石原良純一覧

【石原良純】に関するニュースを集めたページです。

カッコいい昭和の男たち(1975年『大都会』での石原裕次郎と渡哲也。写真/共同通信社)
石原良純が語る石原軍団「鉄の掟」 仕事も遊びも一生懸命に
 国民的スター・石原裕次郎のもとに渡哲也らが集まって生まれた「石原軍団」。『太陽にほえろ!』(日本テレビ系、1972~1986年)や『大都会』(日本テレビ系、1976年)、『西部警察』(テレビ朝日系、1979年)など、ド派手なアクション路線で人気を博した。ドラマでは男臭いハードボイルドな集団だった石原軍団は、撮影現場では“よく遊ぶ大人の集団”の一面も見せた。『西部警察』PARTIの途中から最終話まで刑事ジョー役で出演した御木裕氏が語る。「渡さんが撮影現場でカマキリとクモを捕まえて、『どっちが勝つかな』と戦わせたことがあった(笑)。実に無邪気というか、遊びも一生懸命にやる集団でしたね」 当時、石原軍団で最年少だった石原良純は、「若いからたくさん食べろ」と地方ロケで先輩たちが残したおにぎり40個を頬張り、夜は宴会の場だった渡の部屋で先輩たちの酒の好みを覚えてレミーマルタンのオンザロックや水割りをせっせと作ったという。「若手は早朝から撮影なので早く寝たいんですが、解散するのはいつも深夜2時すぎ。先輩たちを部屋まで送ると、そこでまた部屋飲みが始まる。誘われたら断われません。ようやく明け方に寝られると思ったら、もう撮影が始まる、なんてこともザラでした」(良純) 入浴の順番にも鉄の掟があった。「地方ロケの時はみんなで大浴場に行くんですが、湯船に浸かる順番も決まっているんです。渡さん、舘さんと入って、下っ端の自分は最後。でも風呂から出るのは僕が最初です。先輩より先に出て、脱衣所で待っていなきゃいけない」(同前) こうした行為は団結力を高める軍団ならではの“遊戯”だった。「今振り返れば、石原軍団の厳しい掟は全部、遊びの延長にあった。確かに末端の人間はつらいけど、仕事も遊びも一生懸命やらないとダメなんです。遊ぶ時は腹をくくって本気で遊ばないと面白くない。 今ならパワハラと言われるかもしれないけど、僕はその分、面倒も見てもらって、『俺に何かあったら絶対に先輩が助けてくれる』と思っていた。今でも僕が舘さんに『どうしてもお金が必要だから1億円貸してください』と言ったら、貸してくれると思うよ(笑)」(同前) 石原軍団は、昭和ならではの男同士の絆でつながっていた。今も語り草となっている1984年の『西部警察パートIII』の最終回では、殉職した大門に木暮課長がこう語りかけた。「大さん、俺はなぁ、お前さんのこと、あんたのこと、弟みたいに好きだった。ありがとう、ありがとう!」 このセリフはすべて裕次郎のアドリブだった。石原軍団を支え続けてくれる渡に対する偽りのない真心が表われている。 しかし、その3年後に裕次郎はこの世を去った。52歳だった。夢を見せ続ける義務 裕次郎の没後は副社長だった渡が社長に就任し、石原プロを支えた。その渡も2020年8月にこの世を去ったが、石原プロは2021年1月まで活動を続けた。そして今もなお、石原軍団の名は語り継がれている。 その理由を石原プロ出身の映画プロデューサー・増田久雄氏はこう語る。「裕次郎さんは決して人の悪口を言わなかった。誰かの悪口が出たら『でもあいつには、こういう良いところもあるよ』と言う方でした。 そんな裕次郎さんの人間力が浸透した魅力ある集団だったから、みんな石原軍団について語りたいんです」 今年還暦を迎えた良純は、今になって分かったことがあると語る。「やっぱり石原裕次郎はみんなの夢だったんですよね。日本が戦後復興し、高度経済成長に入るなかで、日本中の方々が『裕次郎なら、外国に負けない作品を作ってくれる』という夢を石原裕次郎に見たし、それを託した。 そして一度夢を託された人間は亡くなってからも、夢を見せ続けなくてはならない義務があるんだと思う。だから石原裕次郎の意志を受け継いだ石原軍団は、使命を終え、解散するまで“夢を見せ続けよう”と活動を続けたんです」 石原軍団がなくなっても、男たちが残した伝説はいつまでも輝き続ける。(文中一部敬称略)※週刊ポスト2022年2月18・25日号
2022.02.17 16:00
週刊ポスト
裕次郎と渡の下に多くの傑物が集った(1986年『太陽にほえろ!』の撮影を終え、記者会見する裕次郎。写真/共同通信社)
「そこまで仲良しだと…」石原良純が語る裕次郎さんと渡さんの強い絆
 芸能界で光り輝いた大スターであった石原裕次郎。裕次郎を中心として集まった「石原軍団」は、日本の芸能界を席巻したが、そんな彼を支えたのが渡哲也だ。 裕次郎が1962年に立ち上げた石原プロモーションは、当初は『黒部の太陽』や『栄光への5000キロ』(1969年)の大ヒットで景気が良く、裕次郎は六本木に事務所用の土地を探していたという。 だが1970年代に入ると映画産業の斜陽化とともに『ある兵士の賭け』『エベレスト大滑降』(ともに1970年)などの作品が大コケ。10億円近い負債を抱えた石原プロは倒産寸前に追い込まれた。 窮地を救ったのが、1972年に始まったドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ系)への出演だった。 映画人を自任する裕次郎はテレビドラマへの出演を固辞していたが、周囲の説得もあり『太陽にほえろ!』で警視庁七曲署のボスを演じた。ドラマはたちまちお茶の間の人気番組となった。 そして、苦境の石原プロが浮上する最大のきっかけとなったのが、1971年の渡哲也の加入だ。 日活の後輩である渡が裕次郎と初めて出会ったのは1965年。渡が日活の撮影所に挨拶に訪れた際、裕次郎は立ち上がって握手した。「顔を見つけた順に挨拶をしていって、石原さんが6番目くらいでしたけど、わざわざ立ち上がって挨拶してくれたのは、石原さんだけでした」 裕次郎との初対面を渡はそう振り返っている。 裕次郎、渡の二枚看板で勢いを得た石原プロには、寺尾聰、神田正輝、舘ひろし、峰竜太ら若手の役者が次々と集まった。 裕次郎の甥で、かつて石原プロに在籍した石原良純は、裕次郎と渡の関係は「一心同体」だったと振り返る。「今でもよく覚えているのは、社長(裕次郎)と渡さんと山中湖にゴルフに行った時のこと。濃い霧が出てスタートできず待っていたら、社長がサッと僕らのところに来て、『おいお前ら、テツ(渡)にボールぶつけたら殺すぞ』と言われた。上のふたりがそこまで仲良しだと、下の連中は黙って見ているしかないですよ(笑)」 裕次郎と渡の絆に、多くの男たちが引き寄せられていった。(文中一部敬称略)※週刊ポスト2022年2月18・25日号
2022.02.15 07:00
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 厚労省はなぜバカなのか?ほか
「週刊ポスト」本日発売! 厚労省はなぜバカなのか?ほか
 2月7日発売の「週刊ポスト」は、2つの袋とじが付いたグラビア大増ページの向春プレミアム合併号。新連載が目白押しで、好評のジャンボ宝くじプレゼント企画も。特集では、歯止めの利かないコロナ危機を招いた政治と行政の責任を明らかにし、墜ちた二つの巨星、石原慎太郎氏と水島新司氏の名言を振り返る。そして日本経済復活のカギを握る100人の経営者がついに決定!今週の見どころ読みどころ◆コロナ対策で迷走する厚労省は、どうしてこんなにバカなのか?思えば昨年秋、日本ではコロナがほとんど姿を消し、いよいよアフター・コロナ時代に入ることを期待させた。恵まれたタイミングで誕生した岸田政権は、その猶予期間になにもせず、オミクロン株が襲ってきたら右往左往。それもこれも、前政権では官邸主導だったコロナ対策が厚労省の手に戻ったことに起因していた。検査キットなし、ワクチンなし、病床なし、そして大規模接種会場を撤収していたのも、すべてこの三流官庁の仕業だった!◆<追悼>石原慎太郎「憂国の言霊」作家として、政治家として一時代を築いた石原慎太郎氏が逝った。本誌は半世紀以上にわたって氏のインタビューや対談を続けてきたが、そのなかから政治、教育、文学、そして老いにいたるまで語り尽くした珠玉の金言、名言、そして時に暴言だと物議を醸した言葉たちを紹介する。現代の日本のアイデンティティは「我欲」しかないと喝破し、国民が目を覚ますためには「僕の家にテポドンが落ちてもいいよ」と語った。◆石原良純らが語る「石原軍団」鉄の結束慎太郎氏の死に先立って静かに幕を下ろした「石原軍団」を振り返る。日活から飛び出して石原プロを設立した故・石原裕次郎氏と盟友・渡哲也氏が歩んだ軌跡が数々の証言で明らかにされる。父を亡くしたばかりの石原良純氏は、厳しくも楽しかった軍団の「鉄の結束」を追憶し、「仕事も遊びも一生懸命。遊ぶ時は腹をくくって本気で遊ばないと面白くない」と懐かしんだ。◆水島新司マンガ「珠玉の名言&名シーン」『ドカベン』『あぶさん』など故・水島新司氏の代表作品の名言と名シーンを集めた。コアなファンでも改めて驚く山田太郎の“ブチギレ”発言や、読者も涙したあぶさんの引退セレモニーなどがよみがえる。◆田原総一朗x藤井聡「中国は台湾・尖閣に仕掛けてくるか」ジャーナリスト・田原総一朗氏と元内閣官房参与の藤井聡氏が緊急対談。北京五輪後にも動きがあるのではと懸念されている中国の台湾侵攻の可能性を論じた。藤井氏は、「その時」には日本の尖閣諸島も標的にされると警告し、田原氏は岸田政権が「大きなカードを用意している」と暴露した。◆韓国が「日本の桜を伐採する」と騒ぐワケ大統領選挙を間近に控えた韓国では、特にリベラル派の与党サイドが人気取りを狙って日本叩きをエスカレートさせている。ついには日本統治時代に植えられた全国のソメイヨシノを伐採して韓国産の桜に植え替えようという運動まで始まった。かつては「ソメイヨシノは韓国発祥」と嘘を広めていた国だが、遺伝子検査でその虚言がバレた腹いせに、今度は罪のない桜を葬り去ろうという。◆「個人の力量」でセンバツ落選した野球部監督「高野連に抗議はしないが……」2年前には県大会を制し、昨秋は東海大会で準優勝した静岡・聖隷クリストファー高校がセンバツ出場を逃した。選考委員会は代わりに出場する大垣日大(東海大会ベスト4)のほうが「個人の力量に勝る」からだと説明したが、これでは勝利のために一丸となって戦ったチームも選手も報われない。上村監督を直撃すると、悲痛な心中を語り始めた――。◆ドラマとは大違い!「新聞記者」は死んだ日本の新聞の劣化が止まらない。部数減、広告減でアップアップの各紙は、社会の木鐸としての役割をかなぐり捨てて、とにかくネットで「バズる」ために奔走しているようだ。取材する前から予定稿を作って「速報」を競い、ネタは足ではなくSNSで探す。「タレント記者」「ガンダム報道部」「ほっこり強化」など、貧すれば鈍す内情を暴露する。◆セックス産業で稼ぐ現役女子東大生「裸で稼ぐのは受験と似ている」本誌取材に答えた東大2年生の女性は、入学直後に「エロ動画配信」で小遣い稼ぎを始め、今では学業の傍らデリヘル嬢もこなす。なぜ最高峰の学歴を手にしたのに裸で稼ぐのか。赤裸々な性遍歴と、いまどき東大女子たちの下半身事情を告白した。今後の夢は「ソープ嬢と官僚になること」と語る人生観は特殊なのか、いまや普通なのか。◆高梨沙羅、カー娘ほか日の丸オリンピアンを支える「用具職人」たち冬季五輪の競技は、いずれも「用具」の戦いでもある。しかし、夏季五輪と違って、たいていは競技人口が少ないため、メーカーはその戦いに勝っても商売にはつながりにくい。それでも世界一の技術で選手たちを支え続ける職人たちに焦点を当てた。なんとスキーのワックス・メーカーは、「選手が勝っても宣伝できない」のだという。なぜなのか?◆ついに決定「最強の経営者」100人ランキング有識者32名が「現役」「5年後」「歴代」の名経営者100人を選んだ。現役部門では1位・孫正義、3位・柳井正、4位・豊田章男に挟まれて、2位にはあの剛腕トップが選ばれた。歴代部門には経済史に金字塔を残した偉人たちが並んだが、そこには「紙のグーグル」を作り上げた天才や、朝ドラになった「あの人」も。◆中学受験「二月の勝者」になるための父親たちの長い戦いコロナ禍は中学受験をヒートアップさせているという。リモート授業などに対応できる体制が重視されていることや、在宅勤務の親たちがサポートしやすくなったことが影響しているという。これまであまりプレーヤーとなってこなかった父親の役割もかつてなく高まっている。有名校の入試が集中する「運命の2月1日」を迎えた父親たちの奮闘ぶりをリポートする。◆<カラーグラビア>時代小説で味わう江戸料理食い道楽でもなかなか食べ歩きには出かけにくいご時世だから、せめてグラビアでグルメ探訪を。時代小説に登場する伝統料理を現代でも味わえる名店の一皿を集めた。池波正太郎が書いた「白魚の卵とじ」や「浅蜊のぶっかけ」、髙田郁の「牡蠣の宝船」など、コロナが去ったらぜひ食べに行きたいメニューがズラリ。◆高血圧を自分でケアできる「ゴキブリ体操」解禁!好評をいただいているグラビア健康特集は高血圧にフォーカス。簡単エクササイズでは、イスを使ったスクワットやかかと上げとともに、「ゴキブリ体操」が紹介される。名前のインパクトもさることながら、コミカルな動きにもご注目を。※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!
2022.02.07 07:00
NEWSポストセブン
坂本九さんが愛する2人の娘宛てに書いた「21世紀の年賀状」
坂本九さんから15年後に届いた奇跡の1枚ほか 著名人たちの年賀状
 新年の挨拶の風習は古くから日本の文化として根付き、平安時代にはすでに年賀の挨拶例文が書き残されている。はがきで年賀状を送り合う習慣が急速に広まったのは、1873(明治6)年に日本最初の郵便はがきが発行されたのがきっかけとされる。1900(同33)年に私製はがきが認可されると絵はがきがブームとなり、私製年賀状も増加。年賀状文化は国民的行事として発展していった。 近年はインターネットや携帯電話、メールやSNSの普及に伴い、年賀状離れが加速していた。だが、コロナ禍で親族や知人と会えない状況が続くと、年賀状の価値を見直す人も増えてきている。大切な人やお世話になった人に送る年賀状には人柄、思いがにじむ。こんな時代だからこそ、心に響く年賀状を送りたい。 新春の幸せを運ぶ、あの有名人たちの年賀状を紹介しよう。●坂本九(1941-1985) 御巣鷹山の飛行機事故で亡くなる4か月前の1985年4月、愛する2人の娘、花子さんと舞子さん宛てに「21世紀の年賀状」を書いた。つくば万博の「ポストカプセル2001」(21世紀に年賀状を送る企画)に投函され、15年後に届いた奇跡の1枚。●田中好子(1956~2011) 墨彩画の師匠は片岡鶴太郎氏。民芸店で購入した干支の動物の置物をモチーフに絵を描き、自作の挨拶文を添えた年賀状を作成していた。●武田双雲(書道家) 2022年の年賀状に選んだ言葉は「飛翔」。清々しさと躍動感があふれる青色の大きな2文字から、新年に抱く希望が伝わってくる。●林家木久扇(落語家)「毎年、干支にちなんだ漫画を描き、楽しい年賀状を親しい方などに差し上げて喜ばれています」(木久扇)●立川志の輔(落語家) 緊急事態宣言下で2021年に上演できなかった演目「大河への道」を2022年1月からの公演でお披露目できる嬉しさ、意気込みがあふれている。●岩合光昭(動物写真家) 動物写真家の岩合氏が撮影したトラの写真を使った年賀状には、「トラのように、美しく強い年になりますように」との願いが込められている。●藤岡弘、(俳優)「年始の挨拶としてだけでなく、その時代、時代に対して自分が感じたメッセージを年賀状で届けたい。こんな時代だからこそ、家族の愛や絆を表現できるようにと思っています」(藤岡)●石原良純(俳優・気象予報士)「1年間で一番印象に残った景色を翌年の年賀状にします。海外、鉄道、スポーツのシリーズに大別できますが、今年は日本の原風景。1月4日に雪の青森で見つけてしまった」(石原)。近年は、深夜のバラエティ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で年末恒例「石原良純の来年の年賀状が決まった件」として紹介されている。●紫舟(書家・芸術家) 作品名は『我露豪放~虎図(わおうがおう~とらず)』。歓喜の雄叫びを上げる山獣の王。その雄姿の威風がそのまま書となり、風雲をも動かす勇猛を讃える。●梅沢富美男(俳優)「お正月なので新しい女形の写真を使うようにしており、これは71歳(現在)の女形。70過ぎて振り袖が似合うのは僕と黒柳徹子さんだけじゃないかと思っています」(梅沢)●彦摩呂(タレント) グルメレポーターらしい言葉が楽しい。「2021年も飲食店の方々がコロナで大変な苦労をされたので、2022年は応援する思いでいっぱい食べたいです!」(彦摩呂)●山咲トオル(漫画家・タレント)「私(52歳)も同級生も体の故障が出始め、心だけでも健やかにとの思いを込めました」(山咲)。立ち上がっていないトラの絵は「コロナ禍が続く中、慎重に」と伝えている。※週刊ポスト2022年1月1・7日号
2022.01.01 07:00
週刊ポスト
山下佳織
『おかえりモネ』でも注目 異色の気象予報士が続々、「資格は必須」の新時代に
 NHKの連続テレビ小説『おかえりモネ』で、主人公の職業であることでも注目を集める気象予報士。芸能界では“お笑い”、“アイドル”、“女子大生”など、異色の気象予報士が続々誕生している。最新トレンドを放送作家の山田美保子さんが解説する。 * * *「大学生気象予報士の…」と『THE TIME’』(TBS系)で同局の杉山真也アナウンサーから紹介されるのは、『ウェザーマップ』所属の山下佳織気象予報士。慶應義塾大学在学中の現役女子大生である。 また、2020年10月より『news zero』(日本テレビ系)で、木・金曜日に出演しているのは、法政大学に通う村上なつみ気象予報士。『セント・フォーススプラウト』の所属である。角田華子、吉田恵、高樹千佳子、皆藤愛子ら、『めざましテレビ』(フジテレビ系)の歴代人気お天気キャスターを輩出してきた『セント・フォース』の“妹事務所”から、ついに気象予報士の資格をもったお天気キャスターが出てきたのかと、感慨深い気持ちになった。 連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK)でも注目を集めた「気象予報士」なるお仕事。一時期、女性アナウンサーが「欲しくて欲しくて、たまらない資格」と言われたものだ。理由は、「お天気おねえさん」の寿命は短いが、「気象予報士」なら、少なくとも“30歳定年説”からは逃れられるからである。 だから、家庭教師をつけて猛勉していた女性アナウンサーもいたし、テレビ局によっては、気象予報士を招いて“勉強会”を実施していたほどだ。が、年に2回行われる試験は「石原良純(1997年に資格取得)の時代より格段に難しくなっている」とも言われ、合格率5%に満たないときもあると聞く。それを受け続けている間には、アナウンス室から別の部署へ異動させられてしまうケースも。やっとの想いで資格を取得しても、アナウンサーでなくなれば、(女性の場合は特に)番組からお声がかかることはないのである。 そんな中、「もっていたら、いいかも」と思いつき、わずか半年、お勉強しただけで気象予報士の資格を取得。アナウンサーとして入社し、朝ワイド担当になった瞬間に「気象予報士の…」と紹介されていた逸材もいる。メ~テレ(名古屋テレビ放送)の南雲穂波アナだ。最終学歴は東京大学大学院工学系研究科建築学専攻卒業。グルメコーナーでは、目の前にした食べ物を世界中の建築物に例える一風変わった、しかし、いかにも偏差値が高い食リポにも人気が集まっている。 こうして在学中に気象予報士の資格を取得したアナウンサーやキャスターが登場してしまうと、無資格のお天気キャスターは少々肩身が狭くなってしまうのではないだろうか。「好きなお天気キャスター/気象予報士ランキング」の常連だった間も、「私は、気象予報士さんの予報を読んでいるだけ」と正直に答えていた皆藤愛子のような人たちだ。ジャニーズ、お笑い…異色の気象予報士続々誕生 最近では、「お笑い芸人で気象予報士」=カラテカ矢部太郎、「アイドルで気象予報士」=Snow Manの阿部亮平、ジャニーズJr.の岸本慎太郎、AKB48の武藤十夢、「落語家で気象予報士」=春風亭昇吉、「俳優で気象予報士」=片岡信和…などなど、異色の気象予報士が、次々誕生している。 その元祖が石原良純だが、2002年~2013年まで『FNNスーパーニュース』(フジテレビ系)に出演後、現在はテレビ朝日への出演が際立つ石原は、TOKIOの城嶋茂がMCを務める『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)において、気象予報士として解説する機会が多い。『羽鳥慎一モーニングショー』(同)でも、天候にまつわるニュースの際、石原は前のめりになって、専門用語を交えながら解説している。 その『羽鳥慎一モーニングショー』では、前述の片岡信和が天気とエクササイズを担当。台風や豪雨が番組のトップニュースになる日は、冒頭から出演している。『おトメさん』(同)や、『新・牡丹と薔薇』(東海テレビ・フジテレビ系)出演時から「知っている」ドラママニアも多い。『広域警察』シリーズ(テレビ朝日系)の最新作では、『~モーニングショー』でエクササイズを始めるときに手を高く挙げて指を鳴らすポーズをし、ファンを喜ばせた。 俳優といえば、『ミヤネ屋』や『ウェークアップ』(共に読売テレビ・日本テレビ系)蓬莱大介も学生時代から数年間、俳優経験をもつ。男性の場合、俳優と気象予報士の親和性は高いと言えるのかもしれない。 アイドルでは、Snow Manの阿部亮平は、デビュー前、自身が出演する舞台中、ロビーに手作りのボードを貼り、予報を出していた。多忙ゆえ、彼が生ワイドの天気コーナーにレギュラーで出る可能性は極めて低いが、いつか、やってもらいたいと思うのは私だけだろうか。 そして「女子大生で気象予報士」である。これは“強い”し、男臭い生ワイドの現場としても大喜びで迎えることだろう。当然、そこにキャラクターやアナウンス力が備わっていれば、なお良し。それも、「天気」のニュースが生ワイドのトップになることが増え、全国のローカル局でも、全国ネットから地元の放送局に切り替わり、メインを務められるのが“お天気コーナー”。「気象予報士」は「取得しておいて損はない」どころか「必須」になりつつある「資格」なのである。 キャスターやアナウンサーを目指す女性が、アナウンスの勉強と共に気象予報士の勉強をする時代は確実にやってきている。  あれだけ人気を博した「読むだけ」のお天気キャスターにとって、自身の未来予報は「くもり空」なのかもしれない……。
2021.10.29 07:00
NEWSポストセブン
復元された店舗の試飲用サーバー。自動で酒が出てくる
石原良純の東北酒蔵紀行 たくましく復興した名酒の今を追った
 米と水、冷涼な気候に恵まれた東北地方は日本でも有数の酒どころである。東日本大震災では多くの酒蔵が甚大な被害を受けたが、その後地道に復興し、今は再び酒好きを唸らせる美酒を造っている。今回は日本酒好きの石原良純氏が4つの酒蔵を訪問。「“酒屋万流”という言葉に倣えば“復興万流”。酒の数だけ復興の物語がある」と語る石原氏が、それぞれの10年間と今を追った。佐々木酒造店(宮城・閖上)──あえて元の場所での再建を選んだ理由と覚悟「津波が来たら蔵の屋上に逃げろ」。幼い頃から祖母に言われ続けた言葉が浮かび、佐々木酒造店の5代目、佐々木洋さん(44)は蔵の屋上に上って命拾いしたが、蔵は設備も機材も流された。 翌年、内陸部の復興工業団地に入居。酒というデリケートな生き物を産む環境にはほど遠く、専門家にも「無謀」と反対された。佐々木酒造店は「日本初の仮設蔵での酒造り」に挑戦しながら、辛抱強く閖上の復興を待った。被災を経験して「酒は町とともにある」「自分たちの銘柄『宝船 浪の音』は海の近くで造ってこそ」と痛感していたからだ。 復興した創業の地に新蔵を建てられたのは一昨年秋。最新式の設備、機材を導入し、酒造業界の古い慣習を打ち破り、蔵人の常時雇用、週休二日制も導入している。「生きる力になれる酒を造りたい」と、若き経営者の言葉は力強い。(談/石原良純・以下同)男山本店(宮城・気仙沼)──蔵を救った先祖の知恵と甦った街のシンボル 10年前、津波は男山本店の蔵の入口寸前で止まった。歴史的に気仙沼は繰り返し津波被害に遭ってきた。その教訓を生かし、大正元年の創業のとき高台に蔵を建てていたことが幸いした。 菅原昭彦社長(59)は翌日、酒造りの再開を決意した。すると、被災のただ中にいる地域の人たちが燃料や動力の確保に協力してくれた。避難者からは「酒でも呑まないとやってられない」という声が聞こえてきた。全国の愛飲者から激励の手紙が届いた。「“たかが酒”のために多くの方が応援してくれた。酒造りは地域とともにという思いが強くなり、お客様の顔も見えるようになった」と話す。 蔵は被害を免れたが、湾近くの本社兼店舗は倒壊した。国の登録有形文化財であり、街のランドマークだった建物だ。それが去年夏復元された。今年春にはメモリアルの酒『雲外蒼天」を出した。そこにはこの10年への思いと未来への希望が込められている。酔仙酒造(岩手・大船渡)──元の場所に戻れない無念を昔気質の職人が晴らす あの日、酔仙酒造は冬の酒造りが無事に済んだことを祝う神事「甑(こしき)倒し」を夕方に控えていた。その直前に被災。当時、陸前高田にあった会社は建物全てを流され、従業員60人の内7人を失った。一番めでたいはずの日の一番悲惨な出来事。そのことを知り、なおさら胸が痛む。 陸前高田の復興の遅れを見越し、震災の翌年、同じ山系の水を使える大船渡に工場を新設した。普通は最新式の設備を導入するが、あえて自力で直せる手動の旧式を揃え、道具も極力手作り。「ウチの蔵人たちは昔気質なもので」と執行役員の村上雄樹さん(44)が苦笑いした。 フルーティですっきりした流行の酒と違い、酔仙の酒は度数が高く、重い。ロゴやラベルも変えない。そんな「震災前の日常を象徴する」酒が飲まれ続ける。人々は変わらぬ日常を求めているのかもしれない。新しくすることだけが復興ではない。寒梅酒造(宮城・大崎)──“素人”だった若夫婦が造る新たな酒と未来 4人姉妹の長女・岩崎真奈さん(36)が「戻ってきて」と親に泣かれ、婿養子となった健弥さん(36)とともに経営と酒造りの修業を始めた2007年、小さな酒蔵は億単位の借金があった。4年後、蔵は地震で倒壊。父と娘は「もう畳もう」と弱気になったが、婿は「やるしかない」と前を向いていた。 夏には新蔵の建設に着手し、冬には仕込みを開始。全てを任された若い夫妻は「失うものは何もない」と、一から味を見直し、ロゴもラベルも変え、取引先も「心の取引」をしてくれる相手だけに絞った。 10年が経ち、売上げは3倍に。一昨年夏には若い世代に日本酒を知ってもらい、地域の人の交流の場となる「蔵元バー」を開設した。「震災があったから自分たちは強くなれた」と夫妻は口を揃える。キャッチフレーズは「こころに春を呼ぶお酒」。2人は最大のピンチを最大のチャンスに変えた。撮影/太田真三 取材・構成/鈴木洋史※週刊ポスト2021年4月16・23日号
2021.04.14 07:00
週刊ポスト
怒った後に付け足す“愛の一言”は、「本人がちゃんと悪いところを直した後に言うべし」と話す高嶋ちさ子(撮影/加藤千絵)
高嶋ちさ子 バラエティでブレイクから20年、今も支持される理由
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、著書も話題を集めているヴァイオリニスト・高嶋ちさ子(52才)について。 * * * ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子著『ダーリンの進化論』が売れている。サブタイトルは「わが家の仁義ある戦い」、帯には「ぶつかりながらも本音で生きる家族はやっぱり楽しい!」とある。 私は彼女がバラエティ―番組に引っ張りだことなる“きっかけ”を作った『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)構成者の一人であり、近年は、彼女がレギュラー状態の『1周回って知らない話』(同)で頻繁に共演しているせいか、正直、知っているエピソードがたくさん載っていた。が、もちろん知らないこともあったし、事の真相がわかり「そうだったのか」と驚かされる箇所も数え切れないほどあった。『さんま御殿』がきっかけでブレイク 高嶋の『~御殿!!』初登場は20年以上も前。立ち上げ当初から関わるスタッフに確認したら、某制作マンのプッシュがあったとのこと。彼女がラジオやローカル局に出始めの頃だったと記憶する。彼女のトークセンスは当時から抜群で、起承転結がしっかりしていて、ちゃんとオチがあって、しかもコンパクトにまとめる天才だった。音楽留学中の話やキャラ立ちな家族の話が特に面白く、初登場ながら、番組を通じてもっともハネたトークに贈られる「踊るヒット賞」を獲得。以来、彼女は3回連続で同賞に輝いた。当時のスタッフ間の評価は「ものすごいのが現れた」「彼女はホントに頭がいい」。当然、『~御殿!!』への登場回数は激増したものだ。『1周回って知らない話』(同)では、レギュラー放送時こそ「高嶋ちさ子」の人となりを掘り下げる企画だったが、特番になってからは「高嶋ちさ子は今」というべき密着モノとなって久しい。「12人のヴァイオリニスト」のオーディションや過酷なメンバー入れ替え。舞台上で彼女たちがする自己紹介や私服への厳しいダメ出し(ちなみに高嶋自身のファッション・ポリシーは、着る服の色が3色以上にならないことだ)。母校・桐朋学園大学訪問、“キャラの濃い先輩”葉加瀬太郎や古澤巌との共演。最近では、父の弘之氏や姉の“みっちゃん”(未知子さん)にも出てもらっている。  その『1周回って~』初出演のとき、タレントとしてブレイクするきっかけは『~さんま御殿!!』だったというくだりになった。すると彼女は、真後ろのヒナ壇に座っていた私のほうを向き、こう言ったのである。「あのとき、なんで私だったんですか?」と。なぜ、自分がゲストとして呼ばれたのかという意味である。そんなことを聞かれるとは全く想定していなかったので上手に答えられなかったのだが、初登場回のオファー理由は前述の制作マンのプッシュはあれど、「高島(忠夫さん)ファミリーの親戚の美人ヴァイオリニスト」。いまとなっては、その血縁を知る人のほうが少ないだろう。 また、彼女からは「青学ですよね?」と突然話しかけられたこともある。私が初等部から青山学院に通っていたことをどこかで知ったのだろう。そこからはママ目線で「今、青学って…」と母校のあれこれを度々報告してくれた。強さと優しさの背景に姉“みっちゃん”の存在 よほど縁があるのか、父・弘之氏の魅力溢れるキャラクターが広まるきっかけとなった『ご参考までに。』(同)にも私は出演していた。福山雅治とバカリズムがタッグを組んだ日本テレビのドラマプロジェクトの企画を探る番組で、「ビートルズの日本での仕掛人」弘之氏がフューチャーされたのである。つまり、『ZIP!』内でオンエアされた“朝ドラ”は、『生田家の朝』ではなく、『高嶋家の朝』になっていたかもしれないのだ。いや、もしかしたら高嶋家をモデルにしたドラマ企画はもう既にどこかで立ち上がっているかもしれないとも思う。 そんな私は、姉“みっちゃん”について知ったのもかなり早かったと思う。まだ『~御殿!!』に頻繁に出てくれていた頃のこと。ある新聞のインタビュー記事で高嶋が「なぜ自分がこのような性格になったのか」について答えていたのだ。そこに出てきたのが「ダウン症の姉・みっちゃん」。全く知らなかったので驚くと同時に、彼女の言動の強さの傍らに間違いなく存在する優しさと正しさのルーツを“理解”できた。 ちなみに私が大好きな「みっちゃん」にまつわるエピソードは、みっちゃんを愛した母・薫子さんが亡くなったとき、御家族で「いちばん好きだった“みっちゃん”を棺に入れてあげよう」という話になり、みっちゃんが「それはイヤだ」と拒んだと……。『~御殿!!』初登場から20余年。言動が炎上したこともあれば、本業を脅かしてしまいかねない“イメージ”が独り歩きしてしまい、それを誰よりも素早く察知した高嶋本人がバラエティ番組からのオファーを断り続けていた時期もある。多忙で子供と過ごす時間がなくなったことからSNSで「このままだと息子に干されそう」と明かし、しばらく彼女をテレビでは見られなくなるのかと心配したことも記憶に新しい。本当に頭のいい人なので、自分を客観視することもできている。そして何でも素早く決断するのである。それも決して「計算」ではない。もしも彼女が「計算高い」人だったなら、それはすぐに視聴者の皆さんにバレてしまう。彼女が20年以上も人気者で居続けられるワケは、これに尽きるだろう。『ザワつく!金曜日』では一茂&良純の手綱を握っている 2018年10月、彼女は新たに『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)のレギュラーに就いた。この半年ほどは週間視聴率ランキングの上位に入るほどの人気トークバラエティ。高嶋家同様、ファミリーの顔ぶれが濃い長嶋一茂と石原良純との冠番組で、3人の自由奔放かつ芯を食った発言が視聴者の心を捉えて離さない。 業界的には、司会進行を務めるサバンナの高橋茂雄が「猛獣使い」として高く評価されている。が、私は、紅一点の高嶋がセンターに座っていることで、金曜夜6時45分という時間帯にあって女性視聴者の多くが、「私たちが見ていい番組」とチャンネルを合わせているのではないかと思っている。これはかなり重要なポイントだ。高嶋は子育て世代の女性にも人気があるが、それより上の年代からも人気が高い。その人たちは「高島ファミリー」や「高嶋兄弟(政宏・政伸)のいとこ」だと知っている世代だろう。同時に、その人たちはヨソの家系図が大好物。「お父様に(お母様に)ソックリね~」という会話も大好きなのだ。その意味でも、この3人をキャスティングできたことはとても大きい。 高嶋ちさ子は自身も「猛獣」であることに違いないが、「猛獣使い」でもあるのだ。長嶋一茂や石原良純がタッグを組む番組は他局にもあるが、もっとも“現れ”がちゃんとしているうえ、いいことを言うのが『ザワつく!金曜日』。それは高嶋ちさ子がクラスのうるさ型の女子のように二人の手綱をしっかりと握っているからに他ならない。 番組の視聴率がジワジワと上がっている理由について関係者は「3人が言いたいことを言っているようで、実は“傷つけないトーク”」「軸がしっかりしていて裏表のない人たちなので嫌味がない」「コロナ禍で、多くの人が言いたいことをガマンしている中、まるで自分たちの気持ちを代弁してもらっているかのよう」と分析する。その最大の功労者は高嶋ちさ子と言っても過言ではないのである。 母として妻として娘として、「12人のヴァイオリニスト」の長として、そしてもちろん日本を代表するヴァイオリニストとして“本物”である高嶋ちさ子を作った家族のあれこれが綴られた『ダーリンの進化論』。必読だ。
2021.02.05 07:00
NEWSポストセブン
都知事選は誰を立てる?(AFP=時事)
都知事選「父の仇討ち」で石原良純氏出馬か 本人の意思は?
