愛子さまは20才をむかえられる(写真/宮内庁提供)
しかし、この選択には新たな誤解を生むリスクがあると、皇室記者は語る。
「眞子さんが、ご結婚に際して慣例を踏襲しなかったように、愛子さままでが“公より私”を優先させたと取られかねません。そのリスクを取ってまでも延期したのは、愛子さまの20才の誕生日は、ご本人だけでなく、皇室全体にとって大きな局面だからです。だからこそ、延期を両陛下も了解されたのでしょう」
愛子さまが成人され、祝福ムードが高まり、その後、公務を立派に行われる姿を国民が目にする機会が増えれば、何に火が付くか。「愛子天皇待望論」だ。女性宮家創設、女性天皇、女系天皇に関する議論が、再び動こうとしているのだ。
※女性セブン2021年11月25日号