看板に描かれた「不死鳥」の意味
セコマと大手コンビニとの違いでいえば、セコマは直営店が約8割を占めていること、24時間営業が約20%(北海道内)しかないことも特徴的だ。日本のコンビニ誕生から半世紀になる中、大手コンビニが抱える営業時間問題、加盟店問題に悩むこともない。
また、北海道企業といえば全国展開を果たしたニトリが有名だが、そうした拡大路線とも一線を画している。
看板に描かれた不死鳥マーク(セイコーマート)
セコマの看板に描かれている鳥は鳩ではなくフェニックス(不死鳥)だ。フェニックスのように時代に合わせて変化しながら、永遠に繁栄する──。そんな願いが込められているという。
創業50周年を迎えたセコマグループは、独自の経営スタイルで、北海道を基盤にどこまで進化していくのだろうか。