生き物の体が白く発光するタイミングで「記憶の石」をタップ
入り口で渡される、隕石のような形をした「記憶の石」は、「ZUKAN MUSEUM」をめぐるナビゲーターとなるもの。スマホより大きく厚みがあるその石は、生き物が近くにいると長円形の画面が光り、シルエットを表示してその生き物の特徴的な行動を教えてくれる。生き物が姿を現したら、そっと近づき、「記憶の石」が教えてくれた行動が観察できるのを待つ。生き物は白く発光するので、そのタイミングで画面をタップ。これで観察と記録が完了だ。記録すると続けて、なぜその動きをするのかも石が教えてくれる。
天井にも生き物が現れる。「アンダーウォーターゾーン」では頭の上をワニがゆく
観察して記録できるのは、地球の様々な地域や環境で暮らす生き物たちだ。雑木林の中をアリの目線で探検できる前出の「アントビューゾーン」のほかに4つのゾーンがある。ゲンジボタルが飛ぶ川をゆく「ウォーターフォールゾーン」、アカハナグマの親子たちがくつろぐ森林を散策する「ディープフォレストゾーン」、カワマスやピラルクーなど世界の淡水に暮らす生き物たちがいる「アンダーウォーターゾーン」、草原や乾燥地帯にすむ生き物が現れる「ワイルドフィールドゾーン」、これら5つのゾーンをめぐる。
記録ができると、石が生き物について教えてくれる
近づきすぎると生き物が逃げてしまうこともある