ホスピタリティパッケージ公式HPより
販売窓口の事務局「STHジャパン」に経緯を聞いた。
「たしかに、6月に配布される東京アメリカンクラブの会報に広告を打たせていただきました。それがオンラインでも配信されているはずです。他にも、在日英国商業会議所にも広告を出稿しています。これらの団体にはスポーツ愛好家が多く、日本人比率も高い。決して、海外の方だけにアプローチする意図はありません。(有観客で)開催されることを前提に販売は続けてまいります」
飲食などサービスの詳細についてはこう答える。
「開催や観客の有無が正式決定していない現時点では、正確な情報を開示できないのが実情です。飲食の禁止が決まれば内容に変更が生じる可能性があるが、組織委と連携して対応するとしか申し上げられない」(同前)
五“輪”霧中のなか利益確保のためのラストスパートがすでに始まっていた。
※週刊ポスト2021年7月2日号