父は野々村真

野々村真への心ない発言に批判の声

「テレビ界が昨今、一番恐れているのは炎上ですが、だからこそハッキリと物を言ってくれる人は貴重です。坂上忍のほか、立川志らく、梅沢富美男、カンニング竹山、長嶋一茂、古市憲寿など、何でもズバズバ斬る人がテレビで大人気ですよね? 問題発言がネットで話題になれば、チャンネルを合わせる人も出てくる。いわゆる炎上マーケティングというヤツで、彼らをありがたく起用している制作サイドの人間がいるのです。

 ただ、それにしても今回の坂上の発言は、あまりに配慮に欠けたものと言わざるを得ません。苦しんでいる人がいても笑いにもっていくような“テレビ的発言”は時代遅れですし、視聴者も求めてはいなかったでしょう。坂上はこれまでも放言を繰り返してきたので、それが積もり積もって今回、批判が殺到したという面もあるでしょう」

 芸能関係者は、今回の坂上発言のマズさについてこう語る。

「文字だけを読むと確かにひどい発言ですが、野々村と坂上の関係やキャラを考える必要はあります。野々村は長年レギュラーを続ける『世界・ふしぎ発見!』(TBS系)でもイジられ役ですし、坂上も、『助かって良かった』という気持ち表す照れ臭さの裏返しで、ああいうセリフを言ったはず。お互いテレビ的なキャラを貫いたという見かたは出来ます。

 ただ、コロナがこれほど長きにわたって関心を集め、多くの人が実際にコロナにかかって苦しんでいる現状を考えると、命を落としかけた野々村のことを茶化すのは明らかにマズかった。『バイキングMORE』は毎日3時間の生放送ですから、そのあたりを判断する感覚が鈍ってくると、今後、視聴者離れにつながっていく可能性もあります」

 いずれ「誰も応援してなかったよ」と言われてしまうのは、坂上や番組のほうかもしれない。

千葉県内の自宅周辺を愛犬と散歩する坂上

愛犬を散歩させる坂上(2020年7月)

『バイキング』はどうなる?散歩中の坂上を直撃

散歩中の坂上

長袖、長靴スタイルで

3匹を連れて歩く

関連キーワード

関連記事

トピックス

前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト