岡田圭右一覧

【岡田圭右】に関するニュースを集めたページです。

岡田圭右
城島茂も「だからBSってすばらしい」 珍回答連続で仰天のクイズ番組
 民放BS5局が局の垣根を超えて年に一度共同制作する特別企画で今年は、TOKIOのメンバーが人気番組に出演。コラムニストのペリー荻野さんが注目したのは、城島茂が参戦したBSフジの『クイズ!脳ベルSHOW』だ。「BSの可能性を感じた」というその内容とは? ペリーさんが解説する。 * * *「民放BS5局×TOKIO みんなでBSをつくろう!」を合言葉に放送された「2021年度の民放BS5局の共同制作番組」の数々。「年度」という言葉が、堅苦しい感じだが、今年はTOKIOの三人が、各局のいろいろな番組とコラボした。国分太一はBSテレ東『突撃!隣のスゴイ家』でアンガールズとこだわりの家をチェック、松岡昌宏はBS-TBSの『町中華で飲ろうぜ』で玉ちゃんと三軒の店をはしごして「ラー油キクラゲ」などで飲みまくるなど、各番組とも特別感があったが、中でも衝撃的だったのは、城島茂が出演したBSフジの『クイズ!脳ベルSHOW』だった。 40代から80代のベテラン芸能人が、脳の衰えを食い止めるべく、さまざまなクイズに挑戦するというこの番組。「まさかこの問題にこの回答!?」という珍回答の破壊力と、進行してるんだかスベり続けてるんだかわからないMCの岡田圭右の姿に、ふだんから違う意味で脳が刺激される番組だと思っていたが、城島をゲストに迎えた超拡大スペシャルになり、制作陣の気合はただならぬものとなっていた。 まず、城島とともにパネラー席に並んだのが、梶原しげる、斉木しげる、泉谷しげるで「しげる尽くし」。出題者が昔のヒット曲を鼻歌で歌うのを聴いて曲名を当てるクイズには、84歳の「こまどり姉妹」が登場。「ああああん、あああ」などとふたりが鼻歌を歌っても、とても曲名までたどりつけない。 結局、「85年のヒット曲」「三人組」などのヒントで少年隊の『仮面舞踏会』と判明したが、鼻歌はいったいなんだったのか…。ちなみにこまどり姉妹は、城島について、「TOKIOだったころ、私たちは忙しくて」名前がわからないという。「だったころ」と言われても、まあ、いいかと思えるのが、こまどり姉妹。さすがだ。 しげるたちの回答ぶりもなかなか。写真のブドウ(シャインマスカット)の名前を問われて、「毎日食べていた」という斉木しげるだが、肝心の名前が出てこず、「最初の一文字さえわかれば」と頭を抱える。最初の文字は「シ」とヒントをもらい、出てきた答えが、「シラトンホテル」。「知らないと掛けた」って、ふつうに答えている。 そして、ついに「五人目のしげる」が登場。歌いながら現れたのは、もちろん松崎しげる!『愛のメモリー』の歌詞の一言が問題になったが、いっしょにステージに立ったことがある泉谷しげるだけが不正解。「人の曲は意外に聞いてない」。そうですか…。 自由。この自由さ、解放感はすごい。それこそが、この番組の真髄といえるが、そこに放り込まれた城島は、放送後の岡田とのトークでぐったりしていた。やっぱり中身が濃すぎたのね。 城島は「だからBSって、すばらしい」と言っていたが、シニア層から若者層まで知名度抜群の彼らとのコラボは、幅広い世代が未知の番組と出会うきっかけにもなったはず。個人的には、「しげる尽くし」リターンマッチをしてほしい。なにしろ、城島は、番組名物のすごろくであっさり敗退。ゲストに花を持たせるとか、気を遣うところがないのも素晴らしい。城島の「なんでやねん!」の声がまた聞きたい。
2022.03.22 16:00
NEWSポストセブン
放送1200回を突破、10月で6周年を迎える『クイズ!脳ベルSHOW』(BSフジ、番組公式サイトより)
『クイズ!脳ベルSHOW』は予測不能!岡田圭右を疲弊させる大木凡人とのラリーを解析
〈岡田圭右:あの、アンナちゃん。凡ちゃんも疲れてるけど、俺も疲れてきてるのよ。梅宮アンナ:そうですね、そうですね。岡田圭右:俺も疲れてきてるのよ。〉 これはBSフジで放送されているクイズ番組『クイズ!脳ベルSHOW』(8月26日放送分)の一コマだ。昭和に活躍した俳優や歌手、スポーツ選手などが回答者となり、ますだおかだの岡田圭右がMCを務める同番組は、10月で6周年を迎える。お笑い芸人の計算されたボケとは違う“昭和スター”の予期せぬ回答に、岡田が右往左往しながら突っ込む。そんな地上波ではあまり見られない展開が松本人志や伊集院光、有田哲平など著名人にも好評を博す理由だろう。 番組は月曜と火曜、水曜と木曜に4人ずつ回答者が出演し、上位2名ずつが金曜の週間チャンピオン大会に出場。収録は1日5本撮りで、約7時間半にも及ぶ。休憩は1本終わるごとに10分程度があるだけだ。〈ゲストの方が本当によくしゃべるんで、収録は基本的に押すんです。特に大木凡人さんは長くなる(笑)〉(『週刊プレイボーイ』2019年11月25日号) 岡田にとって“愛すべき天敵”の大木凡人が、8月25日(水曜)と26日(木曜)に出演した。ちょうど3本目、4本目の収録にあたる。最も辛そうな時間帯に登場した凡人に、岡田はどう対応したのか。 2日間の両者のやり取りを全て文字に起こし、分析した。すると、岡田の凡人へのリアクションは1日目59反応、2日目26反応と半減していた(クイズに関する普通のやり取り除く)。冒頭の発言からもわかるように、岡田は明らかに疲弊していた。 一体、どうして疲労が蓄積したのか。凡人への対処法を「笑いにする」「番組を前に進める」「困惑する」「その他」の4系統23パターンに分類し、1日目と2日目を比較してみよう。【系統1】笑いにする●1日目:27回内訳……ツッコミ:11回、凡人への振り:6回、他人に振る、巻き込む:6回、ノリツッコミ:2回、直接いじり:2回、間接いじり:0回●2日目:15回内訳……間接いじり:4回、他人に振る、巻き込む:4回、ツッコミ:3回、ノリツッコミ:2回、直接いじり:2回、凡人への振り:0回【系統2】番組を前に進める●1日目:3回内訳……質問:2回、話を展開させる:1回、話をまとめる:0回●2日目:4回内訳……話を展開させる:2回、質問:1回、話をまとめる:1回【系統3】困惑する●1日目:21回内訳……言葉の反復:7回、聞き返す:3回、強制終了:3回、たしなめる:3回、呆れる:2回、対処できず:2回、相槌のみ:1回●2日目:4回内訳……たしなめる:2回、言葉の反復:1回、相槌のみ:1回、強制終了:0回:聞き返す:0回、呆れる:0回、対処できず:0回【系統4】その他●1日目:8回内訳……挨拶:2回、判別不能:2回、感謝:1回、激励:1回、説明:1回、感想:1回、謝罪:0回●2日目:3回内訳……挨拶:2回、謝罪:1回、判別不能:0回、感謝:0回、激励:0回、説明:0回、感想:0回【※調査注/岡田が話し始めてから終わるまでを“ひとかたまり”として考える。/その“ひとかたまり”が1つの意味なら1カウント、2つの意味に別れるなら2カウントする(後述のなぞなぞの場面を参照)。/『言葉の反復』は同じ場面で2度繰り返しても1カウント。例:「一昨日から! 一昨日から(笑)」(1日目・0分)。/芸人は通常、事態を滞らせる『言葉の反復』はあまりしない。そのため、『困惑する』の系統に入れる。/『たしなめる』『対処できず』『強制終了』の途中や最後に「すいません」「ありがとうございます」と言った場合、謝罪や感謝にカウントせず、『たしなめる』『対処できず』『強制終了』に含む。例:「(笛を吹いて)しゅ~りょ~~! ありがとうございます! 芸能界最強伝説。やはり、ここで確定しました!」(1日目・16分。ひとかたまりで『強制終了』と考える)。/『相槌』の後にツッコミなど他の選択肢を実行していれば、『相槌』には数えない。/他人との会話中に凡人のことをギャグにした場合、『間接いじり』とする。】「1日5本収録」のハードルがあるがゆえの魅力 1日目と2日目を比較すると、凡人本人への振りは6回からゼロに。ツッコミは11回から3回と激減。代わりに激増したのは、間接いじり(0回→4回)となる。 1日目、岡田はオープニングで凡人を見た瞬間に「うわぁ~!」と驚愕したり、早押しクイズで凡人にボタンを押させて答えを聞く前に「違います、いきましょう。絶対違います。絶対違います」と遮ったり、“直接いじり”をしていた。しかし、2日目は他の回答者との会話で「(凡人は)間違った教科書やから」(23分)、「両端(1枠の凡人と4枠の姿憲子)がちょっとややこしいですね」(24分)など、凡人を見ずに間接的にいじる機会が増加した。直接いじると疲れるが、間接的にはいじりたいという深層心理があったのかもしれない。 系統3の『困惑する』が21回から4回に激減しているが、1日目の経験から2日目は自然と凡人にあまり触れないでおこうと思ったのか。そもそも、『困惑』という項目の存在自体が異常で、地上波のクイズ番組では1時間で20回もMCが困惑する場面は見られないだろう。 1日目の『困惑』場面を振り返ってみよう。凡人が「何も持たないでやる。これが本当の空手だって言った人もいる」とギャグを言ったが、岡田は特に対処せず(できず)。ジェームス・ボンドに関するエピソードを凡人が話すと、「うぇ~~。お座りください。すいません」と強制終了したこともあった。 さらに、『高いところで練習するときに来る人は?』というなぞなぞ【正解:コーチ(高地)】で、凡人は『おおたかげんご』と謎の回答。これには、百戦錬磨の岡田も固まった。岡田:誰ですか?(=聞き返す)凡人:そういう人いたでしょ。岡田:あのね、アンナちゃんが呆れ返ってますよ(=他人を巻き込む)。おおたかげんごさんって、急に。なぞなぞですから(=呆れる)。 これらの対応で、岡田は消耗していったと考えられる。もう1つ、疲弊の大きな理由として凡人の“カットインダジャレ”もあるだろう。1日目、岡田が2枠の梅宮アンナを紹介して母のクラウディアに話が及ぶと、1枠の凡人が割り込んだ。凡人:しつこくいうと、一発クラウデ。岡田:うわぁ~、まさにクラウディア(パンチのアクション付き)。いや、そんなんいらないんですよ。今、アンナさんに聞いてるから。 岡田は“ノリツッコミ”で対応した上で「今、アンナさんに聞いてるから」と“たしなめ”た。それでも、凡人は3枠の国広富之が紹介されると、またしても割り込んできた。凡人:「大木凡人こと本名・国広富之です」とかシャレで言っていたことあるんですよ。岡田:なんですって?(=聞き返す)凡人:大木凡人こと本名・国広富之です。やってたことあるの。岡田:やってたことがある。(=言葉の反復)凡人:ある。岡田:それご存じでした? そうやって使われてたの。(=他人に振る)国広:いや、知りません(笑)。凡人:ごめんなさい。岡田:ご本人知らんのに、まあまあ宜しいですよ。(=たしなめる) 4枠の姿憲子の話には割り込まなかったものの、『大木凡人がいると収録が押す』という岡田の発言に偽りがないと開始早々に判明した。それでも、まだ序盤。2問目のクイズの際には、岡田が凡人に振っていた。岡田:もう、駄洒落に関してはここにレジェンド、神がいますから。ダジャレの申し子・大木凡人(=振り)。凡人:「ダジャレー夫人の恋人」と呼ばれた男だから。岡田:出ましたぁ~!(=判別不能) ダジャレからのダジャレー夫人(=説明)。 1日目のダジャレがボディーブローのように効いたのか、2日目に岡田の凡人への振りはゼロになったが、凡人の発言自体も減っていた。得意のダジャレは4回から1回(※冒頭に「いえーい! 2階建てのいえーい! 2世帯住宅いえーい! リフォームしたいえーい! ウチの親父の写真のいえーい」と発言。細かく見れば4回だが、まとめて繰り出しているのでひとかたまりと考えて1回)になっている。 岡田も凡人の疲労を感じており、2日目の終盤に「凡ちゃんも疲れてるけど、俺も疲れてきてるのよ」と言った。この直前、姿憲子が「(頭に)パーマをかけてみたかった」と話した後、大木凡人がややカットイン気味にこう話し始めた。凡人:俺なんか、顔にパーマかけてるんですかと言われますよ。岡田:なるほど……なるほどじゃないです、それ。なるほどじゃなくて。ちょっと待ってください。 これは“ノリツッコミ”としてカウントしたが、画面からは疲労の果てに「なるほど」という言葉が出てきたようにも見えた。それなら、お互いが万全の時に収録すればいいという意見もあるかもしれない。もちろん、地上波と比べて予算の少ないBSであり、売れっ子の岡田のスケジュールを週に何日も確保できないという事情もあるのだろう。だが、現状の収録方法がベストのように思われる。 なぜなら、岡田が『お笑い芸人にない予期せぬボケを繰り出す回答者』を見事に捌きながら、『1日5本収録』というハードルを超えていく。ここに、『脳ベルSHOW』の魅力が詰まっているからだ。現在、凡人の自由奔放さはこの番組くらいでしか見られない。そのため、『脳ベルSHOW』ファンは2日目も、岡田と凡人のやり取りを楽しみにしていたはずだ。しかし、岡田は疲弊したため、凡人にあまり対応できなかった。 つまり、毎日見ているファンも全く先が読めない。『クイズ!脳ベルSHOW』は常に予定調和から逸脱しているからこそ、視聴者を飽きさせない名番組になっている。■文/岡野誠:ライター、松木安太郎研究家。著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)では本人へのインタビュー、野村宏伸など関係者への取材などを通じて、人気絶頂から事務所独立、苦境、現在の復活まで熱のこもった筆致で描き出した。田原の1982年、1988年の全出演番組(計534本)の視聴率やテレビ欄の文言、番組内容なども巻末資料として掲載。『脳ベルSHOW』での大木凡人と角川博の共演を待ち望んでいる。
2021.09.14 16:00
NEWSポストセブン
岡田圭右 『クイズ!脳ベルSHOW』の司会は「脇を甘くして臨んでいます」
岡田圭右 『クイズ!脳ベルSHOW』の司会は「脇を甘くして臨んでいます」
 昨今のクイズ番組というと『東大王』(TBS系)のように、高学歴のプレイヤーたちが高難問のクイズに挑戦するタイプが多い。一方で、決して高難度というわけではない、シンプルなクイズや謎解きで人気となっているのが、『クイズ!脳ベルSHOW』(BSフジ毎週月~金曜の22時~22時55分、地上波はフジテレビ系で毎週月~金曜朝4時~4時55分〈関東地区のみ〉)だ。 往年のスターたちが登場し、ちょっとした“脳トレ”のようなクイズを楽しむこの番組で司会を務めるのが、ますだおかだの岡田圭右(52才)。クイズ番組に取り組む姿勢について、岡田に聞いた。 * * * 以前は、解答者としてクイズ番組に出演することが多かったですね。解答者の場合は、インテリ的な部分を求められることが多く、ガチンコ勝負。芸人としては笑いを取りに行きたいところですが、ボケにくい。そこに難しさがあります。 たとえば『クイズ!ヘキサゴンII』(2005〜2011年・フジテレビ系)でいえば、われわれがうまく答えて“おバカタレント”へパスしなければいけないので、本当に勉強しましたね。 昔習った教科書の隅っこにあるような知識を勉強し直して、自分自身で感心するような解答ができたこともあります。 司会よりも解答者で出る方が断然難しい。クイズ番組の主役はやっぱり解答者ですからね。 最近では『クイズ!脳ベルSHOW』や『日立 世界ふしぎ発見!』などで司会をやらせてもらうことが多いのですが、司会の場合は、芸人らしく、いい意味で脇を甘くして収録に臨んでいます。取材・文/北武司※女性セブン2021年4月8日号
2021.03.31 07:00
女性セブン
ああ
『クイズ!脳ベルSHOW』の魅力 収録での「ゆったりとした時間」
 時代によって人気のスタイルが変わっているクイズ番組。現在は、『東大王』(TBS系)などに代表される、高学歴プレーヤーが競ながら、難問に挑んでいく番組が支持されている。 その一方で、必ずしも複雑ではない問題で、老若男女の間で人気を集めているのが、『クイズ!脳ベルSHOW』(BSフジ毎週月~金曜の22時~22時55分、地上波はフジテレビ系で毎週月~金曜朝4時~4時55分〈関東地区のみ〉)。 司会を務める、ますだおかだの岡田圭右(52才)は、番組の魅力をこう語る。「かつて芸能界で活躍されていた往年のスターや、元スポーツ選手のかたがゲストに来てくださり、ほかでは見ることのできないクイズ番組になっているところが魅力です。バラエティー慣れしていない人が多いので、いかに素の部分を引き出すかが、ぼくが気をつけているところです」 番組は、「書き問題」「イントロクイズ」「早押しクイズ」などのシンプルな問題が中心。そして、出演するゲスト解答者は40~60代が中心だが、これまでに出演したゲストの最高齢者は92才。昭和な雰囲気が楽しめる。 毎週月曜に、1時間番組5本をまとめて収録するため、朝11時から夜9時頃まで収録は続く。だが、収録現場にお邪魔すると、クイズ番組とは思えない、ゆったりとした時間が流れていた。「早押しクイズ」といえば、速さを競うものだが、シンキングタイムがなんとも長すぎる。イントロクイズなのに司会がほとんど歌ってしまったり、答えをポロリと口走ったり……。なんとも和やかな雰囲気だ。「ほどよく脳トレができるところも魅力ですね」(岡田) 40代から60代をターゲットに、クイズ好きの人でも手こずるレベルの問題も交じる。「ゲスト解答者にちなんだ問題もあれば、散らばった硬貨の合計額を問いかけるクイズや、懐かしい『マッチ棒クイズ』など、年齢相応の問題も用意しています」と話すのは、番組のクイズ監修をしているクイズ作家の道蔦岳史さん。「ぼくが子供の頃に見た『Oh!モーレツ』という丸善石油(現コスモ石油)のCMに出ていた小川ローザさんや、『ウルトラセブン』(TBS系)でアンヌ隊員役だったひし美ゆり子さんが出演してくださったときは、感激しました」(道蔦さん) これまでに出演したゲストは、のべ3000人を超える。 ふだん、なかなかお目にかかれない往年のスターから、岡田があの手この手で聞き出した、ここでしか聞けないトークも見逃せないポイントだ。取材・文/北武司※女性セブン2021年4月8日号
2021.03.29 07:00
女性セブン
荘口彰久
「ラジオ出身アナはTVでウケない」説を覆す3人の注目アナ
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回はラジオ出身のアナウンサーについて。 * * * 昔から「ラジオ出身のアナウンサーはテレビではウケない」という業界の定説がある。 放送作家の大御所が「どうしてなんだろうねぇ、ラジオではあんなに面白いのに」と半ば嘆いていたのは、AMラジオで帯の人気番組をもつ“パーソナリティー”と呼ばれるアナウンサーたちのこと。 文化放送出身の吉田照美や、ニッポン放送出身の高嶋秀武、古くは同・今仁哲夫もそうだった。ラジオでは、看板番組や人気の帯番組をもち、リスナーから高い支持を受けている。というワケで、リスナーの一人でもあるテレビ番組のプロデューサーが絶対の自信をもって引っ張ってくるも、「こんなハズではなかった」というケースが度々あった。 TBSラジオ出身の大沢悠里も、この“グループ”かもしれない。TBSはテレビとの兼営局なので、いまでは安住紳一郎アナのように、ラジオでも聴取率トップを獲得するレギュラー番組をもちながら、テレビでは言わずと知れた大人気アナという人も稀にはいるのだけれど、先にラジオで売れてしまったアナウンサーというのは、どうもテレビでは借りてきた猫のようになってしまうのだ。 文化放送からは、アナウンサーや文化人がパーソナリティーを務めていた時代の『セイ!ヤング』から、故・土居まさるさん、みのもんた、さらには落合恵子氏という人気者が輩出された。早くにフリーとなった土居さんや、そのあとを追うようにフリーになったみのは数少ない成功者かもしれない。「レモンちゃん」こと落合恵子氏は、作家として執筆活動をしたり、児童書籍専門店『クレヨンハウス』を開いたりと、女性アナウンサーで新たな道を拓いた先駆者でもある。だが、こうした“成功者”でさえ、「ラジオのほうが面白かった」という評判のまま、いまに至っている。 そんな中、ニッポン放送出身のアナウンサーが元気だ。◇荘口彰久は「チャーミングさ」を持つアラフィフアナ まずは、現在、アミューズに所属している荘口彰久(そうぐち・あきひさ)だ。いまも古巣で『大橋未歩 金曜ブラボー』なるレギュラーをもち、アニメマニアとしてもファンの間では有名。ファンといえば、『福山雅治のオールナイトニッポン』にも出演していたので、“福山ファン”の女性や男性の間でも有名人だ。 ラジオのアナウンサーというと、声や高いアナウンス力が物を言い、テレビのアナウンサーに比べると、ルックスで採用されるということは、まずない。男性アナウンサーなら殊更なのだが、荘口は、アラフィフには見えない、かわいらしいタイプで、カラーシャツにベストという“衣装”がトレードマークの、アイドルっぽいところがある。『とくダネ!』(フジテレビ系)でリポーターをしていたときも、小倉智昭にツッコまれる場面が多かったし、シリアスな事件現場よりは、トレンド情報が得意だったように思う。だが、やっぱり、アナウンス能力は高く、いまでは同番組のナレーターとして活躍している。 ラジオ出身のアナウンサーらしく、アクセント、イントネーション、間のとりかた、緩急のつけかたまで、完璧。ちなみに、“声”は、採用された年によって基準が異なる。「この声質、この高さ(低さ)のアナウンサーは既にいるので、違うタイプを採用しよう」というのがラジオ局。「声なんかでは採ってませんから」と採用担当アナが豪語するテレビ局とは、やはり大きく異なるのである。 荘口はさらに、ジャニーズ事務所のアーティストが主演する映画の完成披露試写会でもおなじみ。アイドルやイケメンが多く揃う場に登壇しても、なじんでしまう、チャーミングなルックスと、ラジオ出身のアナウンサーだからこそ立場をわきまえた、決して出しゃばらない仕切りは見ていて気持ちがよく、ジャニーズの番記者の間でも「あのアナウンサー(荘口)だと安心する」と大評判なのである。 果たして、現在は加藤綾子キャスターの『Live News it !』(同)の「アレコレト!」を仕切っている荘口。加藤キャスターがMC席を離れ、ソファセットで「女子会」さながらにトークをする“注目の”コーナーだ。 11日に『新・フジテレビ批評』内で5月の番組審議委員会の模様が放送されたのだが、委員からは、「加藤さんをキャスターとして育てたいのか、ニュースショーの案内役にしたいのか」と質問が飛んだ。報道局の織田雅彦編集長は、「欲張っているかもしれない」と前置きしながら「両方」と答えている。 同番組ならではの“らしさ”や、他番組の女性キャスターと加藤キャスターとの差別化を図りたいのは明確で、そのコーナーのプレゼンターである荘口の責任は重大であるように思う。 が、彼は常に軽やか。加藤キャスターとの相性もいいのではないか。あのようなコーナーは、出演者が仲良さそうにトークすることが第一条件であると筆者は考える。プレゼンのみならず、体験取材に必ず出ている荘口は、繰り返しになるがアラフィフには見えず、ときに芸人のような動きも見せつつ、“パパ”の一面も出す、貴重な存在だ。  以前、男子アナや気象予報士の人気者は「みんなチャーミング」と書いたが、荘口は、まさにそのタイプだと思う。◇川野良子アナはピンク・レディーを歌って大反響! そんな荘口のニッポン放送時代の後輩であり、「小加トちゃん」のニックネームでリスナーに愛された川野良子アナが、フジテレビのアナウンサーとして、ブレイクしている。『週刊ポスト』でも特集が組まれ、『女性セブン』では筆者の“出演記”が掲載されたばかりの『クイズ!脳ベルSHOW』(BSフジ)での川野アナのアシスタントぶりが業界で大評判なのだ。 いや、視聴者にも大人気。ラジオ番組よろしく、視聴者から“お便り”がたくさん届く同番組では、司会の岡田圭右(ますだおかだ)の評判もさることながら、川野アナが“ほんいき”で歌う『伊勢佐木町ブルース』や、特番で森口博子と共に、これまた“ほんいき”で歌い、踊ったピンク・レディーについての“反響”が大きいのである。 なぜ「小加トちゃん」と呼ばれていた(まだ呼んでいる人も多い)かというと、ニッポン放送時代、『加トちゃんのラジオでチャッ!チャッ!チャッ!』で、加藤茶のおなじみの扮装(ハゲ面、チョビ髭)をして街に出る中継コーナーが大人気だったからだ。川野アナ、この頃から実はテレビ向きだったのかもしれない。 隣に居る岡田圭右に「ウチの良子」と言わせるほど頼もしい存在になっている川野アナは、『クイズ!脳ベルSHOW』には、なくてはならない存在。芸人の岡田が、どの番組よりも弾けられるのは、川野アナの頭の回転の速さと安定感、そしてヒントを出している内に、うっかり正解を“ポロリ”してしまうお茶目さとの相性がバツグンだから。視聴者も、この部分が「たまらない」そうだ。 荘口同様、『とくダネ!』のナレーションを担当していて、やはり、アナウンス力は抜群なのである。 テレビのみの日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の女性アナウンサーの多くは、「ラジオをやりたい」と希望することが多いが、川野アナのアナウンス力の高さを知ったら、そう簡単にはいかないと想いを改めるのではないか。“名前”の大きさだけではリスナーは騙せない。演者同士の相性、日々のコンディション、リスナーを大切にする真摯な姿勢などなど、ラジオ出身者というのは、そうしたラジオの特性を熟知している人たち。『クイズ!脳ベルSHOW』の川野良子アナを見ていると、岡田圭右やゲスト回答者、そして視聴者をどれだけ大切に思っているのかがストレートに伝わってくるものだ。◇垣花正は和田アキ子から信頼を獲得し、ホリプロへ そして今春、ニッポン放送の看板アナウンサー、垣花正(かきはな・ただし)がフリーになった。「ホリプロ」に所属したと言われて、「なるほど」と思った人は、彼の番組リスナーに間違いないだろう。垣花アナは、『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』で長年アシスタントを務めていて、和田アキ子の信頼も厚いのだ。和田アキ子と言えば、『ホリプロ』の所属タレント名鑑の1ページ目に出てくる同社の大看板。その縁で所属したのは間違いないだろう。  沖縄県宮古島出身で、顔を見れば「沖縄県人」であることが一目瞭然の濃ゆいタイプ。学生時代は「欽ちゃん劇団」の第1期生だったそうで、のちに「いいとも青年隊」となる「あさりど」と同期だったという。そこで、バラエティ―の素地を学んだのだろう。いや、根っから明るい性格で、リスナーに対し、常に心を開いているような温かい人。 現在は、朝の人気ワイド『垣花正 あなたとハッピー!』や、件の『いいかげんに1000回』『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』などなど、同局のリスナーでなくても「タイトルは聞いたことがある」と言える人気番組ばかりを担当している。そんな垣花アナがフリーに。同局にとっては痛手だったと思う。 おそらく、他局のラジオには、しばらく出ないという“約束”があるだろうが、荘口、川野アナ同様、垣花も非常に“テレビ的”なキャラクターなので、トークバラエティーのひな壇には比較的早くに座りやすいのではないか。あとは、身体を張ったリポーターでも成功すると思われる。 『~あなたとハッピー!』に最期の最期までレギュラー出演していた流通ジャーナリストの故・金子哲雄氏が、唯一、病状を明かしていたアナウンサーでもあり、金子氏が、声が出にくくなっても安心して出演していた傍らに垣花正アナが居たことも付け加えておきたい。 私もラジオ出身ゆえ、本当に多くのアナウンサーと仕事をしてきたが、「私が私が」「ぼくがぼくが」という“自分が大好き”なタイプは、それがリスナーにバレてしまい、人気が上がらない。ラジオとは、そういう媒体だ。 そんな“ラジオのニッポン放送”出身のアラフィフアナ、荘口彰久、川野良子、そして垣花正は、ラジオの特性を知り尽くしているうえ、テレビ向きでもある稀有なタイプ。3人共、今年注目の喋り手なのである。
2019.05.14 16:00
NEWSポストセブン
岡田圭右、クイズ番組で猛者を切り盛りする名司会術と品位
岡田圭右、クイズ番組で猛者を切り盛りする名司会術と品位
 松本人志、伊集院光、有田哲平、有吉弘行……名だたる芸人たちがテレビやラジオで「面白い」と公言する番組がある。脳トレ効果抜群の『クイズ! 脳ベルSHOW』(BSフジ、月~金曜22時台)だ。ますだおかだの岡田圭右と川野良子アナが司会を務め、毎回4人の解答者の顔触れも魅力のひとつになっている。「『芸能人図鑑』を作るイメージで、40~80代の“昭和のスター”に依頼しています。最高齢は、当時89歳の三遊亭金馬さんでした」(小沢英治プロデューサー) 普段、地上波のクイズ番組ではお目にかかることの少ない面々を毎回のように揃える。プロレスラーの藤原喜明(70)が収録中にウイスキーを飲み始め、隣の席にいる安達祐実の母・安達有里(61)に突然キスをするハプニングもあった。「あれは……ご覧いただいた通りです。それ以外何もございません(笑い)」(岡田) クイズ番組初出演の著名人が多く、タブーである白紙解答は当たり前。早押しでも膝の上に手を乗せ、ゆっくり問題を聞く。「ボタンの上に手を置いても疲れて力が抜け、いつの間にか押している人もいます」(岡田) 制作陣が知恵を絞って作る問題は、すぐに解けるほど簡単ではなく、かといって難し過ぎることもない。絶妙な塩梅のクイズが出題される。「4班に分け、それぞれ異なるレベルの問題を作ります。半年に一度くらいのペースで新タイプのクイズも入れ新陳代謝を図っています」(演出の丸林徳昭氏) 当代随一の芸人仲間が「岡田が生き生きしている」と声を揃えるように、昭和の猛者を切り盛りする司会が評判だ。1日5本撮りの収録は約11時間に及び、昼以外の休憩は各収録合間の10分間のみ。岡田のテンションは最後まで落ちない。「解けない問題が続いてしょんぼりしている解答者には、岡田さんはこれでもかとヒントを出して正解に導く優しさがあるんです」(川野アナ) フリーアナウンサーの徳光和夫氏(78)も、同番組の大ファンで、ほぼ毎日見ているという。「クイズ番組の司会者というのは解答者に優劣をつけてしまいがちですが、分け隔てなく接する岡田さんの進行には品位を感じるんです。解答の開け方も絶妙で、私も『クイズダービー』の司会を大橋巨泉さんから受け継いだ時に苦労したのでよくわかります。先に不正解の解答を開けて、最後に正解を出すオーソドックスなやり方だけでは視聴者も飽きてしまうものですが、岡田さんの開け方やテンポの良さは巨泉さんに近いです。 クイズの難易度も絶妙で、簡単ではないけど、よく考えれば解ける。閃いた時は長嶋茂雄の逆転3ランを見たような喜びに浸れる(笑い)。これまで2回出演させてもらいましたが、歌番組に40年以上関わったのに、ヒット曲の歌詞を埋める問題ができなくて悔しい思いをしました。次回は『正解者と同じ答え』と書きます(笑い)」 岡田が心掛けているのは、どんなことなのか。「解答者にテンションを上げてもらうために、元アスリートなら『選手』と呼びます。元巨人の川相昌弘選手に『クイズは苦手ですけど、スクイズは得意です』とコメントしてもらったように、普段見せない一面を引き出すのが自分の役割だと思っています」(岡田) かくして誰もが安心して観ることのできるクイズ番組として好評を博している。※週刊ポスト2019年5月17・24日号
2019.05.10 07:00
週刊ポスト
フリーアナ思いのTBS 『はやドキ!』は人材の宝庫
フリーアナ思いのTBS 『はやドキ!』は人材の宝庫
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、昨今のフリー女子アナ事情について考察。 * * *「これからおやすみになる方も、そしてお目覚めの方も、時刻は4時になりました」の挨拶からスタートしていた『めざにゅ~』(フジテレビ系)が14年3月に終了し、その後スタートした『めざましテレビアクア』も今年3月“ひっそり”終了していたことを最近、知った。 ではいま、フジテレビの朝4時台に何をやっているかというと、ますだおかだの岡田圭右と、ニッポン放送出身のフジテレビアナウンサー、川野良子アナ司会による『クイズ!脳ベルSHOW』だ。 BSフジでオンエアしている帯のクイズ番組で、フジテレビでは再放送が中心。回答者は40歳以上のタレントや文化人たちというから、同局で人気を博した『クイズ!年の差なんて』の“年配組”だけを集めたようなスタイルだ。 在京民放局の朝4時台は、横並びで視聴率トップのテレビ朝日が『おはよう!時代劇』(同局の人気時代劇シリーズの再放送)に続き、日本テレビが『Oha!4 NEWS LIVE』、そしてTBSが『はやドキ!』をオンエアしている。 テレ朝は、早起きの3層(50歳以上の男女)にまず時代劇を見せ、その流れで『グッド!モーニング』、『羽鳥慎一モーニングショー』を見せる流れが抜群で、朝帯ではトップの視聴率を獲得している。 件の『クイズ!脳ベルSHOW』も、明らかに3層狙いの番組だが、そのあとの『めざましテレビ』は、決して3層狙いではないし、4時台は何が何でも最新ニュースをチェックしたいという3層も少なくないため、日テレとTBSとがしのぎを削っている状態といっていい。 日テレの『Oha!4~』は、クールビューティーなベテラン、中田有紀キャスター卒業後は、“女子会”のような雰囲気。日本テレビの女子アナも男子アナも20代~30代前半でそろえているため、『ZIP!』への流れは悪くない。 ではTBSの『はやドキ!』はどうか。後に続く夏目三久の『あさチャン!』は、みのもんたを愛した3層たちがそのまま“お客”として残っている状態。そこにナイスパスをするため、『はやドキ!』では新聞を紹介するコーナーに、龍崎孝氏、中村尚登氏、柴田秀一氏、斎藤泉氏ら、同局の解説委員や報道アナ出身で、現在大学教授やニュースデスクの肩書をもつ中年男性たちがコメンテーターに加わる。 長年、TBSテレビやTBSラジオに親しんでいれば、件の4氏はみな“馴染みの顔”。政治、経済からスポーツ、エンタメまで守備範囲が広いうえ、女性視聴者を遠ざけないキャラの持ち主ばかりゆえ、朝にピッタリというだけでなく、繰り返しになるが『あさチャン!』への流れがすこぶるいい。 メインの高野貴裕アナを囲む女性陣も、『Oha!4~』に比べると、落ち着いた雰囲気の女性キャスターが並んでいる。“ひっそり”終わった『めざましテレビアクア』が“フリー切り”を最大理由にされるなか、『はやドキ!』は、『サンデーモーニング』の関口宏が会長をつとめる「三桂」や、その「三桂」と深い関わりがあった「セント・フォース」、さらには、近年、民放局を辞めた女子アナの所属先として地位を築いている「ホリプロ」などに所属する“フリーアナ”が曜日替わりで多数出演している。 それぞれのプロフィールが気になり、精査してみると、彼女たちの多くは大学を卒業した後、地方局のアナウンサーとなり、件の事務所に所属するという、フリー女子アナおなじみの”パターン”だった。 が、なかには、芸能プロダクション「スターダスト」にスカウトされ、「ももいろクローバー」(いまの“ももクロ”の前身)構想段階のメンバーだったという川又智菜美や、HPの自己紹介文に「大手総合商社」に在籍していたことを記すハーフ美女・堀口ミイナを始め、興味深い人材の宝庫であった。 さらに、小野寺結衣である。この名前でピンときた方は女子アナ通、あるいはジャイアンツファンかもしれない。そう、彼女の長姉は、元・日本テレビアナウンサーで、読売巨人軍監督、高橋由伸氏夫人の旧姓・小野寺麻衣さんだ。 まだまだいる。気象予報士の尾崎朋美は、あの「森田さん」(『Nスタ』の森田正光氏)が会長で、「森さん」(『ひるおび』の森朗氏)が社長をつとめるウェザーマップの所属。 さらに、ニュース読みは「ニュースバード」のキャスターもつとめていて、TBSの関連会社「キャストプラス」所属の女性3人だ。 もっとも驚いたのは、ナレーターをつとめる女性たちの顔写真までHPに出ているので検索してみたら、全員、「生島企画室」所属だった。聴取率が絶好調なTBSラジオの早朝番組『生島ヒロシのおはよう定食』『生島ヒロシのおはよう一直線』のパーソナリティー、生島ヒロシ氏が代表をつとめる事務所で、元NHKの内藤裕子を始め、人気の局アナが退社した後に続々所属することでネットを騒がせていたりもする。実は“フリー切り”は、何もフジテレビに限ったことではなく、かつて「セント・フォース」所属の女性キャスターばかりが出ていた感のあるテレビ朝日や日本テレビでも、局アナ路線に変わってきている。 記者からの移行ではあるが『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の午後3時またぎのニュース読みも、このたび日テレの局アナに代わる。 だがTBSの『はやドキ!』だけは、フリー女子アナの“受け皿”ともいうべき番組になっていて、各プロダクションに配慮をしながらフリー女子アナを起用し続けている。 そういえば、昔、TBSの局アナが「在京局を辞めたアナウンサーを最初に使うのがウチ」と嘆いていたことがあるし、同局で大きなレギュラーをもっている某フリーアナは「TBSの方は、自局のアナウンサーのことが好きではないみたい」とも言っていた。 確かに「日曜劇場『ブラックペアン』」にはカトパン(加藤綾子)が。同『下町ロケット』にアヤパン(高島彩)が出演。『ビビット』のコメンテーターには政井マヤ、雪野智世、菊間千乃が出ている。ナレーターも近藤サトだし…(苦笑)。 もちろん、他局の番組でも自社の出身ではないフリーアナを起用しているケースがあるけれど、やはりTBSではそれが目立っているように見えてならない。その元祖とも言うべき番組は「三桂」所属の女性キャスターが勢揃いしている『サンデーモーニング』だ。 フリー女子アナに特化している事務所のみならず、“女子アナ部門”を設置するプロダクションが激増する昨今、テレビ局としても使わざるを得ないのかもしれないが、それぞれの事務所の戦略や、地方局出身のフリー女子アナらの探り合いや野望がうごめく『はやドキ!』に、朝から異様な空気がただよっているのも確かである。私だけの気のせいだろうか…?