 東京五輪開会式直前の7月5日、「五輪の顔」を決める東京都知事選が実施される。 安倍晋三首相と“五輪のドン”森喜朗・組織委員会会長のラインが“仇敵”である小池百合子・都知事に対立候補を立てて“小池下ろし”を狙っているというが、自民党内では都知事候補の名前が次々に浮かんでは消えていく。 これまでに名前があがっているのは、丸川珠代・元五輪相、ソウル五輪の水泳金メダリストの鈴木大地・スポーツ庁長官、さらに青山学院大学の原晋・陸上競技部監督、元プロテニスプレーヤーの松岡修造氏や元アイドルの菊池桃子氏など。 だが、東京都連のベテラン議員は「どの候補をぶつけても小池に勝てない」と語る。調査をしてもそんな結果しか出ないのだ。「誰か小池に勝てる候補はいないのか」 安倍首相は都連幹部にそう発破をかけているという。「小池に勝てる候補」の条件は、「小池支持に傾いている公明党の方針をひっくり返して推薦をもらえる人物で、無党派層と自民党支持層から小池氏より高い得票が見込める候補」(先の東京都連ベテラン)だ。 そんな人物がいるのか。自民党都連には“隠し玉”がある。石原慎太郎・元都知事の二男で気象予報士でタレントの石原良純氏だ。兄の伸晃氏は党幹事長や都連会長を務めた派閥領袖で、弟の宏高氏は環境副大臣。都連で候補者選びに関わる人物の証言だ。「世論調査はこれからだが、良純さんなら小池に勝てる。タレントとしての知名度に加えて、石原ファミリーというブランドもある。政治経験はないが、当選すれば石原ファミリーも都連も全面的にバックアップするから心配はいらない。 五輪組織委員会の森会長にとっても、盟友である慎太郎さんの息子の良純さんなら願ってもない知事候補だろう。あとは本人をどう説得するかだが、高齢の慎太郎さんから“やってくれ”といわれれば、断われないのではないか」 小池氏と良純氏は一度“戦った”ことがある。豊洲市場の土地取得問題で小池氏が石原元知事の責任を追及したとき、良純氏は出演するワイドショーで父親擁護ととれるコメントをした。それに対して小池氏がツイッターで「親の負の遺産を無視して都政について語らせるのはどうかと思う」と批判、バトルとなった。 慎太郎氏はその後、都議会の百条委員会での証人喚問に追い込まれたが、良純氏が“父の仇討ち”のために都知事選に出馬すれば、血で血を洗う戦いになりそうだ。 果たして良純氏は出馬するのか。本人に出馬の打診があったかどうかをぶつけると、所属事務所を通じて、「お話をくださる方がいるのかどうかまではわかりませんが、石原に確認したところ、都知事選の出馬は全く考えていないとのことでした」という回答だった。 最終的に良純氏が動くか、その鍵を握るのは父の慎太郎氏の一存にかかっているといえそうだ。※週刊ポスト2020年2月21日号
2020.02.12 07:00
週刊ポスト
『ザワつく!金曜日』スタジオ。「計算したわけじゃないのに、ちゃんと流れが生まれる。それがバラエティー番組の……というかテレビのおもしろさだと思いますね」
石原良純、何度も口にする「おもしろい」の意味は?
 テレビを観ていると見かけない日はないというくらい引っ張りだこの石原良純(57才)。政治家で小説家の父、昭和の大スターの叔父。サラブレッド中のサラブレッド石原は、慶應義塾大学在学中に映画『凶弾』で主演デビューを飾った。 そんな石原はバラエティー番組などで、何度も「おもしろい」という言葉が出てくる。そう、石原良純は“おもしろいと思う心”を燃料にして動いているのだ。たとえば、ロケ番組。「この間ロケに行った山形県鶴岡市は日本で唯一ユネスコに食文化が登録されているところなんですよ。なぜかというと、戊辰戦争で最後まで明治新政府にたてついたから県庁所在地にならなくて、でも北前船はあったから古い文化が残ってる。そういうのがわかるとすごくおもしろいですよね」 たとえば、ニュース番組のキャスター。TOKIOの城島茂(49才)とキャスターを務める『週刊ニュースリーダー』は、「ぼくと城島さんとでは、こだわるところが違うんです。ぼくが興味を持ったニュースを城島さんはそうでもなかったり、ぼくは流したのに城島さんが掘り下げたり」 人によって興味を持つ対象が違うことがおもしろいのだと言う。そう、石原良純の“おもしろいと思う心”は、イコール知的好奇心なのだ。『週刊ニュースリーダー』ではお天気のコーナーも担当しているが、気象予報士の資格を取ったのも、知的好奇心から。「ぼくは海辺で育ったから、常に海や空が目の前にあったんです。すると『どうして雲ができるんだろう?』とか『なぜこんなふうに風向きが変わるんだろう?』と、子供心に不思議でしょうがなかった」 そのことを気象予報士の森田正光氏(69才)に話したのは、ちょうど気象予報士制度が始まる直前のこと。「森田さんから『気象予報士の勉強をすればすべて科学として解明できますよ』と言われて、『やった! 子供の頃の謎が解けるぞ』と思って、勉強して試験を受けたんです」 1997年、気象予報士に合格。 謎が解けておもしろかったかどうか尋ねると、「ぼくは本当にわくわくした。でも、それはぼくが天気に興味があったからなんですよね。ほかにも、電車や城が好きですごく興味があるけど、『なぜ?』と問われても、『好きだから』としか答えられない。同じように、『なぜバラエティー番組やトークが好きなの?』と聞かれても『いろんな人がいろんなことを言うのがおもしろいから』としか言えないんですよね」 知りたいことがあるから、おもしろいことに出合いたいから、石原良純は今日も日本中を飛びまわる。そして、私たちに“おもしろい”を届けてくれるのだ。【プロフィール】いしはら・よしずみ/1962年1月15日生まれ。神奈川県逗子市出身。1982年に映画『凶弾』で主演デビュー。映画やテレビドラマ、舞台に多数出演。1997年に気象予報士の資格を取得し、人気お天気キャスターとしても活躍。現在は『ザワつく!金曜日』『週刊ニュースリーダー』(ともにテレビ朝日系)をはじめ、多数のレギュラー番組を持つ。※女性セブン2019年12月5・12日号
2019.12.02 16:00
女性セブン
『ザワつく!金曜日』スタジオ。「計算したわけじゃないのに、ちゃんと流れが生まれる。それがバラエティー番組の……というかテレビのおもしろさだと思いますね」
石原良純が語る 長嶋一茂・高嶋ちさ子とのトークの極意
 地方局でも情報番組のレギュラーを複数持ち、「同じニュースでも地域によって扱い方が違うのがおもしろいですね」、そう語るのは石原良純(57才)。 政治家で小説家の父、昭和の大スターの叔父。サラブレッド中のサラブレッド石原は、慶應義塾大学在学中に映画『凶弾』で主演デビューを飾った。 テレビドラマでも『西部警察PARTIII』や『太陽にほえろ!』など、石原プロの看板シリーズに出演。一生涯、俳優としてやっていくのだろうと誰もが思ったものだが、57才の今、彼はバラエティーや情報番組で顔を見ない日はないほどの人気タレントとなっている。「俳優は、まず役や台詞ありき。だから、監督を中心にしたチームワークという意識が強いけど、バラエティー番組はセルフマネジメント。自分の頭で考えて言葉を重ねていくわけですよ。じゃあ素の石原良純なのかというと、そういうわけでもない。境目は曖昧なんです」 そんなふうに語る彼が出演する『ザワつく!金曜日』は、石原と長嶋一茂(53才)、高嶋ちさ子(51才)が言いたいことを遠慮せずにどんどん口に出すというトークバラエティー番組。「『ザワつく!金曜日』に限らず、トーク番組はおもしろいですね。ぼくが言ったことに、この人はこんなふうに切り返すんだ、この人はまた思いがけない展開に持っていくなあとか。空を見ているのと同じくらい、おもしろい(笑い)」 3人の歯に衣着せぬ発言が痛快な番組だが、「とはいえ、思ったことをすべて口にしているわけではないんです」と言い、こう続ける。「番組をやってる最中に『おもしろいなぁ』と思う瞬間があるんですよね。ラグビーのパスみたいに、トークがポンポーンと渡って、『ここ、あなたが出てくるとこだよね』と思うところで、ちゃんとその人が出てくる」 そのために必要なのは、「まず自分が楽しむこと」と石原は言う。「一茂さんとは十数年前に2人でバラエティー番組の司会をやったことがあったのですが、あの頃はぼくも司会だけで精一杯だったけど、この一年でずいぶん変わりました。すごく自分が楽しみながらトークをできるようになった。ちさ子ちゃんも同じで、今は、すごく楽しそう。 2018年5月に特番でこの番組を初めてやった時は『なんでこんな大柄で声が大きいオジサン2人と一緒にやらなきゃいけないのよ!?』って思ってたんじゃないかな(笑い)」 しかし今では、よくぞこの3人をキャスティングしてくれた!と感心するほど絶妙のコンビネーションだ。「いやいや、コンビネーションなんてないですよ。一茂さんがいみじくも言っていたけど『ぼくらのはキャッチボールじゃなくてゴルフの打ちっ放しだ』って(笑い)。しかもみんな違うクラブを振ってるし、お互いのスイングをチェックすることもしない。でも、それがおもしろい」【プロフィール】いしはら・よしずみ●1962年1月15日生まれ。神奈川県逗子市出身。1982年に映画『凶弾』で主演デビュー。映画やテレビドラマ、舞台に多数出演。1997年に気象予報士の資格を取得し、人気お天気キャスターとしても活躍。現在は『ザワつく!金曜日』『週刊ニュースリーダー』(ともにテレビ朝日系)をはじめ、多数のレギュラー番組を持つ。撮影/田中智久※女性セブン2019年12月5・12日号
2019.12.01 16:00
女性セブン
金曜夜の勢力図に異変? 好調『ザワつく』にも死角アリ
金曜夜の勢力図に異変? 好調『ザワつく』にも死角アリ
