凡人:しつこくいうと、一発クラウデ。
岡田:うわぁ~、まさにクラウディア(パンチのアクション付き)。いや、そんなんいらないんですよ。今、アンナさんに聞いてるから。
岡田は“ノリツッコミ”で対応した上で「今、アンナさんに聞いてるから」と“たしなめ”た。それでも、凡人は3枠の国広富之が紹介されると、またしても割り込んできた。
凡人:「大木凡人こと本名・国広富之です」とかシャレで言っていたことあるんですよ。
岡田:なんですって?(=聞き返す)
凡人:大木凡人こと本名・国広富之です。やってたことあるの。
岡田:やってたことがある。(=言葉の反復)
凡人:ある。
岡田:それご存じでした? そうやって使われてたの。(=他人に振る)
国広:いや、知りません(笑)。
凡人:ごめんなさい。
岡田:ご本人知らんのに、まあまあ宜しいですよ。(=たしなめる)
4枠の姿憲子の話には割り込まなかったものの、『大木凡人がいると収録が押す』という岡田の発言に偽りがないと開始早々に判明した。それでも、まだ序盤。2問目のクイズの際には、岡田が凡人に振っていた。
岡田:もう、駄洒落に関してはここにレジェンド、神がいますから。ダジャレの申し子・大木凡人(=振り)。
凡人:「ダジャレー夫人の恋人」と呼ばれた男だから。
岡田:出ましたぁ~!(=判別不能) ダジャレからのダジャレー夫人(=説明)。
1日目のダジャレがボディーブローのように効いたのか、2日目に岡田の凡人への振りはゼロになったが、凡人の発言自体も減っていた。得意のダジャレは4回から1回(※冒頭に「いえーい! 2階建てのいえーい! 2世帯住宅いえーい! リフォームしたいえーい! ウチの親父の写真のいえーい」と発言。細かく見れば4回だが、まとめて繰り出しているのでひとかたまりと考えて1回)になっている。
岡田も凡人の疲労を感じており、2日目の終盤に「凡ちゃんも疲れてるけど、俺も疲れてきてるのよ」と言った。この直前、姿憲子が「(頭に)パーマをかけてみたかった」と話した後、大木凡人がややカットイン気味にこう話し始めた。
凡人:俺なんか、顔にパーマかけてるんですかと言われますよ。
岡田:なるほど……なるほどじゃないです、それ。なるほどじゃなくて。ちょっと待ってください。
これは“ノリツッコミ”としてカウントしたが、画面からは疲労の果てに「なるほど」という言葉が出てきたようにも見えた。それなら、お互いが万全の時に収録すればいいという意見もあるかもしれない。もちろん、地上波と比べて予算の少ないBSであり、売れっ子の岡田のスケジュールを週に何日も確保できないという事情もあるのだろう。だが、現状の収録方法がベストのように思われる。