2018.05.30 07:00
NEWSポストセブン
タレントと芸人のコラボ増加 好感度UPの起爆剤、番宣に有効
タレントと芸人のコラボ増加 好感度UPの起爆剤、番宣に有効
 昨年大みそかに放送された『絶対笑っていけない』シリーズ最新作『アメリカンポリス24時!』(日本テレビ系)。ダウンタウンらを襲う笑いの刺客の中で意外な配役だったのが滝藤賢一だ。ドラマ・映画で知られる名脇役が、ますだおかだ・岡田圭右のネタを完全再現。本人ともコラボし、爆笑の渦に巻き込んでいた。さらに6日に放送された、未公開シーンを集めた『完全版SP』(同系)では、ベテラン俳優・西岡徳馬が、歌のお兄さんをイメージした格好のピン芸人「GO!皆川(みながわ)」のモノマネを本人と“共演”していた。 最近、芸人のネタをタレントや俳優が積極的に演じたり、芸人本人とコラボする場面を多く見かける。“見る側”と“演じる側”が明確に別れていたお笑いの世界に何が起きているのだろうか。その周辺を探った。 滝藤がこの時演じていたのは、岡田による「ハッピーボーイ」というキャラ。星条旗をモチーフにしたタキシードとハットをかぶり、ハイテンションなギャグを繰り出すという持ちネタで、これまでも『スパイ24時』や『地球防衛軍24時』『科学博士24時』といったシリーズに登場している。 それを今回滝藤が、「ウ~~~ワォ! 出た! ウェルカムトゥハッピーボーイ! 来ました!」など全力で熱演。同じ衣装の岡田本人から「“ど”バラエティー大丈夫?」と聞かれると「事務所の反対押し切って、俳優生命大やけど!」と自虐まじりにテンポよく返答。それに対し岡田が「私のスベりで冷やしましょ!」と返し、息の合った掛け合いを見せていた。 ◆番宣にも有効な「ブルゾンちえみwithB」の一言ネタ 芸人とタレントによるコラボで最近多いのがブルゾンちえみwithBだ。両脇にいるwithBことブリリアンの2人が「スカイ」「オーシャン」などとそれぞれ一言ずつ言った後、ブルゾンが「ブルゾンちえみ」と放ち、「withB!」という最後のフレーズで3人とも軽く決めポーズをつけるという単純なものだが、多くの番組で即席の新ユニットが誕生した。 その中で特徴的なのが、番宣のためにやってきた俳優にもその場で挑戦してもらうというものだった。木村多江はドラマ『ブラック・リベンジ』(日本テレビ系)のPRに「ブルゾン多江withB」として登場し、喝采を浴びた。また菅田将暉は主演映画『火花』の宣伝のためwithB側に回り、多くのネットニュースで紹介された。 ブルゾンちえみ本人はかつて、この男性2人、女性1人がネタを言うスタイルについて「良いパッケージを考えた」と回顧していたことがある。確かにブルゾン役となるタレントは、事前の練習もそれほど要らない。真ん中にいれさえすれば、両脇のブリリアンがその人のプロフィールやプライベートを織り込むだけで成立する。手軽に盛り上げることができるカロリーの低さ、最後にポーズを決めて場が締まるところは、「使いまわせる」点で完成度は高い。◆誰でもできるフォーマットが完成されている もう1組、2017年のお笑い界を沸かせたのが『キングオブコント2017』(TBS系)でブレークしたカップルコンビ・にゃんこスター。「ワイモバイル」のCMでは、斎藤工・出川哲朗・桐谷美玲と共演。斎藤はスーパー3助に衣装から声までなりきり、また出川と桐谷は、アンゴラ村長とスーパー3助本人とともにリズム縄跳びを再現している。 『ネプ&ローラの爆笑まとめ!2017ネタ祭り』(TBS系)では、ヘソ出しルックのローラが抜群のプロポーションでリズム縄跳びを披露していた。これも、肝心なところで縄跳びをせず、口をとがらせて踊るという、誰でもできるという簡単なフォーマットがもたらしたものと言えるだろう。◆芸人のネタをやることで好感度アップ そんな芸人のネタを俳優が挑んだり、コラボするようになった出来事といえば、一昨年の『笑ってはいけない科学博士24時!』(日本テレビ系)での斎藤工、原田龍二、先ほど挙げた西岡徳馬の熱演だろう。  斎藤はサンシャイン池崎を完コピし、本家を超える絶叫ぶりで圧倒。原田もアキラ100%と禁断の裸芸でコラボ。西岡も吉本新喜劇の大人気ギャグ「乳首ドリル」を熱演。それぞれ再び脚光を浴びた理由は、ふだん演技している場面しか見られない俳優たちが、芸人のネタをやることによって親近感が湧き、好感度も上昇したからであろう。さらには彼らの活躍が、芸人のネタにタレントが挑む門戸をより開いたと言える。◆さまざまに広がるコラボ  さらにこのコラボ現象は、かつて一世を風靡した芸人のネタをもよみがえらせつつある。定期的に放送されている単発のお笑い番組『UWASAのネタ』(日本テレビ系)では、水ト麻美アナウンサーが、「なんでだろう」でおなじみのテツandトモとコラボしたり、自虐ネタを物悲しげに言う芸人ヒロシとコラボ。彼を意識した黒スーツ姿で「水トです……痩せられるほどの摂取カロリーじゃありません!」などと言い放ち、爆笑を誘っていた。 また、芸人がネタを書き、それを俳優が演じると言う新機軸のお笑い番組『笑×演』(わらえん、テレビ朝日系)も昨年からスタートし、好評を博している。このようにさまざまに変わりゆくお笑いの方程式。今後はどんな意外なコラボが見られるのだろうか、楽しみに待ちたいところだ。(芸能ライター・飯山みつる)
2018.01.21 07:00
NEWSポストセブン
岡田結実が『エイリアン』のスペシャル4Dシートに座る
岡田結実が『エイリアン』のスペシャル4Dシートに座る
 タレントの岡田結実が、映画『エイリアン:コヴェナント』のスペシャルイベントに登場し、父・岡田圭右と母・岡田祐佳の別居報道に言及した。両親が仲直りしたかどうかを聞かれた結実は、両親は両親のことがある、と子供である自分の口からは何も言えないと説明した。 岡田結実は今回の映画の「超4D」用スペシャルシートに腰をかけ、エイリアンの世界を体験。クルーを乗せた宇宙船がアクシデントに襲われるシーン、草むらでエイリアンに襲われるシーン、宇宙船の上でエイリアンと戦いを繰り広げるシーンを楽しんだ。■撮影:矢口和也
2017.09.09 16:00
NEWSポストセブン
芸能ニュース活況で女性リポーターブーム再び?
芸能ニュース活況で女性リポーターブーム再び?
