国内

愛子さま「成年行事」が誕生日に行われず4日後になる「異例の対応」

お誕生日会見が12月5日にえんきされた(写真は1月、東京・千代田区。共同通信社)

お誕生日会見が12月5日に延期された(写真は1月、東京・千代田区。共同通信社)

「緊急事態宣言が解除され、天皇家長女の愛子さまが通われている学習院大学の授業もオンラインと対面の“ハイブリッド”で進められるようになりました。しかし、愛子さまはオンラインのみで授業を受けられています。決して皇室にコロナを持ち込むまいと、11月3日の2年ぶりの学園祭にも参加されなかったほどです。最近は体を動かすため、御所でバドミントンやバレーボールなどで汗を流されているようです」(学習院関係者)

 その愛子さまが、12月1日に20才の誕生日を迎え、成年皇族になられる。前例に則れば、愛子さまは誕生日当日に「成年行事」に臨まれる。しかし、その日程が5日の日曜日にずれ込んだ。

「理由は、1日が平日なので学業を優先させたいというものでした。本来であれば、誕生日当日に宮中三殿を参拝され、宮殿で天皇陛下から『宝冠大綬章』と呼ばれる勲章を授けられます。その後、勲章をつけたドレス姿で両陛下にご挨拶し、上皇后ご夫妻にも成年皇族となったご報告をする流れでした。こうした行事を、授業のある平日に行うのは難しいという判断です。しかしこれは、前例を踏まえれば、表向きのものだと思いますね」(宮内庁関係者)

 黒田清子さん(紀宮さま)が成年になったときは、昭和天皇の喪中で特別な行事は簡略化されたものの、午前中に大学で授業を受け、午後に勲一等宝冠章を受けたのち皇太后にも挨拶した。成年時、小室眞子さんと秋篠宮家次女の佳子さまも誕生日当日に行事をされていた。なぜ異例の対応になったのか。

「11月30日の秋篠宮さまの誕生日会見の翌日、というのは避けたかったのでしょう。会見では、紆余曲折があった眞子さんの結婚について触れることは避けられません。結婚会見、圭さんの弁護士試験不合格などトピックが多いですからね。秋篠宮家のネガティブな話題に注目が集まる最中に、愛子さまの成年行事はできないと判断したのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 宮内庁幹部らが腐心してきたのは、「火種を天皇家に持ち込まないこと」「あくまで秋篠宮家の問題であって、天皇ご一家には無関係」という線引きを徹底することだった。今回も、秋篠宮さまの会見が再び火を付けるであろう小室夫妻への逆風の中では、愛子さまの慶事は行われるべきではない──そうした判断が働いたものとみられる。

関連記事

トピックス

伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
総理といえど有力な対立候補が立てば大きく票を減らしそうな状況(時事通信フォト)
【闇パーティー疑惑に説明ゼロ】岸田文雄・首相、選挙地盤は強固でも“有力対立候補が立てば大きく票を減らしそう”な状況
週刊ポスト
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン