• TOP
  • スポーツ
  • 巨人・保科広一の暴言騒動から見えた「育成選手たち」の厳しい現状

スポーツ

2021.09.15 07:00  NEWSポストセブン

巨人・保科広一の暴言騒動から見えた「育成選手たち」の厳しい現状

支配下選手になるにも大きな壁がある(巨人の公式サイトより)

支配下選手になるにも大きな壁がある(巨人の公式サイトより)

「10月10日から宮崎でフェニックスリーグが始まる。育成リーグと呼ばれるもので、来シーズンの戦力で臨むというのが基本。この時に育成の何人かが宮崎に行くことができない。最初のカットですね。宮崎での結果によって、あと数人カットされることになる」(同前)

 育成選手としては入団から3~4年が勝負になる。大量解雇されるシーズンはドラフトで指名が多くなるのだという。

 巨人は現在三軍の専用球場がないが、2023年春の完成を目指して稲城市に新球場を含むジャイアンツタウンを建設中で、完成すると現在の読売ジャイアンツ球場が三軍専用球場になる。

「育成選手の3ケタの背番号は心理的に負担になると言いますが、三軍が増えて2ケタの背番号をつけることができない選手がさらに増える。いずれ“巨人で2ケタの背番号のユニフォームを着ていたんだ”というのが自慢話になる時代がくるんじゃないか」(同前)

 明日をもしれぬ我が身の中で、保科は心中「野球なんかしてもつまんねえぞ」と思っていたのだろうか。そうだとしても、夢を見る子供にその言葉をぶつけることが不適切なのは明らかだ。保科は反省の後、この分厚い“育成の壁”を突き破ることができるのか。

昨年12月の新入団会見時(写真/共同通信社)

昨年12月の新入団会見時(写真/共同通信社)

関連記事

トピックス