 今、テレビ業界で注目されている時間帯が「金曜夜」だという。今秋、民放各局がリニューアルを進めるなどし、視聴率バトルが激化しているのだ。各局の戦略、そして死角は? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんがテレビ界の現状とともに解説する。 * * * 今秋は民放各局が金曜夜の番組をリニューアルさせたことで対決図式が鮮明になり、約2か月が過ぎたところで、ある程度の結果や評価が出はじめています。 対決図式の中心にいるのは、国民的アニメの『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を土曜夕方に移動させて、『ザワつく!金曜日』『マツコ&有吉 かりそめ天国』という毒舌トーク番組を並べたテレビ朝日。それまで20時台の生放送だった長寿番組の『ミュージックステーション』を21時台に変えるなどの大改革でしたが、ここまでは一定以上の成功を収めています。 とりわけ『ザワつく!金曜日』は、移動初回の視聴率15.1%から12.5%、12.1%、11.7%、12.9%、10.6%と好調で、時間帯1~2位を獲得(すべてビデオリサーチ、関東地区)。さらに、大みそか夜の大型特番に選ばれるなど、一気に「テレビ朝日バラエティの顔」になりました。一方、深夜帯からの移動で「魅力が消えるのでは?」と不安視された『マツコ&有吉 かりそめ天国』は視聴率10%前後と及第点のスタートだったものの、『ミュージックステーション』の通常放送は視聴率5~6%まで落ち込んでしまいました。 そのテレビ朝日と熾烈な視聴率首位争いをしている日本テレビは、「家族で見よう金曜日」というキャッチフレーズでCMを流していたようにファミリー視聴を強化。19時台の新番組『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』と20時台の『沸騰ワード10』との連続視聴を目指している様子がうかがえます。 日本テレビの鍵を握る『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』は、10月18日の初回と2回の視聴率こそ9.6%でしたが、11月15日の3回は13.3%で『ザワつく!金曜日』の12.9%を上回る好スタート。19時台から20時台に移動した『沸騰ワード10』も8.8%、12.1%、13.1%と好調で、視聴率の面では、前述したテレビ朝日に加えて、『爆報!THEフライデー』『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』で金曜夜のトップを走ってきたTBSと三つ巴の様相を呈しています。『坂上どうぶつ王国』の次に『でんじろうのTHE実験』を移動させ、新番組『ウワサのお客さま』をスタートさせたフジテレビも含めて、なぜ民放各局は金曜夜にこれほど注力しているのでしょうか。その理由を掘り下げていくと、方向性の違いとともに、死角が見えてきたのです。◆土日同様にファミリー層を狙う理由 なぜ民放各局は金曜夜にこれほど注力しているのか? 民放各局を戦略別に見ていくと、テレビ朝日とTBSは中高年層、日本テレビとフジテレビはファミリー層をメインターゲットにしていることに気づかされます。 もともと仕事や学校が休みの土日夜はファミリー層をターゲットにした番組が多く、日本テレビなら『天才!志村どうぶつ園』『世界の果てまでイッテQ!』、TBSなら『ジョブチューン』『炎の体育会TV』、フジテレビなら『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』などを放送してきました。 一方、平日の夜はファミリー視聴が難しいため、中高年層や主婦層をメインターゲットにした番組が主流。しかし、日本テレビとフジテレビの金曜夜は土日と同じようなファミリー層をメインターゲットにした番組をそろえているのです。「それでは視聴率が取れないだろう」と考えて中高年層や主婦層がメインターゲットの番組を並べるテレビ朝日とTBSとは対照的であり、「今秋の改編で方向性がはっきり分かれた」と言っていいでしょう。 日本テレビとフジテレビがファミリー層向けの番組を並べた理由は、子どもたちは中高年に次いでリアルタイム視聴が期待できる視聴者層だから。また、子どもたちはスポンサーから見た出稿価値が中高年よりも高いことが多く、「テレビの視聴習慣をつけてもらう」「テレビを見るならこのチャンネルという意識づけ」という近未来への投資もあるようです。 とりわけ子どもたちにとっての金曜夜は、学校が終わって休日がスタートした幸福感があるほか、ふだん以上にテレビを見ることを許されやすい時間帯。親から見ても、「金曜夜に子どもとのんびりテレビを見られるのは幸せ」「金曜夜は好きな番組を見させてあげたい」などと感じやすいものです。◆「中高年層シフト」を進めるリスクとは つまり、ポジティブな意味でのファミリー層狙いであり、早くも視聴率という結果を得られはじめているだけに、中高年層がメインターゲットのテレビ朝日とTBSは安穏としてはいられません。 第2次ベビーブーム(1971年~1974年生まれ)の世代がアラフィフに入る一方、出生数が下がり続けるなど、まだまだ高齢化社会が進みそうな中、中高年層をターゲットにした戦略が間違っているわけではありません。 しかし、このところテレビ朝日とTBSの番組表は中高年層シフトが進んだことで、業界内外から「似た演出になりがちで、そろそろ飽きられるのでは?」「その他の層から“中高年チャンネル”とみなされはじめている」「その象徴で大みそか特番もある『ザワつく!金曜日』は批判を受けやすい」などのリスクが指摘されています。 また、テレビ朝日とTBSの番組関係者に話を聞いても、「視聴率が取れているからOK」ではなく、「このままでいいのか分からない」という不安の声が目立つようになりました。実際、現在のスポンサーは一般的に報じられる視聴率より、「誰が見ているか?」という個人視聴率の内訳を重視している企業が増えていますし、視聴率首位の日本テレビがその座を守るために目先の視聴率を追うのではなく、他局以上に視聴者層の内訳を重視していることがそれを証明しています。 中高年層向けの番組は、CM収入で苦戦しはじめている上に、有料コンテンツ、イベント、物販などの派生収入もあまり期待できず、社会的なブームにつながる可能性もほとんどありません。「『ザワつく!金曜日』が好スタートを切った」と言っても、テレビ業界内では冷ややかな視線を向ける人も少なくないですし、いまだ『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を移動させたことに不満をもらす視聴者もいるなど、順風満帆とは言えないのです。 民放各局ともに先行きはまだまだ不透明ではあるものの、もともと圧倒的に強かったTBSにかげりが見えはじめているように、金曜夜のテレビ番組が混沌とした状態であることは間違いありません。 テレビ朝日とTBSはどのような方法でターゲット層を広げるか、日本テレビとフジテレビはどのような方法で大きなムーブメントにつなげていくか。より多くの試聴が見込める土日をいい状態で迎えるために、金曜夜の重要性は増しているだけに、今後も民放各局はさまざまな手段を考え、実行していくでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.11.29 16:00
NEWSポストセブン
時速500キロの世界を体験した
石原良純が体験した「リニア・時速500キロの世界」
 ビュン!「ウソ? いま来た? ウソー!」 山梨県の大月駅にほど近い、JR東海の山梨リニア実験センター。その打ち合わせルームに足を踏み入れた、俳優・石原良純さん(57)の第一声である。この日、石原さんは「超電導リニア」に体験乗車するため、同センターを訪れた。センターは、山梨リニア実験線(総延長42.8km)の中央付近に位置する。窓からは、間近にリニアの線路(ガイドウェイ)が見える。入室した直後に、偶然、実験線を走る試験車「L0系」が通過したのだ。「走行音らしき音が聞こえたと思ったら、もういない……誰か、見た?」 そう取材スタッフに声をかける石原さん。時速500キロで走るリニアが通り過ぎる時間は、ほんのわずかだ。音がしてから窓を振り返って見ても、リニアの姿はない。文字通り、“目にもとまらぬ速さ”を体感した瞬間だった。 否が応でも、体験乗車への期待感が高まる。居ても立っても居られない様子で、石原さんは搭乗口へと向かった──。「時速300キロは遅い」 JR東海は現在、リニア中央新幹線の2027年開業(東京~名古屋間)に向けて準備を進めている。2014年からは実験線で一般向けに「超電導リニア体験乗車」を実施。2019年8月までに延べ11.5万人が「時速500キロ」の世界を体験した。 搭乗口から車内に乗り込み、興味深そうに周囲を見回しながら、着席した石原さんが言う。「内装は、新幹線と飛行機の中間といった感じがします。窓はサイズといい、形といい、飛行機に近い。座席は飛行機より広くて、新幹線に近い印象です。椅子に座った感じも新幹線に近いです」 出発を知らせるアナウンスが流れると、「やっぱりドキドキするね」と一言。いよいよ発車だ。走り出しからおよそ時速150キロまではタイヤで走行し、その後はタイヤを収納して浮上走行となる。モニターに映る速度を凝視しつつ、体験乗車が始まった。「タイヤ走行中は、プロペラ機が着陸した後にクラッチを切って惰性で走っている感覚に近い。だんだん速度が上がってきました……150キロ。あ、浮いた! でもこれは、意識していないと分からないかもしれません。飛行機だと機首が上がるから分かりやすいけど、リニアは水平のまま浮くから分かりませんね」 速度はぐんぐんと増し、あっという間に最高時速の500キロに達した。「カーブでも言われないと気付かないくらい安定している。乗り心地は新幹線と近くて、飛行機や在来線特急よりも揺れないから、座席テーブルでの書き物やパソコンでの作業もできますね」 時速500キロで走ること数分。リニアは実験線の終点に向けて、徐々に速度を落としていく。400キロ、300キロ……。「だいぶ遅く感じるけれど、これでも時速300キロ出ているんですね。新幹線より早いのだから、すごい」 トンネルを抜け、実験線は甲府盆地で地上に出た。「あ、甲府盆地だ。車窓の景色は鉄道で楽しむ絵画と言えるけど、リニアは甲府盆地がいちばんの見どころになりそうですね。開業後はあっという間に通り過ぎるかもしれないけれど(笑)」 20分ほどの体験乗車を終え、実験センターに戻った石原さんにあらためて感想を聞いた。「驚いたのが、最大40‰(パーミル。水平距離1000メートルあたり垂直距離40メートル)という急勾配を難なく登っていったこと。ふだん新幹線で『坂を登っているな』と感じる場所はほとんどなく、その感覚が唯一あるのは、北陸新幹線で高崎から安中榛名を抜けて軽井沢方面に向かう左カーブの上り坂くらい。全国の新幹線で最も急な坂は九州新幹線の35‰だそうですが、新幹線のどの坂より急な勾配を、リニアは時速500キロで難なく登って行けるんですね。 車輪でレールを噛み、摩擦力で走る鉄道はそもそも勾配に弱いけど、リニアは違う。既存鉄道とは根本的に違う推力で走るので、鉄道でも飛行機でもない、新しい時代の乗り物だと実感しました」 鉄道好きな石原さんだけに、体験乗車の感想も玄人はだしだ。説明担当のJR東海スタッフに、リニアの線路(ガイドウェイ)や車両の構造、運行システムなどについて質問を矢継ぎ早に飛ばす。超電導リニアは、ガイドウェイに囲われて浮上走行をする仕組みのため、雨や風、雪の影響が少ないシステムであるということや、地震発生時に「脱線しない仕組み」なども話題に上った。「超電導リニアという、まったく新しい技術による乗り物ではあるけれど、トンネルや高架といった構造物、安全運行のノウハウは、これまでの鉄道技術の積み重ねに支えられているんですね」「リニアは既に完成している」 実は石原さん、10年以上前にテレビ番組の企画で、先行区間(約18キロ)でもリニアに乗車をしたことがあるという。「当時は距離も時間も短かったせいか、“アトラクション”感覚が強かった。それが今回は、最高速度の時速500キロで走る区間がずいぶん長く、走行距離が充分にあったので、実験線というより、あとはこのまま工事を延長するだけで『リニアは既に完成している』という感覚のほうが強い。私たちが近い将来に乗るリニアそのものに乗った体感です。何と言っても、実験線だけで品川~名古屋間の7分の1もの距離ができているんですからね。 意外と知られていませんが、すでに色々な場所でリニアの工事が進んでいることを感じます。リニアの始発駅である品川はもちろん、名古屋駅の線路の真ん中でも地下の工事が進んでいる。駅ができる予定の長野、山梨なども、沿線に住む人はもう完成を意識し始めているでしょう」 リニア中央新幹線は、品川、名古屋のターミナル駅の他に、神奈川県相模原市、山梨県甲府市、長野県飯田市、岐阜県中津川市にそれぞれ駅が開業する予定だ。始発駅の品川から名古屋までの所要時間は最速で約40分。もし、開通したら、石原さんはどんなふうに利用したいだろうか。「東京・名古屋を1日2往復することも容易になる。名古屋のテレビ局でもよく仕事をする私にとって、1日2回名古屋に行けるようになるのがいいことなのか、そうでないのかはまだ分かりません(笑)。でも、リニア沿線のどこに住んでも東京・名古屋にパッと移動できるようになれば、人の暮らし方に変化をもたらすでしょう。個人的には、住むには地方都市のほうが楽だと思っているので、リニア開通により“住みやすくて便利な地方都市”が今より広範囲になることを期待しています。 また、リニアが全線開業したら、東海道新幹線の使い方も変わると思います。停車駅の少ないのぞみが減り、ひかりやこだまが増えるということで、静岡や浜松などへのアクセスが良くなる。旅行にもビジネスにも利用しやすくなるはずです。リニアと新幹線は、首都圏と名古屋・大阪方面を結ぶ2本柱になるんですね」「想像できる未来を、超えよう。」 もし、リニア沿線に住むとしたら……?「沿線各地はどこも興味がありますが、中でも私が注目するのは飯田です。秘境駅が多く、鉄道好きにも人気の高いJR飯田線に乗ったとき、天竜峡など沿線の景色に感動しました。東京から飯田まで現在は5~6時間かかるところが、リニアでは約45分に短縮されるという。『飯田線秘境駅号』という秘境を巡る観光列車まである飯田が身近になれば、これまで見過ごしていたような土地にも、気軽に出かけられるようになるでしょう」 リニアの研究開発が始まったのは、国鉄時代の1962年だった。この年は、石原さんが生まれた年でもある。「私はリニアと同い年なんです。50年以上たって品川~名古屋間の7分の1が完成し、車両などの細かな仕様が徐々に決まって開業が近づいてきたことは、とても感慨深い。 私が子供の頃は、1964年に開業した東海道新幹線が人気で、みんなが新幹線のおもちゃを持っていました。鉄道って、単に人を運ぶだけではなくて、子供たちの夢も運ぶんです。 リニアの開業で、鉄道でも飛行機でもない新しい技術が実用化する。そうした技術の進化を目の当たりにすることは、人々の自信や興味を呼び起こすでしょう。しかも、公共交通として誰でも利用できるのですから、さらなる未来へとつながる希望になると思います」↓「想像できる未来を、超えよう。」──リニア開業後の未来を描いた動画はこちら   ↓さらに詳しい情報はこちら。追加で動画コンテンツも配信中!◆JR東海
2019.11.29 16:00
NEWSポストセブン
断った人たち(時事通信フォト)
桜を見る会と芸能人、ぼやく出席者と断って株あげた人々
「憲政史上最長の総理」となった安倍首相が国民に栄耀栄華を見せつけてきたのが盛大な「桜を見る会」だ。大勢の文化人、芸能人、タレント、アスリートが出席して花を添えたが、その“新宿御苑の花見”が各界に混乱を巻き起こしている。 政治家とタレントはどちらも名前を売ってナンボの世界。総理は「桜を見る会」に著名人を招待して話題づくりに利用し、呼ばれた側は「総理の招待」をステイタスアップに利用する。だから著名人は原則ノーギャラで出席してきたのだ。 だが、桜を見る会に批判が強まると、「参加したらイメージダウン」と見られるようになった。 各局の情報番組では桜を見る会に出席経験のあるタレントがまるで“針のむしろ”に座らされているように暗い顔で出演。『スッキリ』(日本テレビ系)では、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜が、「(招待状の)裏に安倍晋三と書かれて『すごいな』と思ったが、われわれもなんで呼んでいただいたんだろうねって思いながら……」と経緯を説明すると、父で俳優の高橋英樹とともに出席したことがあるフリーアナウンサーの高橋真麻は、「芸能人がいるエリアって食べ物も飲み物も置いていない」と明かした上で、「こっちのほうが朝から着付けして、メークしてお金がかかっている」と、苦笑い。“ボランティア”だったことを強調した。『サンデージャポン』(TBS系)でも、安倍首相主催の桜を見る会に2回出席して「懐柔された」と批判されたことがある爆笑問題の太田光がこう“ブチ切れ”て見せた。「直前に『安倍のバカヤロー』ってラジオで言ったんですよ。その時は安倍シンパの連中からギャアギャア言われて、その何日か後に桜を見る会行ってツーショットやったら、今度は安倍を許さないって方からギャアギャア言われて。オレ、本当に反社と総理大臣とだけは一緒に写真写るのはやめようと思ったくらい」◆「なぜあいつが呼ばれた」 対照的なのが桜を見る会を「欠席」したタレントだ。いまや芸能界では「安倍総理の招待を断わった」というのがステータスとなりつつある。 まだこの問題が発覚する前の今年4月、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアが、「桜を見る会みたいなんに今年も声かけてもうたんですけど、知らんおっさんと見たないわ、って断わったんです」と語っていたことが、ネットなどで評価され、“媚びない芸人”と株を上げた。『バイキング』(フジテレビ系)では、MCの坂上忍が一度出席したときの印象をこう語った。「これって政権与党のファンクラブの集いなの? ってちょっと思っちゃった。そうするとボクらの立ち位置って花を添える、悪く言ったら客寄せパンダみたいなもんで。(次の年は)お断わりしたんです」『おぎやはぎの「ブス」テレビ』(AbemaTV)でもこの話題に。お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼が、「俺たち招待状来たことないよな?」と問いかけると、相方の小木博明は「一回、お断わりしてるよ」と語り、「政治家NG」と不敵に笑って見せた。 タレントの石原良純も招待状をもらったが、「仕事で行ってない」(フジテレビ系『ワイドナショー』)と明かしている。 なんとコンサートで“出席拒否”を宣言したのが歌手の松山千春だ。全国ツアーの東京公演(11月13日)で、「桜を見る会の招待状は届いてますが、一度も出席したことはありません。総理主催は構わないけど、(総理の地元の)山口県の知り合いばかり集めてもなぁ」※週刊ポスト2019年12月6日号
2019.11.25 16:00
週刊ポスト
佐藤浩市と息子の寛一郎(共同通信社)
2世芸能人の売り出し方、「親の名前出さない」に変化
 2世タレントの“売り出し方”の戦略は、時代とともに大きく変わってきた。かつての2世タレントたちは「七光り」を最大限に利用し、いきなり主要キャストとして華々しくデビューするケースが少なくなかった。 高島忠夫・寿美花代夫妻の息子・政宏は、大学在学中に映画『トットチャンネル』で華々しくデビューし、同作で日本アカデミー賞やブルーリボン賞などの新人賞を獲得。弟の政伸も、大学在学中にNHKの朝ドラ『純ちゃんの応援歌』でデビューしている。高島ファミリーはバラエティなどにしばしば一家総出で出演しており、「芸能一家」の「親子共演」は当たり前だった。 しかし、その後は「親の七光り」が本人にとってマイナスに働くケースも増えた。高橋英樹の娘の高橋真麻もその例といえる。「2004年にフジテレビの局アナになりましたが、入局当初から『コネ入社だろ』と言って叩かれ、バラエティ番組などでイジられてばかりで、アナウンサーとしては不遇だった。しかし、2013年にフリーに転身してからは、不遇時代に磨いたバラエティ力を存分に発揮し、今や超売れっ子になっている」(フジ関係者) 松田聖子と神田正輝の娘・神田沙也加も同様だ。「13歳でデビューしたが、ステージでの母子出演も多く松田聖子の娘であることを活用してきた感は否めない。それが視聴者の反感を買ってしまった。2011年末のNHK『紅白歌合戦』に出演し、母子でデュエットした時には親の七光りなどとバッシングを浴びました」(音楽関係者) しかし、そんな神田沙也加も、女優業のかたわら声優の専門学校に通うなど地道な努力を経て、2014年公開のディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』日本語版では、見事に王女・アナ役を射止めた。「映画の大ヒットを引っさげて、その年末には再び紅白に出場し、歌唱力が絶賛された。1回目にバッシングを浴びた“リベンジ”を見事に果たしたかたちです」(同前) あるキー局関係者は「10年前あたりから2世タレントに対する、世間の空気が如実に変わってきた」と語る。「ネット全盛時代になり、『何の芸もないのに』といった2世タレントに対するバッシングが、今まで以上に世間に拡散するようになった。加えて、俳優やスポーツ選手の子供たちが続々と芸能界入りしたことで、よほどの大物の子供でない限り埋もれてしまう。親の名前で一度は使ってみるものの実力が伴わず、すぐに消えてしまうことが増えました」(テレビ局関係者) 一方で、親の名前に頼ることなく、実力をつけて成功する2世が登場してきた。「その典型例が杏と安藤サクラ」だと語るのは、ある芸能事務所関係者。「15歳でモデルとしてデビューした杏は、渡辺謙と母親が離婚で揉めていたこともあって、事務所に『父のことは内緒にしてほしい』とお願いしていたそうです。離婚成立後も、ずっと『渡辺』姓を伏せて活動を続けていました。その結果、朝ドラ『ごちそうさん』でヒロイン役を務めるまでになった」 同じく朝ドラ『まんぷく』で朝ドラ史上初の“ママさんヒロイン”となった安藤サクラも、父親が奥田瑛二、母親が安藤和津という芸能界のサラブレッドだ。「父親が監督を務めた映画『風の外側』で、主演女優がクランクイン直前に降板してしまったために代役としてデビュー。しかし、その後はどんな役柄にも果敢に挑戦して、芝居の実力を磨いてきた。親の七光りではなく、自力で這い上がってきた役者のひとりです」(映画関係者) 現在放送中のドラマに出演する2世タレントには新田真剣佑(父・千葉真一)、池内万作(父・伊丹十三、母・宮本信子)、寛一郎(父・佐藤浩市)、趣里(父・水谷豊、母・伊藤蘭)、三浦貴大(父・三浦友和、母・山口百恵)、工藤阿須加(父・工藤公康)らがいるが、そうした若手俳優のなかでも、寛一郎は父・佐藤浩市の名前を伏せたまま2017年にデビューし、同年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で日本映画批評家大賞の新人男優賞、2018年公開の映画『菊とギロチン』でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に輝いた実力派だ。 寛一郎という名前だけの芸名についても、インタビューで「親父のイメージがあるから、佐藤はつけたくなかった」と語っている。父の佐藤浩市も「三國連太郎の息子」というレッテルに苦しんだ経験からその姿勢を認めているという。 新田真剣佑も「世界のサニー千葉」の息子だが、芸名はあえて「千葉」姓を外した。「真剣佑も本格的なレッスンを受け、舞台や映画の端役で実績を作ってから抜擢されている。親の七光りだけでは長続きしないし、そのほうが『あんな有名人の子供なのに、努力してきたんだね』と、視聴者の共感も得やすいんですよ」(芸能事務所関係者) 渡辺徹・榊原郁恵夫妻の息子の渡辺裕太のように、「親子共演NG」を貫いているケースもある。◆テレビ局の“大人の計算” いくら親が有名人でも、実力がなければ認められなくなってきた2世タレント。だが、その他大勢の役者やタレントに比べて、彼らに大きなアドバンテージがあることも、紛れもない事実だ。「本人が親の名前を隠していても、局側は事務所から親のことを聞かされているもの。タイミングを見計らって“実は誰々の子供だった”ということを明かせば、親のファンは必ず注目してくれるし、逆にそこまで親の名前に頼ろうとしなかった姿勢をアピールすることで、視聴者からの好感度を上げることもできますからね」(テレビ局関係者) いつの間にか2世タレントが大量に出演しているその背景には、こんな“大人の計算”もあるようだ。 夏クールのドラマでも、『ノーサイドゲーム』(TBS系)に千葉真一の息子・眞榮田郷敦(まえだごうどん・新田真剣佑の弟)が出演。杏が主演を務めた『偽装不倫』(日本テレビ系)では、その杏の恋人役を『島唄』で知られる歌手、宮沢和史の息子・宮沢氷魚(ひお)が演じた。NHKの前の朝ドラ『なつぞら』にも、哀川翔の娘・福地桃子がヒロインの親友役に抜擢されるなど、たしかに2世タレントの勢いは凄まじい。2世タレント事情に詳しいコラムニストの山田美保子氏はこう語る。「日本人は家系図を大切にする文化があるし、その子の親と比較して、ああだこうだ言うのが好き。恵まれた環境にいる2世が親に頼らず努力している姿は、見ていてドラマがある。 もちろん長嶋一茂や石原良純のように思いっきり七光りを隠さない天真爛漫な2世を見ているのも、バラエティ的には楽しいのですが。役者に限れば“ストイックな2世”が求められる時代になってきました」“隠れ2世”ブームはまだまだ続きそうだ。※週刊ポスト2019年11月29日号
2019.11.19 11:00
週刊ポスト
真剣な表情でオンエアをチェックする高嶋ちさ子
高嶋ちさ子 車の中で出演番組チェック「一人反省会」真剣姿
 肌寒さが増してきた11月初旬の夜。都内に止めた高級SUVの運転席で、美女がスマホを凝視していた。ワンセグなのか、スマホでテレビを見ていたその女性は、バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子(51)。石原良純(57)、長嶋一茂(53)らとともにレギュラー出演するバラエティー番組『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)をチェックしていたようだ。 午後7時のオンエアに合わせ、ちょうど放送をリアルタイムで見ていたようだが、実はこの場所、高嶋の自宅のすぐ近く。もちろん、帰れない距離ではない。リアルタイムで一瞬も見逃したくなかったのか、あるいは一人静かに車内で集中して見たかったのか。テレビ局関係者はこう語る。「高嶋さんといえば毒舌キャラでお茶の間の人気者になりましたが、実はカメラが回っていない場所では優しくて、ものすごくスタッフ受けがいい。気さくで話しやすいし、低姿勢。仕事は超がつくほど真面目で、バラエティーにも全力で挑んでいます」 この日も、愛車の中で“一人反省会”をしていたようだ。そんな姿が、近所ではたびたび目撃されているという。 高嶋はこの日、東京・二子玉川で開幕した『27th キネコ国際映画祭』のオープニングセレモニーに出席。車内反省会は、その帰宅中の出来事だった。高嶋はこのイベントで、テレビ番組での怖キャラについて、こう暴露している。「あれは全部台本です! カンペを読んでいるだけです」 高嶋といえば、米エール大学の大学院を経て、1996年にソロ活動を開始した、世界的バイオリニスト。そんなエリートの側面がありながら、バラエティー番組での歯に衣着せぬ物言いや、約束を守らなかった子供のテレビゲーム機を壊したことを明かすなど、鬼母キャラが定着している。 ところが、この日のイベントでは「うちの子たちは私のことをバカにするんです。家では誰も怖がらないです」とまさかの告白。家ではいじられキャラであることを明かしていた。 もし家でオンエアをチェックしていたら、キャラの違いに子供たちからいじられていたのかも? “一人反省会”からは、どんな仕事にも真摯に打ち込むまじめな高嶋の人物像が伝わってくるのだった。
2019.11.12 16:00
NEWSポストセブン

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