芸能

松本人志言及の「コア視聴率」で分析 フジテレビとテレビ朝日の評価逆転も

「コア視聴率」で見るとフジテレビは好調

「コア視聴率」で見るとフジテレビは好調

 6月14日、ダウンタウンの松本人志がツイッターで「ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう?その指標あんま関係ないねんけど。。。」と発信した。民放で20年ぶりに新作コントを披露した6月12日放送の『キングオブコントの会』(TBS系)の世帯視聴率が6.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)という記事を受けてのツイートだった。その直後、松本は「コア視聴率が良かったんです。コア視聴率はスポンサー的にも局的にも世帯視聴率より今や重要な指標なんです。そのコア視聴率が3時間横並びでトップやんたんです。だから。低視聴率みたいなミスリードは番組を観てくれた皆さん。後輩達に申し訳ない気がします。」と補足した。

 このツイートを機に、“コア視聴率”という言葉が一気に注目されるちょうになった。テレビ局関係者が話す。

「局によって呼び方や対象年齢層が違うので、松本さんは“コア視聴率”とまとめたのでしょう。“コア”とは、49歳以下と考えると分かりやすいですかね。50歳以上の視聴率を取っても、テレビ局はスポンサーを獲得しづらい。そのため、“コア視聴率”を狙うようになりました。TBSは昨年春、13歳から49歳までを“ファミリーコア”と定義しましたが、今年春から4歳から49歳までと10歳ずつ引き下げた。13歳から49歳までを日本テレビは“コアターゲット”、フジテレビは“キー特性”と呼んでいます」(以下同)

 ビデオリサーチ社は昨年春、“個人全体視聴率”を公にするようになった。ただ、“個人全体視聴率”だけを見ても、“コア視聴率”の実体は明らかにならない。

「ネット記事でも、“個人視聴率”という言葉が出てきますが、“個人全体視聴率”を指している場合が多いと思います。“世帯”と同様に年齢層は区分されないので、“個人全体視聴率”を話題にしても、あまり意味がないんです」

関連記事

トピックス

愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト