交際2年の彼氏、米ラッパーのコーデー(写真右/アフロ)
そのなかでも、日本人である大坂選手には同じ質問が集中砲火された。「特にアメリカのテニス・メディアは、あの“因縁”から日本代表としての大坂選手に厳しい質問をしているように感じる」と言うのは、前出のテニス協会関係者だ。
「2018年に全米オープンで優勝すると、日本とアメリカ両方の国籍を持つ大坂選手は、“どちらの代表になるのか”の選択を迫られました。日本テニス協会は無名時代から手厚い支援をしていたが、アメリカは『あらゆる面倒を見る』と、莫大な資金を元手に“籠絡作戦”を始めた。日米で争奪戦が起きたのです。
結局、日本に恩義を感じていた両親の意向もあり、日本代表として戦うことを選んだのですが、アメリカ側にはその遺恨が少なからずあるのでしょう」
会見拒否の後、大坂選手はツイッターでこう語っている。
「私は人前で話をするのが得意ではなく、世界中のメディアを前にして大きな不安に襲われます。とても緊張し、いつもできる限り人々の心を掴む話をしなければならないとストレスを感じてきました」
夢の舞台だった東京五輪。当然プレーはしたいが、開催についてはいろんな意見の人がいる。日本中が彼女の金メダルを期待しているが、果たしてそれは叶うのか。
※女性セブン2021年7月1・8日号
2020年5月、「シャイな自分はもうやめる」とツイッターで宣言して以来、積極的に情報発信していた(時事通信フォト)

