もちろん、回していくのは井ノ原クンで、前列で、それをニコニコしながら聞いているのは森田剛クン(42才)、三宅健クン(42才)、そして岡田クン。

 後列では坂本昌行クン(50才)と長野博クン(49才)が井ノ原クンの方を時折見ながら、いつ、ツッコもうかとスタンバイしているのが“パターン”です。

 たとえ一言もしゃべらないメンバーがいたとしても、それに対して何かおっしゃるファンは皆無(笑い)。若いグループのファンの皆さんですと、推しメンが無言だったり、笑っていなかったりすることを気にされるものなんですよね。でもV6のファンの皆さんは、もはや、そんなことは気にしていらっしゃらない! そうした点を見ても、長年培ったメンバーとファンの皆さんの信頼関係はものすごいんだなぁと思うと同時に、V6の歴史が、いかに平和だったかという証でもあると思ってしまいます。

 一部のファンの皆さんはご存じかと思いますが、私は、坂本クンの『One Dish』(フジテレビ系『ノンストップ!』内の金曜コーナー)の立ち上げ作家でした。月~金で、『ノンストップ!』の“ディノスコーナー”を担当させていただくこととなり、スタッフと会議を重ねていたとき。その中で「料理コーナー」を立ち上げることとなり、女性のプロデューサーやディレクターと人選に入りました。

 前年の『ジャニーズカウントダウン』(同)で、改めて“セクバニ”こと『Sexy.Honey.Bunny!』のパフォーマンスを見て、坂本クンのセクシーな指使いに魅せられた私は、「あの指で食材をつまんだり、フライパンの取っ手を持ったりしてほしい」と坂本クンを猛烈に推したのです。もちろん、“お料理担当”は長野クンだと知っていましたが。

 いろいろなことがスムーズに進んで、坂本クンが街ぶらをしながら食材探しから担当してくれる『One Dish』は、同番組で最長寿のコーナーとなりました。

6人中4人が既婚者なのに、話題にしないというファンへの気遣い

 以来、さらにV6のコンサートや、メンバーの舞台などを拝見する機会が増えていったのですが、やっぱり、個々のスキルの高さがハンパないんですよね。そんな6人が集まると、ファンの皆さんのハートをつかんで離さない唯一無二の素晴らしいパフォーマンスが出来上がるのです。

 う~ん、やっぱり解散はすごく寂しいし、悲しいです。ジャニーズ・ソングの中でも、V6の曲は、ファン以外のかたも口ずさめるナンバーが多いし、応援歌のような位置づけの歌もありますよね。名曲は後輩たちを中心に歌い継がれていくでしょうし、たとえば『24時間テレビ』(日本テレビ系)などの大切なシーンで、毎年、採用されることでしょう。でもでも、寂しさを拭うことはできません。

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