市川海老蔵「新しい挑戦を」次世代の俳優に与えた「コロナ禍の試練」

　演じるのは、名作「妹背山婦女庭訓（いもせやまおんなていきん）」のお三輪。児太郎にとっては初役だ。役は「玉三郎のおじさま（坂東玉三郎・71）と父・福助に習います」（児太郎）という。

　他にも、海老蔵門下の市川九團次（49）や、海老蔵歌舞伎の常連である大谷廣松（27）など急成長する若手俳優が、海老蔵の期待を受けて大役に挑戦するべく、連日の稽古に励んでいる。

「5年後10年後、さらに先の未来の歌舞伎界」のため、海老蔵が企画した「試練」の幕は、6月17日に上がる。