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、昨今の女性芸能リポーター事情を総括。     * * * 別居報道直後、タイミング良く、マットレス体験イベント「RISE 脳すいみん3DAYS」ゲストとして登場した「ますだおかだ」の岡田圭右。離婚経験のある女医でタレントの西川史子が自虐コメントや岡田へのツッコミを連発してくれたお陰で、ワイドショーでの“使いどころタップリ”なイベントとなった。 その後の“囲み取材”でも、右サイドを『バイキング』(フジテレビ系)出演中のあべかすみリポーター、左サイドを『ワイドナショー』(フジテレビ系)他でおなじみの長谷川まさ子リポーターが務め、ここでも西川先生のサポートにより、爆笑会見に。 芸人にネガティブな報道があったときには早めに笑いにもっていくのが「勝ち」。女性週刊誌の報道直後からレギュラー番組でも自分の言葉で事態を説明していた岡田だったが、タイムリーなイベント出演の模様をおもしろおかしく(編集で)繋いでもらえたこともラッキーだったと言えよう。 昨今、女性芸能リポーターが注目を浴びていることが続いている。 その昔は、各ワイドショーに専属リポーターが男女共に何人もいて、「事件」、「皇室」、「海外ネタ」、いまで言う「トレンド」(昔は“ヒマネタ”と呼ばれていた)、そして「芸能」などと専門も分かれていたものである。 だが、予算削減やリポーターの高齢化などを理由に、次々契約を切られたり、番組タイトルやMCの切り替えと共に全員がクビになったり…。 果たしてリポーターはいま、局からオールマイティーを求められ、専属と言える人は各番組2〜3名程度だ。 地方のローカル局のワイドショーには、まだ決まった時間に芸能コーナーが「毎日」あるため、そこを仕切るのが芸能リポ—タ—となる。 だが、そこにも男性の姿はほとんどない。芸能コーナーがどんどん短縮されたり、なくなったりしていく中で、“一家の大黒柱”の男性リポーターは転職を余儀なくされたのだ。 もともとスポーツ紙や週刊誌の記者出身の人が多かったせいか、また文筆業に戻ったり、芸能ニュース配信の会社やリポーターが所属する芸能事務所を作ったりする人が目立つ。 だが、御存知のように、この2年ほど、芸能がまた元気を取り戻しているのに伴い、ワイドショーはもちろん、ワイドショー以外の番組の中にも芸能を扱う番組が増えたのである。その代表は、バラエティー班制作の『バイキング』や、芸人の松本人志、東野幸治が仕切る『ワイドナショー』で、そこで同業者でもあるタレントたちが「何を言うか」含め、視聴者が芸能に興味を示し、チャンネルを合わせるようになったのだ。ちなみに、現在、フジテレビの玄関には、必ずこの2番組の視聴率が貼りだされている。 在京キー局のワイドショーの中にも、朝4時〜8時までにオンエアされる番組では、“エンタメコーナー”として、前日の芸能VTRをフラッシュでオンエアする時間が2〜3チャンスも置かれている。 そうしたコーナーで流されるVTRに出て来るのが囲み取材でマイクをもっている女性芸能リポーターたちだ。 最近では、高畑淳子に口を押さえられた『とくダネ!』(フジテレビ系)の平野早苗リポーターの様子が他局でもタップリ流されたし、同局の『バイキング』でも平野リポーターにコメントを求めるVTRがあった。 また、女性リポーターがこぞって駆け付けた渡辺謙の会見で、「世界のケン・ワタナベも普通の男と同じだったのか?」と質問したのは件のあべかすみリポーター。そんな様子をあべリポーター不在の曜日に「あれ、あべさんでしょ?」と怒るフリをしながら御満悦だったのは『バイキング』の坂上忍だった。 かつて長谷川まさ子リポーターが、“サンジャポ・ジャーナリスト”の小林のんちゃんを「すごい」とリスペクトしていたことがあった。その頃、各局のワイドショーで使われる下りは必ずと言っていいほど、のんちゃん発の質問と、その答えで、それがスポーツ紙に掲載されることもしばしばあったからだ。 その後、のんちゃんは『サンデージャポン』の構成者のラストに名前が出るようになったので放送作家になったのかも。現場には姿を現さなくなった。 現在、長谷川まさこリポーターが「気になる」のは、姿を見せなくなって久しい小林のんちゃんや男性リポーターらではなく、囲み会見でマイクをもつ「男性ディレクター」だという。 視聴者の皆さんにとって、リポーターに見えているであろう男性たちは、実は番組ディレクター。この理由も経費削減で、リポーターではなく彼らの出番と相成ったワケなのだが、現場に出続けている間に、けっこう面白い質問ができるようになったり、芸能人からも顔を覚えられたりして、会見に巻き込まれることが増えているのである。 先日、柳沢慎吾が『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の公開アフレコイベントで、ラスト、おなじみの「警察24時」ネタをやった際、“確保”されたのも、囲み取材では“顔”の男性ディレクターだった。 もちろん、ワイドショーで使われたのは、その部分。出役は本来リポーターのほうなのに、元々番組ADだった小林のんちゃんや、同じく裏方である男性ディレクターのほうが自分たちより目立ってしまうとは由々しき事態だと長谷川リポーターが思ったのも当然だ。 だから、というワケではないだろうが、昨今、女性リポーターは、「使われる」ことを意識した質問を投げかけることと、専門分野をもつことを心掛けているように見える。 昔から、最年少ゆえ、質問する順番が遅くなり=するべき質問は他のリポーターにされてしまい、結果、誰よりも鋭いことを質問するので「爆弾娘」と呼ばれていたのは菊地真由子リポーター。昨年のことになるが、三遊亭円楽のラブホ不倫釈明会見で、“なぞかけ”を振ったのは、この菊地リポーターだった。 同じく、現場で味わい深い質問を投げかけるのはベテランの川内天子リポーター。熟女好きなピース綾部とウワサになった(!)過去をもつ。 そして、もともとオールマイティーな人ではあったが、「相撲リポーター」という肩書での出演が激増しているのは横野レイコリポーター。先日の『大相撲ODAIBA場所』では、フジテレビの各番組に入り中していたが、その知識の深さや、力士との繋がりは、日ごろ、地道に取材をしている賜物だと見受けた。『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)を離れ、現在、東海地区や関西地区のローカル局のワイドショーにレギュラーをもつ島田薫リポーターは、クラシックバレエやミュージカル、フィギュアスケートに深い知識をもつ。 長谷川まさこリポーターも、映画や舞台を頻繁に見て勉強していて、先日、『女性セブン』の座談会で「オススメのイケメン」を訊ねたら、『ビリ—・エリオット〜リトル・ダンサー〜』の「前田晴翔くん」の名前を挙げてきて驚かされた。NY暮らしが長く、アポロシアターのヒップホップダンス・アマチュアナイトの子供部門で年間チャンピオンに輝いたこともリサーチ済みだった。 そして駒井千佳子リポーターは、ジャニーズや韓流から氷川きよしまで、イケメンに強い。「女性芸能人の名前はなかなか覚えられないんですけど、イケメンの名前はすぐ覚えるんですよね」と笑う駒井リポーターは、韓流スター取材のために韓国語を習っていたことも。さらに、文章力に優れ、イケメンの歴史も全て頭に入っているため、読み応えのあるコラムを何度も読ませてもらった。 故・武藤まきこさんは「皇室」「歌舞伎」という専門をもち、「現場の東海林です」が流行語にもなった東海林のりこさんは、文字通り、現場に寄り添う取材に定評があった。 芸能人とて、顔見知りのリポーターにもっともっと現場に来てほしいだろうし、芸能プロダクションやPR会社としては、「やはり、著名なリポーターさんに来てもらわないと格好がつかない」と思っているのだ。 女性芸能リポーターにブームの兆し。視聴者の女性にとっても、これは“朗報”だろう。
2017.09.03 07:00
NEWSポストセブン
ベッキー、ASKA、成宮… 芸能ネタとワイドショーの関係
ベッキー、ASKA、成宮… 芸能ネタとワイドショーの関係
