芸能

共演女優が語る、佐藤二朗の魅力「傷の痛みを知っている優しい鬼」

その奇才ぶりは業界随一(AFP=時事)

その奇才ぶりは業界随一(AFP=時事)

 6月12日から放送開始したテレビドラマ『ひきこもり先生』(NHK総合)で主演を務めるほか、自身が原作・脚本・監督を務めた6月4日公開の映画『はるヲうるひと』も話題を呼んでいる才人・佐藤二朗(52)。その魅力について、同映画に出演している女優・笹野鈴々音(ささの・りりね)が語った。

 広告代理店に勤務していた1996年に劇団「ちからわざ」を立ち上げ、本格的な演劇活動をスタートさせた佐藤二朗。2000年代に入るとテレビや映画で活躍の場を広げ、コミカルな役柄からシリアスな役柄まで演じ分ける実力派として世間に知られるようになっていった。

 すでに人気バイプレイヤーとしての地位を確立していた2008年には、連続ドラマ『拝啓トリュフォー様』(テレビ朝日系)でフリーのドラマ監督役で初の地上波主演の座を獲得。同年には初監督作品であり自身が脚本・主演を務めた映画『memo』も公開され、湯布院映画祭で特別上映作品として招待されるなど話題を呼んだ。

 そんな佐藤二朗が監督を務めた2作目の映画が『はるヲうるひと』だ。劇団「ちからわざ」による2009年の舞台作品を原作とした映画で、架空の島の売春宿で生きる男女の姿とささやかな幸福をサスペンス風のタッチで描く。主演を務めるのは俳優の山田孝之で、主人公の腹違いの兄役で佐藤二朗も出演する。

 同映画に出演し、原作となった劇団「ちからわざ」の公演にも出演した女優の笹野鈴々音は、佐藤二朗の魅力についてユーモアを交えながらこのように語る。

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン