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雨続きの甲子園決勝「智弁対決」 母体の辯天宗は「水の神様」だった

学園の母体は宗教法人「辯天宗」

学園の母体は宗教法人「辯天宗」(撮影/杉原照夫)

 宗教系学校ならではのトピックもあった。2019年3月、春のセンバツで2回戦に勝利した智弁和歌山の中谷仁・監督が、雨で一時中断した試合を振り返って、「辯天様は水の神様だから、雨の時は強い」と語ったのだ。智弁学園と智弁和歌山を率いて歴代最多の甲子園通算68勝を挙げた高嶋仁・名誉監督から聞いた言葉だという。

「辯天様は水にまつわる神様ではありますが、一般的には財宝神として知られ、商売をしている人たちに信仰が広まりました。雨に強いというのは野球部の中で独自に広まったものかもしれません」(小川氏)

 奇しくも今回の甲子園は、過去に例がないほど雨による順延や中断が相次いだ。その甲子園で智弁対決が実現したのは、「水の神様」のご加護だったのかもしれない。

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