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、ワイドショーにおける芸能ネタの“数字”について明かす。 * * *“文春砲”に負けじと最近は“フライデー砲”が盛んに投下されているし、女性週刊誌でも『女性自身』が江角マキコの不倫を報じたり、『女性セブン』ではTMR西川貴教に弄ばれたという女子大生の“告白”を掲載したりと、スクープ合戦が続いている。 ワイドショーでは、そうした週刊誌の発売日に記事を取り上げることが多く、視聴者の皆さんからは「他人の褌で相撲をとっている」という御批判も少なくないと聞く。 実は、タダで記事を使わせていただいているワケではない。記事を番組で扱うにあたり、“使用料”が発生する週刊誌が昨今は少なくないのである。 テレビ局の芸能デスクに言わせると、「それほど大きな額ではないため、使用料を支払っていなかった頃より、逆にやりやすい」とか。もちろん、だからと言って、記事をそのままなぞるようなルール違反はしていないし、番組が芸能事務所に「あてる」(=確認する)場合もあれば、締めに「くわしくは…」とか「この続きは週刊○○をお読みください」という文言を添えている番組もある。 では、文春砲を始め、そうしたスクープ記事には、ワイドショーにおいて、どれぐらいの“数字”があるのだろうか? まず「いつまで経っても数字があったのはベッキーだった」と某局芸能デスクが振り返る。「不倫」というワードとはもっともかけ離れていたところにいたベッキーが…という意外性。さらには、相手の「ゲスの極み乙女。」川谷絵音が毎週のようにネタを提供してくれたことから、ワイドショーのカメラが彼らのライブ会場に押し掛けることも続いた。 最後、「さすがのベッキーも数字を獲れなくなった」と言われるようになったのは、彼女が地上波のテレビ番組に復帰する云々というニュースのとき。幸せなネタは数字が獲れない? それもあるかもしれないが、約一年という長きにわたって引っ張られたネタに、さすがの視聴者も、「もうお腹がいっぱい」だったのだろう。 続いてワイドショーの毎分グラフが急上昇したのは「成宮寛貴、引退」のニュースだった。ベッキー同様、“現役感”いっぱいでファンも多かった成宮からの突然の引退発表。直筆の文章の行間からは苦悩が溢れ、「自殺でもしたら、どうするのか」を始め、「かわいそう」「ひどい」と、コカイン吸引疑惑を報じた『フライデー』には抗議が殺到したと聞く。 数字が落ち着いたのは、成宮を「売った」とされる複数の“友人”がワイドショーのコンタクトに応じるようになってから。もともと、真相がわかりにくいニュースだったこともあり、視聴者がこのネタに付き合うことを止めたのである。 その逆で、「数字があるかと思ったら、それほどでもなかった」のがASKAだ。昨年末、彼が再逮捕される直前、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)にASKAが電話出演した模様をノーカットで流した日の同番組は、「通常より3〜4%、低かった」とスポーツ紙のWEB版に取沙汰されたほどだった。 1日の『バイキング』(フジテレビ系)も同様で、この日は、ASKAからの突然の電話連絡により、これまで面識がなかったという同番組MCの坂上忍が食事をしながら、様々な話を聞いた“結果”が、坂上の口から丁寧に解説された。 ちょうど私も出演しており、フロアディレクターからは何度「(坂上に)質問してください」というカンペが出たかわからない。 ASKAの許可を得て、「話せることは話します」というスタンスだった坂上は、いつものように天才的な話術でショーアップもしていたし、かなり核心に触れる内容が生放送で次から次へと明かされたのだが、視聴率は上昇傾向にある同番組の前四週平均視聴率より1%ほど低いものだった。 そして江角マキコだ。朝のワイドショー側が数字を獲りたいF2層(35〜49歳の女性)にとっては“憧れの存在”だった時期もあるし、“落書き事件”や“ママ友いじめ”が報じられた際には間違いなく数字があった江角である。 が、今回の不倫→引退を扱った際には、「それほど伸びなかった」と複数のワイドショー芸能デスクが驚きを隠さなかった。 第一報を報じた『女性自身』発売日、某ワイドショーで、その江角ネタ以上に数字がハネ上がったのは、「百恵さんだった」そうだ。百恵さんが得意のキルトを展覧会に3作出品した内の2作が子供部屋で使うモノだったということで、二人の年子の息子(共に30代)をもつ百恵さんが「早く結婚して孫を抱かせてほしい」と友人に語った…という、ほんわかしたネタのほうに数字があったというのである。「数字がない」ということでいうと、大物の訃報も「それほどでもないし、どうしても暗くなってしまうので、なるべく短尺にしたい」とはワイドショーの総合演出の弁。最近では松方弘樹さんや藤村俊二さんら、昭和生まれの視聴者にとっては、御馴染み過ぎる大物の訃報が続いたが、「このお二人のように、活躍の場が多岐にわたっていると、どの時代をピックアップするのが視聴者にとって親切なのかとても悩む」と。 確かに、松方さんは往年の名優であることは間違いないが、ビートたけしとバラエティーに出演して、その人柄がお茶の間に知れ渡ったり、巨大マグロを釣り上げていたり。さらに、プライベートが毎日のようにワイドショーで取り沙汰された時代もあったが、「それがわかる視聴者は、F3層を通り越してF4層ではないか」と…。さらに「それらをうまく繋げるディレクターも現場に少なくなっている」というのである。 藤村俊二さんについても、「振付師というのは知らなかった」と40代のディレクターに言われて私も愕然とした。藤村さんも入っていた「昭和九年会」豪華メンバーをフリップにまとめて説明しても、「そう、そう」と頷いてくれるのは70代のコメンテーターだけだった。 昨今、自分が仕切らせていただいているコーナーで紹介したネタで視聴率の毎分グラフが劇的に上昇したのは、「岡田結実、父・岡田圭右と“共演NG”のワケ」で、決してドロドロした内容ではなく、彼女のプロフィールや多方面での活躍ぶりを紹介した、やはり“ほんわか”したものだったのである。 実は週刊誌も、芸能ネタの大スクープが掲載されていても、「それほど売れなかった」ということがあるそうで、女性週刊誌編集部内でも、ゴシップよりも実用ネタに力を注ぐことへのシフトを考えているところもあると聞く。“○○砲”と、読者&視聴者の指向のギャップ。出版社でもテレビ局でも今後の大きな課題となりそうだ。
2017.02.05 07:00
NEWSポストセブン
真っ赤なドレス姿で登場の岡田結実、理想は羽鳥慎一アナ
真っ赤なドレス姿で登場の岡田結実、理想は羽鳥慎一アナ
 ジュエリーブランド『PANDORA』の新コレクション発表記念トークショー(11月24日)に、ますだおかだの岡田圭右の娘・岡田結実(16才)が真っ赤なドレス姿で登場した。理想のタイプを聞かれ「誠実なかたです。例えば、羽鳥(慎一)アナウンサー。お父さんとよく似てカッコいい」と告白した。 PANDORAは1982年にデンマーク・コペンハーゲンで金細工師の夫妻によって創業されたブランド。世界6大陸100か国以上で約8900店舗を展開する。撮影■小彼英一
2016.12.06 16:00
女性セブン
岡田結実が巫女の衣装を着てワクワク 七五三珍エピソードも
岡田結実が巫女の衣装を着てワクワク 七五三珍エピソードも
 タレント・岡田結実(16才)が、「日枝神社広報大使」に就任し、任命式に出席した。七五三から初詣までの時期を広く告知するという役割を担う「日枝神社広報大使」。初めて巫女の衣装に身を包んだという岡田は、ドキドキワクワクの表情を見せた。 また、七五三の思い出を聞かれると、千歳飴を食べたところ、あまりの硬さに家族(父は、ますだおかだ・岡田圭右、母は岡田祐佳)の歯が欠けてしまったというエピソードを明かした。 同広報大使は岡田が6代目。これまでに工藤綾乃、小芝風花、吉本実憂、赤沼夢羅、高橋ひかるが務めてきた。撮影■高柳茂
2016.10.26 16:00
NEWSポストセブン
二世タレントのいいとこどり 岡田結実は将来性抜群
二世タレントのいいとこどり 岡田結実は将来性抜群
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、二世タレントの注目株、岡田結実のポテンシャルに言及。 * * *「閉店ガラガラ」のギャグでおなじみ、「ますだおかだ」岡田圭右の長女で、タレント・モデルの岡田結実(おかだゆい)が『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)の女性新MCに就任することとなった。 さらに、9月7日スタートの同局の新番組『一周回って知らない話』のレギュラーにも名を連ね、来年公開の映画『傷だらけの悪魔』で女優デビューすることも決まっている。 芸能界は相変わらず二世タレント花盛りで、いまは第二次二世ブームといったところ。話題性からか、NHKでも民放でも、連続ドラマには二世俳優が欠かせない存在だ。 そんな中、もっとも成功していた二世が高畑裕太容疑者だろう。連続テレビ小説『まれ』(NHK)で全国区となり、7月期は2本の連続ドラマに出演していた。 母の高畑淳子にどんどん似てくる顔と長身。さらに、当初から「高畑姓」で仕事をしていたことも功を奏して、近年、バラエティー番組で親子共演がもっとも多い、理想的な二世タレントだった。 実は件の『一周回って〜』のレギュラーでもあった裕太容疑者。同時期に出演者として芸能ニュースに名前が挙がった岡田結実はきっと複雑な気持ちだっただろう。 そんな岡田結実もまた「理想の二世」「さらなる可能性を秘めた二世」と業界ではもっぱら評判だ。 まずは父親がお笑い芸人であるということ。これは、俳優や女優の二世よりも、親の話題、子供のネタ共にバラエティー番組で自由に話しやすいという利点がある。 二世の中には、「親の七光りと言われたくない」というポリシーをもち、あえて、二世であることを隠したり、親とは異なる芸名で活動したりする者もいる。 また、「甘やかしたくない」「ジャンルが異なる」など理由はそれぞれだが、親が息子や娘との共演を「NG」にしているところもある。 だが、岡田家の場合は、特に縛りがないうえ、結実の父、岡田圭右は芸人は芸人でも明石家さんまや関根勤ほど大物ではないので、何かにつけてハードルが低く、起用する側もそれほど気を遣う必要がないのも互いに気楽な理由だろう。 岡田結実は、01年、ジュニアモデルとしてデビューしている。つまり、二世・三世タレントとしては、大沢あかねと同じだ。さらに、その大沢や、ウエンツ瑛士、生田斗真、前田亜季らが出演していたことでも有名な『天才てれびくん』シリーズの「てれび戦士」という経歴ももつ。『ニコ☆プチ』(新潮社)や『ピチレモン』(学研プラス)の専属モデルを経てタレントになり、今年、オスカープロモーションに移籍したのをきっかけに、いっきにテレビ出演を増やすこととなった。 