芸能

『おかえりモネ』でも注目 異色の気象予報士が続々、「資格は必須」の新時代に

山下佳織

『THE TIME’』に出演する気象予報士・山下佳織

 NHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』で、主人公の職業であることでも注目を集める気象予報士。芸能界では“お笑い”、“アイドル”、“女子大生”など、異色の気象予報士が続々誕生している。最新トレンドを放送作家の山田美保子さんが解説する。

 * * *
「大学生気象予報士の…」と『THE TIME’』(TBS系)で同局の杉山真也アナウンサーから紹介されるのは、『ウェザーマップ』所属の山下佳織気象予報士。慶應義塾大学在学中の現役女子大生である。

 また、2020年10月より『news zero』(日本テレビ系)で、木・金曜日に出演しているのは、法政大学に通う村上なつみ気象予報士。『セント・フォーススプラウト』の所属である。角田華子、吉田恵、高樹千佳子、皆藤愛子ら、『めざましテレビ』(フジテレビ系)の歴代人気お天気キャスターを輩出してきた『セント・フォース』の“妹事務所”から、ついに気象予報士の資格をもったお天気キャスターが出てきたのかと、感慨深い気持ちになった。

 連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK)でも注目を集めた「気象予報士」なるお仕事。一時期、女性アナウンサーが「欲しくて欲しくて、たまらない資格」と言われたものだ。理由は、「お天気おねえさん」の寿命は短いが、「気象予報士」なら、少なくとも“30歳定年説”からは逃れられるからである。

 だから、家庭教師をつけて猛勉していた女性アナウンサーもいたし、テレビ局によっては、気象予報士を招いて“勉強会”を実施していたほどだ。が、年に2回行われる試験は「石原良純(1997年に資格取得)の時代より格段に難しくなっている」とも言われ、合格率5%に満たないときもあると聞く。それを受け続けている間には、アナウンス室から別の部署へ異動させられてしまうケースも。やっとの想いで資格を取得しても、アナウンサーでなくなれば、(女性の場合は特に)番組からお声がかかることはないのである。

 そんな中、「もっていたら、いいかも」と思いつき、わずか半年、お勉強しただけで気象予報士の資格を取得。アナウンサーとして入社し、朝ワイド担当になった瞬間に「気象予報士の…」と紹介されていた逸材もいる。メ~テレ(名古屋テレビ放送)の南雲穂波アナだ。最終学歴は東京大学大学院工学系研究科建築学専攻卒業。グルメコーナーでは、目の前にした食べ物を世界中の建築物に例える一風変わった、しかし、いかにも偏差値が高い食リポにも人気が集まっている。

 こうして在学中に気象予報士の資格を取得したアナウンサーやキャスターが登場してしまうと、無資格のお天気キャスターは少々肩身が狭くなってしまうのではないだろうか。「好きなお天気キャスター/気象予報士ランキング」の常連だった間も、「私は、気象予報士さんの予報を読んでいるだけ」と正直に答えていた皆藤愛子のような人たちだ。

関連記事

トピックス

今後の作品にも期待が高まる(2022年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
愛子さまの溢れる文才 小学校の卒業文集と中学1年で書かれた短編小説を全文掲載
NEWSポストセブン
【アニマルな一面】鈴木京香「ヒョウ柄を履いて」54才でも圧巻の美スタイルの理由
【アニマルな一面】鈴木京香「ヒョウ柄を履いて」54才でも圧巻の美スタイルの理由
NEWSポストセブン
Aさん(左)と逢瀬を重ねる桂雀々
上方落語の爆笑王・桂雀々に「所属事務所社長とW不倫」を直撃 「最高のパートナーなんです」
週刊ポスト
宮崎あおい
宮崎あおいシースルートップスから早着替えで「ママの顔」芸歴33年目の凄み
NEWSポストセブン
フォロワーは
【極寒のへそ出し写真】日本一のティックトッカー景井ひな「あり得ない私服姿」フォロワー1000万のど根性
NEWSポストセブン
三浦瑠麗氏の夫のトラブルは他にも(写真/共同通信社)
三浦瑠麗氏、詐欺容疑で家宅捜索された夫の会社にもう1つのトラブル 太陽光発電所建設に地元住民困惑
週刊ポスト
焼肉店を訪れた中川大志
【キュート写真公開】中川大志「おでこ全開で」庶民派過ぎる打ち上げ、橋本環奈も惚れるイノセントイケメン
NEWSポストセブン
紀子さまを悩ます新たなトラブル 実弟のビジネスパートナーがRIZIN代表への恐喝容疑で逮捕
紀子さまを悩ます新たなトラブル 実弟のビジネスパートナーがRIZIN代表への恐喝容疑で逮捕
女性セブン
最近は韓流アイドルにハマっているという
君島十和子の長女・蘭世惠翔が宝塚退団 男役から娘役に転向“わずか数cm”の身長差が影響か
女性セブン
2021年9月、夜の新宿区立大久保公園周辺。客を待っていた女性と付き添う私服捜査員(時事通信フォト)
街歩き動画が人気だが、一部の過激な配信者に追い詰められる人たちもいる
NEWSポストセブン
夫の清志氏(右)と仲睦まじく自宅近所の公園を散歩
三浦瑠麗氏、夫の投資トラブルで家宅捜索 豪華私生活は超高級タワマンと軽井沢の「二拠点」
女性セブン
いじめ事件で亡くなった
《旭川14歳女子中学生いじめ事件》ツイッターで遺族の母親を誹謗中傷したアカウント「きなこもち」を特定
NEWSポストセブン