共演に業界騒然
「2組が“共演NG”という噂は前々から流れていました。そうなると、あえてキャスティングしようとする人はなかなか現れない。『いいとも』のグランドフィナーレでも、当初は共演する予定はなかったと聞いています。ところが、松本の『とんねるずが来たらネットが荒れる』の一言に触発された石橋貴明がスタジオに乱入。その勢いで、爆笑問題も同じ舞台に立った。あれがなければ、今回の共演もなかったかもしれません」
2017年10月には、『おはよう、たけしですみません。』(テレビ東京系)で水道橋博士に松本との共演を提案された太田は「勘弁してください」と拒否。ビートたけしから「松本人志、嫌いなの?」と聞かれると、「大嫌いですよ」と答えていた。これを受けて、『ワイドナショー』(フジテレビ系)で松本が「盛り上がったんならいいですよ。盛り上がって話題になって、笑いが起こったなら僕は全然いいと思います」と理解を示していた。
「最初に聞いた時は都市伝説なのかと思っていたのですが、年数が経つにつれてあの噂は本当だったんだと思うようになりました。ただ、テレビでネタにするようになったくらいなので、時間が解決していったんでしょうね。芸能界には、テレビで話せないほど仲が悪い人たちもいるので」(同前)
爆笑問題は『FNSラフ&ミュージック』で漫才を披露した後、スタジオで松本とトーク。ナイナイの矢部浩之が「周りの大人がピリピリしているだけなんですか?」と真相を聞くと、太田は「知らないですよ」と言い、松本も「わからん」とボヤかした。しかし、松本が「ここの奥さん(太田光代氏)が俺のツイッターをフォローしている。意味もわからなくて。なんか、遠回しに威嚇されているのかな」と話すと、太田が「威嚇したのはそっちでしょ」と返した。
27年間の恩讐の彼方に、両者の関係がオフィシャルに笑いに変わった瞬間と言えるだろう。