小顔だし、ハーフのような美人。トークはまだまだだが、MCや共演者から「お父さんのギャグをやって」と言われると、照れくさそうな顔をするものの、次の瞬間、自らスイッチを入れ、「ウ〜ワオ!」とか「閉店ガラガラ」、干支を擬音で表す「チュー」や「ギュウ」を父以上のオーバーアクションで披露してくれるところも評判がいい。 これで思い出すのは、『誰だって〜』の初代MCで、産休後、同番組のコーナーでナレーションを担当することになった関根麻里だ。 彼女は、「千葉真一のモノマネをする関根勤のモノマネ」を始め、父絡みのギャグをこれまた思い切り良く披露し、名前と顔を売った。 とはいえ、彼女はアメリカの大学を優秀な成績で卒業し、英語がペラペラの才媛。好感度も抜群でCM出演やMCの仕事も多かったものの、「頭が良すぎるところが鼻につく」という視聴者からの声も少なからずあったように思う。 が、この点でも岡田結実はハードルが低く、しかも弱冠16歳と、関根麻里よりもずっと早く「二世」として売れっ子になったため、視聴者もまだ「子供」と見ていて、評価がそれほど厳しくないのである。 あとは所属事務所か。移籍したオスカープロモーションは、2000人以上のモデルが所属する“モデル事務所”から、いまは、米倉涼子、上戸彩、武井咲、忽那汐里、剛力彩芽ら連続ドラマの主演女優を多数抱える“女優事務所”でもある。連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)でブレイクした小芝風花もオスカー所属だ。 この10月から『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)に主演する米倉涼子や、『日曜劇場「半沢直樹」』(TBS系)、『アイムホーム』(テレビ朝日系)での妻役が好評だった上戸彩は、いまや押しも押されぬ視聴率女優。 というわけで、各局の連続ドラマにおける同事務所の“力”はどんどん強くなっていて、女優事務所として、他のプロダクションからもおおいに注目されているのである。 同事務所は『国民的美少女コンテスト』があまりにも有名だが、今春は10年ぶりに「女優宣言お披露目記者発表会」が行われ、2013年ミスユニバースの松尾幸実、ミス・ワールド2013日本代表の田中道子、ミスアジアファッションモデル2015の和田安佳莉、ミス・ワールド日本代表の中川知香ら、既にモデルとして活躍する4人が「女優転身」を宣言した。 モデル事務所から女優事務所へと移籍した岡田結実が、今後、先輩女優が主演するドラマや映画に出演する可能性は極めて高く、いずれは彼女も「女優宣言」をするかも…。父と所属事務所が異なるので、甘やかされずに済むというメリットもある。 二世タレントの“いいとこどり”ともいうべき岡田結実をテレビで見る機会が激増しそうなこの秋。 美人なのにサービス精神旺盛で、二世らしい大らかさと特異なエピソードをもつ彼女の活躍は当分の間、「閉店ガラガラ」とはなりそうもないのである。
2016.09.04 07:00
NEWSポストセブン
元日テレアナ上田まりえ 「愛がある」と岡田圭右に憧れる
元日テレアナ上田まりえ 「愛がある」と岡田圭右に憧れる
 日本テレビという優良企業に守られた会社員生活から一転、何の保証もない厳しい世界へと飛び込んだタレント・上田まりえ(29)。しかしそんな不安は一切感じさせず、「面白いことをやってみたい」という好奇心は天井知らずだ。バラエティーやラジオなどで活躍を続ける“元女子アナ”上田に直撃した!――タレントになってから、芸能人との共演も今までと違う感じがしますか?上田:全然違いますね。局員時代はホストの立場です。タレントさんはうちの会社に来てくださる大事なお客様ですから、失礼のないように、日本テレビの番組に出て良かったと思ってもらえるように、自分が引いて周りを見たり、ここぞという時には出たり。そして喜んでいただくことが必要でした。そのさじ加減が難しかったですね。でも今はタレントという立場で、自分がどんどん出ていかなければならないんです。常に“どうしよう、何もない”っていう恐怖心がありますね。――またそんな自己評価が低い…。上田:いやいや、冷静に分析したうえで、ですよ。自分はそんな華があるタイプでもないし才能があるタイプでもない。じゃあ何ができるんですかと聞かれると、実家も普通の庶民の家ですし、逆にそういう“普通の感じ”がウリなのかなと思い至ったんです。だからすっごく普通ですよ~。芸能人を見るたびに“おお!”って興奮しているし、テレビに出れば汗びっしょりですし(苦笑)。そこはこれからも変わらないんじゃないかな。マネジャーさんからは“みんなが知ってる人じゃないからこそ面白い”と言ってもらいました。プラスに考えると、イメージがついてない分、何でもできる可能性があるって。――では松竹芸能にした決め手は?上田:“出落ち”感ですよね(笑い)。いろんなところに所属している自分を想像してみたんです。そこで“松竹芸能から来ました、上田まりえです!”って言うのがすごくいいなと思って(笑い)。まずみなさん“日本テレビアナウンサーやってたんでしょ?”“なんで松竹芸能?”“芸人?”“何になるの?”“タレント?”みたいにいっぱいひっかかりを作ってくださるだろうと。そう思っていただけたらよっしゃ!って感じです。――そんなにお笑いが好きだったんですか?上田:“芸人事務所入ったら、何させられるんだろう”っていう面白さがあるじゃないですか。実際、バンジージャンプもやりましたし、心霊スポットロケも行かせていただきました。これくらい体張らないとアナウンサーやめた意味もないと思いますし、これって芸人事務所じゃないとありえないお仕事で。松竹芸能に入れていただいて正解だったな~と思います。まあ、実を言うとバンジーの話が来た時は“大丈夫なんか? ほんとに? 一晩考えた方がいい”とマネジャーさんから止められたくらいなんですけどね(苦笑)。――松竹芸能に決めるまで、どれくらいの数の事務所から声がかかったんですか?上田:3社ですね、ありがたいことに。本当はオーディションを受けて事務所に入ろうと思ってたんです。私の力量で入れると思ってなかったので、バイトしながら生活して、オーディション受けながら探していけばいいやって。退社すると決めた時点で、中華料理屋さんの面接に行ってお願いしてたんです。――すごい決断力ですね。芸人事務所で上下関係、厳しくないですか?上田:全くないです。芸人の兄さん姉さんたちも、みなさん本当に温かく迎え入れてくださってありがたいです。みなさん最初は心配してくださってましたよ(苦笑)。とくに『PON!』(日本テレビ系)でご一緒していた岡田(圭右)師匠からは、“なんでなん!? 大丈夫なんかうちの事務所で”って本当に心配してくださって、“ごはん食べさせてあげられるんか、仕事あげられるんか”ってマネジャーさんに直訴してくれたほど。まあ、マネジャーさんはそこで“保証はできません!”って堂々と答えてましたけど(笑い)。 もっというと、退社を決めた時、まだ事務所も全然決まっていない時に、岡田さんのマネジャーさんに退社のご挨拶をしたらすっごい叱られまして(苦笑)。“やめてなにするんや、本当に厳しい世界なんだぞ”って。なんでこんなに私怒られているんだろう…って一瞬思いましたが(笑い)、こんなに自分の人生を心配してくれる人なんていないなあと。その時は(松竹芸能に)入れてくれとも入って欲しいとも話は出ませんでしたが、気がついたら松竹芸能に心を持っていかれました。 今年の松竹芸能の新年会にも参加したんですが、岡田さんは自分の挨拶の時に私の話をしてくれて。“『PON!』やってたからお前が(上田を)取ったんかと言われるけど、おれはほんまはカトパンがよかったんやー”ってフリがあって。芸人さんだけじゃなくマネジャーさんたちも“カトパンがいいー”とか言ってて、“なんていい会社なんだ!”って事務所愛を改めて感じました(笑い)。元同僚からも“上田は松竹芸能でよかったな”って言ってもらっています。――タレントとしての目標は?上田:岡田師匠です!――本気ですか?上田:岡田さんはタレントである前に、ひとりの人間として素晴らしいかたなんです。お父さんでもあり、芸能人でもあり、社会人経験もあり、すごく普通の感覚を持っているかた。あとなによりも愛があります! MCを一緒にやっている時に思ったんですが、岡田さんと仕事すると超楽しいんです。みんながハッピーになるような環境を作る人なんですよ。でも最近は岡田さんのことが大好きすぎて、“出たなストーカー”って言われるように(笑い)。独身だったら好きすぎて結婚したいくらいの勢いだから、岡田さんが既婚者でよかった。だって実はすごいイケメンなんですよ、岡田さんて。みんなごまかされてるんですよ、あのギャグに(笑い)。今度よく見てみてください(笑い)。【上田まりえ】1986年9月29日、鳥取県境港市生まれ。実家は元イカ釣り漁船の網元で、海に囲まれた土地で育つ。趣味は野球、特技は剣道(初段)。2009年3月、専修大学卒業後、同年4月、日本テレビにアナウンサーとして入社。2016年1月に同局を退社後、同年2月から松竹芸能所属のマルチタレントに転向した。レギュラー番組に『5時に夢中!』(TOKYO MX)、『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)など。撮影■田中麻以
2016.07.02 07:00
NEWSポストセブン

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