2025年には5人に1人が75才以上になると予測される。/GettyImages
ちなみに、ヘルパー歴20年、自分がされたい介護を心がけて利用者さんと向き合ってきた前出・平野さんは、介護する中で心に決めた6つのことがあるという。
1)介護してくれる人に「ありがとう」と必ず伝える
2)自宅介護にこだわらない
3)入所する場所は自分で決めておく(子供やお嫁さんに決めさせない)
4)現金は自宅や身のまわりに置かない
5)自分の昔話は聞かれるまでしない
6)デリケートゾーンは脱毛しておく
少子高齢化に伴う介護の状況が問題視される中、2025年には国民の5人に1人が「75才以上の後期高齢者」になると予測されている。十分な介護を受けられないかもしれない中、介護をする側も受ける側もより快適になるよう、さまざまな選択肢が増えていくだろう。