスティングで5つの保険をかけていたのです。◆7人の歴代ヒロインと10人のイケメン俳優 1つ目は、ヒロインに若手屈指の知名度と演技力を併せ持つ広瀬すずさんを起用したこと。前作『まんぷく』を飛び越える形で、約1年4か月前の2017年11月に早期発表されたのも、すでに人気があり、期待感を高められる広瀬さんだから成立したことです。 2つ目は、歴代の朝ドラヒロインを7人起用していること。ヒロインの育ての母親役を『ひまわり』の松嶋菜々子さんが務めるほか、2話に『娘と私』の北林早苗さんが出演し、今後も『おしん』の小林綾子さん、『純ちゃんの応援歌』の山口智子さん、『ふたりっ子』の岩崎ひろみさん、『どんど晴れ』の比嘉愛未さん、『ちりとてちん』の貫地谷しほりさんの出演が発表されています。さらに、まだまだ追加出演が期待できるでしょう。 3つ目は、幅広い年代からそろえた10人のイケメン俳優。ヒロインの養祖父役に草刈正雄さん(66歳)、養父役に藤木直人さん(46歳)、アニメーション編の作画監督役に井浦新さん(44歳)、兄役に岡田将生さん(29歳)、幼なじみ役に山田裕貴さん(28歳)と工藤阿須加さん(27歳)、ヒロインに絵を教える友人役に吉沢亮さん(25歳)、養父の長男役に清原翔さん(26歳)、友人の兄役に犬飼貴丈さん(24歳)、アニメーションの同僚役に中川大志さん(20歳)が発表されています。 4つ目は、舞台となる北海道出身の演劇ユニットTEAM NACSの音尾琢真さん、安田顕さん、戸次重幸さん。3人はドラマのPRにもひと役買うなど、序盤の物語に大きく貢献していますし、残る森崎博之さんと大泉洋さんの出演も噂されています。 5つ目は、語り(ナレーション)を内村光良さんが務めること。内村さんにとってドラマのナレーションは初挑戦であり、昨年大みそかに総合司会を務めた『第69回紅白歌合戦』の生放送中にサプライズ発表されたことからも、期待の大きさがうかがえます。◆総力を結集した“NHKフルキャスト” 特徴的なのは、朝ドラに限らずNHKのドラマにゆかりのある俳優が多いこと。大河ドラマ『真田丸』で真田昌幸を演じ、主役級の活躍を見せた草刈正雄さんを筆頭に、大河ドラマ『平清盛』で出演兼ナレーションに抜てきし、昨秋の『昭和元禄落語心中』で主演を務めた岡田将生さん、NHKのお笑い部門をけん引する『LIFE!~人生に捧げるコント~』の座長・内村光良さん。いずれもNHKの作品が代表作のひとつになっています。 その他のキャストでも、朝ドラ『あさが来た』の眉山惣兵衛役が記憶に新しい柄本佑さん、『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』のヒロイン子役・平尾菜々花さん、『洞窟おじさん』で主演を務めたリリー・フランキーさん、20作超のNHKドラマに出演してきた小林隆さん、大河ドラマ3作ほかNHKドラマの出演が多い染谷翔太さん、さらに『べっぴんさん』『植木等とのぼせもん』らに出演した子役・粟野咲莉さんがヒロインの幼少期を演じるなど、まさに“NHKフルキャスト”。総力を結集している様子が伝わってきますし、今後もNHKにゆかりのある俳優が追加発表されていくでしょう。「NHKのドラマを見てきた視聴者になじみの深い俳優をそろえる」という戦略は堅実そのものであり、制作サイドにとっての保険。「ここまでやって駄目だったら仕方がない」と思えるところまで努力しているのは素晴らしいことですが、お金をかけて人を集めたことで、プレッシャーが増しているのもまた事実です。 もちろんドラマはキャストだけでなく、スタッフの力が重要なのは言うまでもありません。なかでも脚本の大森寿美男さんが、「どんなドラマティックな物語を作るのか」「豪華キャストをどう生かすのか」が成否のカギを握っていると言えるでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.04.06 07:00
NEWSポストセブン
『まんぷく』で松坂慶子が見せた「生前葬」感涙シーンの舞台裏
『まんぷく』の松坂慶子も大好評、生前葬ブーム到来の予感
「私は武士の娘です!」の決めゼリフをもう聞けないと思うと、あんなにウザかった頭カチコチの頑固母なのに、寂しくなるから不思議なもの。3月30日、NHK連続テレビ小説『まんぷく』が最終回を迎えた。ヒロインの母親、鈴役・松坂慶子(66才)の“クセの強い”キャラからして、最終回までに何かやらかしてくれると期待していたら、やっぱりやってくれた。「生前葬を挙げたいの。生きてるうちに、みんなに“ありがとう”と言いたいのよ」 はァ? 死んでもいないのに葬式やるの? ヒロインの福子(安藤サクラ・33才)も、視聴者も、鈴の突然の提案にポカーン状態。神妙な顔をして白装束を着込み、どこからか手に入れた棺に自分の足で入っていく鈴の姿には、「おいおい、冗談でしょ」と吹き出してしまうのだが――これが、終わってみるとなんとも感動的なのである。 3月28日放送回は、15分間まるまる「鈴の生前葬」シーンなのだが、視聴率は20%超。お茶の間に笑いと涙と清々しい気持ちを届け、「神回」と話題になった。“死んだふり”の鈴に向かって、友人が弔辞を読んだり、娘婿の萬平(長谷川博己・42才)が感謝の言葉を述べたり。集まった面々が、鈴に対する素直な気持ちを吐露すると、あんなに意固地だった鈴もまた、棺桶からムックリと起き上がって涙を流しながら本音を語り出す。