ジャンボは1万円以上の当せん本数が6割以上増加

【1】3等(当せん金100万円)の当せん本数が、1ユニット(=1000万本)あたり30本から10本に減少。
【2】4等(当せん金5万円)が新設され、当せん本数は1ユニットあたり100本とされた。
【3】5等(当せん金1万円)の当せん本数が、1ユニットあたり6000本から1万本に増加。
【4】これらの結果、1ユニットあたりの当せん本数は110万6134本から111万214本に増加。
【5】1枚300円に対する当せん金の平均受取額は、141.99円から144.49円に2.5円増額。

 この中で特に目を引くのが、【3】の5等1万円の当せん本数が増加する点だ。これにより、1万円以上の当せん金が当たるくじの本数は、1ユニットあたり、昨年の6134本から、今年は1万214本へと、6割以上増加する。

 ただし、1万円以上の当せん金が当たるには、平均して、くじを980枚(29万4000円)も買う必要がある。やはり、サマージャンボは当せん金1万円を目指すというよりも、1等前後賞合わせて7億円を狙うための宝くじと位置づけられるだろう。

1等前後賞合わせて7億円のサマージャンボ宝くじに期待が膨らむ(宝くじ公式サイトより)

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