出身校ランキングで存在感見せる「女子大」

 では、女性社長の出身校はどうなっているのだろうか。トップ10は次の通りだ(大学名・人数・前年比)。

【1】日本大学/246人(+10人)
【2】慶応義塾大学/241人(+7人)
【3】早稲田大学/226人(+6人)
【4】青山学院大学/185人(+8人)
【5】日本女子大学/158人(-6人)
【6】同志社大学/137人(+9人)
【7】明治大学/134人(+6人)
【8】上智大学/129人(+5人)
【9】共立女子大学/120人(±0人)
【10】立教大学/120人(+1人)

 東京の有名私大が上位をほぼ独占、それ以外では京都の同志社大学が唯一トップ10に入っている。

 注目は女子大の存在感だ。トップ10に日本女子大学と共立女子大学が食い込んでいるほか。トップ20までを見ると12位に聖心女子大学(96人)、14位に甲南女子大学(89人)、17位に武庫川女子大学(83人)、20位に同志社女子大学(76人)と、さらに4校が加わる。総数を含め上位21大学のうち6大学が女子大なのである。

 大学の規模、過去の卒業生の人数を考えれば、これは大健闘である。一方、上位20に国公立大学が全く見当たらない。

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