生前葬を終えた鈴の感想は「もう思い残すことはありません。これから私は観音様になります」。この世への未練をサッパリ捨てて、そんなふうに思えたら、きっと幸せだろうなァ…。 過去にはテレビのバラエティー番組の延長で、ビートたけしやテリー伊藤、SMAPなどが“生前葬企画”をやったことがあるが、どれも本格的な生前葬とは言い難い。『子供に迷惑をかけないお葬式の教科書』(扶桑社新書)の著者で、大手葬儀社に勤める赤城啓昭さんが語る。「実際、年間に数件は『真剣に生前葬をやりたい』という相談を受けます。先日、関西在住の70代男性の生前葬をコーディネートしました。自宅に布団を敷いて、本人に寝ていただいて、読経のCDを流す。参列したのは奥さんと子供たち、きょうだい、友人数人でした。最初は懐疑的だった奥さんも子供の弔辞を聞いているうちに涙を流し、“死ぬことを改めて真剣に考えさせられた”そうです。終活としては、大成功だったと思います」 多くの大手葬儀社では、「納棺体験」を催している。葬式を知るためのセミナーの一環だが、白装束を着て棺に横たわると、自然に「死」と向き合えて、感極まって泣き出す人も少なくないという。『まんぷく』の鈴いわく、「いつ死んでもおかしくない。でも、それではあいさつができない」。だから、生あるうちに、肉親や親しい友人たちと共に人生を振り返り、感謝の気持ちを伝えられれば、悔いなく人生を終えられるのではないか──「武士の娘」効果で、生前葬に一大ブームがやってきそうな予感だ。※女性セブン2019年4月18日号
2019.04.04 07:00
女性セブン
『まんぷく』で存在感を放つ加藤雅也
加藤雅也、『まんぷく』で見せた「面白おじさん」の進化
ぺりーおぎ NHK朝の連続テレビ小説『まんぷく』。この半年間。ヒロインの安藤サクラをはじめ、さまざまな役者がこのドラマを支えてきたが、注目を集めた1人は喫茶店の店主・川上アキラを演じた加藤雅也である。もともとはイケメン枠でデビューした加藤の役者としての変貌ぶりについてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * そんなわけで、いよいよ大詰めの朝ドラ『まんぷく』。ドラマでは、カップ麺「まんぷくヌードル」が完成したが、もうひとつ、このドラマで「完成した」と感じるのは、「加藤雅也の面白おじさん」である。『まんぷく』で加藤が演じるのは、家計が苦しい時期に主人公の福子(安藤サクラ)が働いていた喫茶店「パーラー白薔薇」の店主・川上アキラ。若いころは俳優を目指していたが、関西弁にこだわりすぎて芽が出ず、元女優の妻・しのぶ(牧瀬里穂)とともに店を開いたというアキラの特技(?)は、「サンキューベリマッチや!」など変な英語とものごとをややこしくするアドバイス。 福子の母がやっと退院してほっとしたところに「いや…うちに帰っても安心はできん」などと不安をかきたてるようなことを言い続け、しのぶから「また縁起でもないことを!」とにらまれる。アキラのノリは完全に関西の面白いおっちゃん。アキラとしのぶは、夫婦漫才みたいだ。  近年の加藤雅也だけを見ている人には、『アンフェア』でド派手なベストを着た検視官・三上薫や映画『真田十勇士』で外見は立派なのに実は腰抜けの真田幸村など、もともと面白おじさん路線一筋の俳優だと思われそうだが、実際は、彼は30年で激変した俳優といえる。 もともと1988年、モデルとして『メンズノンノ』創刊号にも登場、俳優デビューした当時の路線は、もちろんイケメンにつぐイケメンである。犬好きピープルの涙をしぼった映画『マリリンに逢いたい』(1988年)は、愛する彼女犬に会うため、沖縄の海を毎日3キロも泳いで渡ったというワンコの物語だったが、その青い海と空をバックに白いシャツとジーンズ、スニーカーで爽やかな笑顔を見せていたのが、加藤雅也だった。(当時の芸名は加藤昌也)。 その後、アクションやコメディー、オリジナルビデオ『実録・広島四代目』など、幅広く出演。2003年には「Vシネ大賞」も受賞している。15年くらい前は、アウトロー路線なのだと思っていた。そこからトーク番組など、素顔が出る出演が増え、気がつけば、『秘密のケンミンSHOW』で、出身地・奈良の話を熱く語る関西弁ネイティブの面白おじさんに。私はご本人に取材したことがあるが、イメージはまさにこのまんま。それだけに白髪まじりのナチュラルな表情の「白薔薇」のアキラは、加藤雅也進化過程のひとつの完成形に見える。 思えば80年代後期、バブル時期のイケメンは、映画『はいからさんが通る』の阿部寛が数々の変人役で大成し、映画『彼のオートバイ、彼女の島』の竹内力が強面方面で独自の路線を開拓するなど、方向転換で成功している。どちらも基本は面白おじさんである。 次作の朝ドラ『なつぞら』には、70年代のイケメンにして元祖面白おじさん路線を開拓した草刈正雄が出演する。予告編で見た、よれた帽子にヒゲの草刈正雄は、「ちびまる子ちゃん」の佐々木のじいさんみたいだったが、面白おじさんとして、まだ進化しそうな気配もある。さすがだ、先輩…。加藤雅也のおっちゃんも完成形というには、まだまだ早いのかもしれない。観察を続けます。
2019.03.27 07:00
NEWSポストセブン

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