ライフ

宇宙での不可解体験 アポロ計画の宇宙飛行士は月面で何を見たのか

通信記録に残っているのは…(写真/EPA=時事)

通信記録に残っていたのは…(写真/EPA=時事)

 米国のトランプ前大統領が打ち出した有人月面探査の「アルテミス計画」は当初、2024年の実施が予定されていた。だが2021年11月に入り、NASAが計画の延期を発表。1963年、凶弾に斃れたJ・F・ケネディ元大統領暗殺に関する「JFK機密文書」の開示延期決定と時を同じくして、一大国家プロジェクトの「月面探査計画」が見送られたのだ。

 表向きには、受注を目指した米宇宙企業「ブルーオリジン社」との訴訟による月着陸船開発の遅れ、予算不足が理由とされるが、作家でオカルト研究家の山口敏太郎氏が「UFO・宇宙人問題の公表に消極的」と指摘した米・民主党のバイデン大統領就任と関係があるのだろうか。山口氏はこう語る。

「月には宇宙人の基地があるといわれてきました。これは『古代、地球に飛来した宇宙人がDNA操作により人類を創造し、文明を授けた』という仮説に基づく考えで、今も月面には彼らの基地が残るとされます。宇宙人問題の公表に前向きだったとされるケネディ氏は『アポロ計画』を推進しましたが、宇宙人側が人類の月への干渉を嫌ったため、その後の計画が白紙になったとも考えられるのです」

 1961年、米大統領に就任したケネディ氏の大号令のもと進められた「アポロ計画」には250億ドル(現在の価値で15兆円相当)もの国家予算が投じられ、1961年から1972年までの11年間で12人の宇宙飛行士を月に送り込んだ。

 月を目指した飛行士には、不可解な体験をした者が少なくない。1971年のアポロ15号で月面着陸したジェームズ・アーウィン飛行士を取材した月・惑星研究家の水島保男氏が明かす。

「彼にUFOの存在を問うと『非常に面白いものは見たことがある。クリスタルのように輝き、月に向かう時から月面着陸、地球に帰還するまで私たちを見ていた。他の飛行士も目撃しているが、正体については語れない』と話していました。

 こうした証言の他にも、NASAと飛行士たちとの交信記録には『月にはサンタクロースがいた』『奴らがわれわれを監視している』『また訪問者だよ……』『OK、バニーガールを探す』といった不可解な言葉が多数、残されています」

関連記事

トピックス

広末涼子(時事通信フォト)
《時速180キロで暴走…》広末涼子の“2026年版カレンダー”は実現するのか “気が引けて”一度は制作を断念 最近はグループチャットに頻繁に“降臨”も
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
前橋市長選挙への立候補を表明する小川晶前市長(時事通信フォト)
〈支援者からのアツい期待に応えるために…〉“ラブホ通い詰め”小川晶氏の前橋市長返り咲きへの“ストーリーづくり”、小川氏が直撃に見せた“印象的な一瞬の表情”
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(EPA=時事)
《“勝者と寝る”過激ゲームか》カメラ数台、USBメモリ、ジェルも押収…金髪美女インフルエンサー(26)が“性的コンテンツ制作”で逮捕されなかった背景【バリ島から国外追放】
NEWSポストセブン
「鴨猟」と「鴨場接待」に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま
(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《ハプニングに「愛子さまも鴨も可愛い」》愛子さま、親しみのあるチェックとダークブラウンのセットアップで各国大使らをもてなす
NEWSポストセブン
SKY-HIが文書で寄せた回答とは(BMSGの公式HPより)
〈SKY-HIこと日高光啓氏の回答全文〉「猛省しております」未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し、自身のバースデーライブ前夜にも24時過ぎに来宅促すメッセージ
週刊ポスト
今年2月に直腸がんが見つかり10ヶ月に及ぶ闘病生活を語ったラモス瑠偉氏
《直腸がんステージ3を初告白》ラモス瑠偉が明かす体重20キロ減の壮絶闘病10カ月 “7時間30分”命懸けの大手術…昨年末に起きていた体の異変
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《独占スクープ》敏腕プロデューサー・SKY-HIが「未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し」、本人は「軽率で誤解を招く行動」と回答【NHK紅白歌合戦に出場予定の所属グループも】
週刊ポスト
ヴァージニア・ジュフリー氏と、アンドルー王子(時事通信フォト)
《“泡風呂で笑顔”の写真に「不気味」…》10代の女性らが搾取されたエプスタイン事件の「写真公開」、米メディアはどう報じたか 「犯罪の証拠ではない」と冷静な視点も
NEWSポストセブン