アルテミス計画を推し進めたトランプ前大統領は、将来的に火星への探査を行なう構想も明らかにしていた。前出・山口氏が指摘する。
「火星には人工物と考えられる遺跡や建造物が多数、存在しています。『光の反射による錯覚』や『自然に出来上がったもの』などと説明されることもありますが、はたして、エジプトの3大ピラミッドと同じ配置比率のピラミッドが自然に出来上がるものでしょうか。こうしたことを踏まえると、月にも火星にも宇宙人が存在していると考えるほうが理屈に合う気がするのです」
2021年8月に死去したカナダの元国防相、ポール・ヘリヤー氏は、2014年に出演したロシアの報道番組でこう述べた。
〈少なくとも4種類のエイリアンが数千年前から地球を訪れており、火星に住む種もある。彼らは一部を除きわれわれに友好的だが、戦争に明け暮れ環境破壊を続ける人類が、必ずしも“地球の管理者”に相応しいとは考えていないようだ〉
月や火星の有人探査が、彼らの“テリトリー”に踏み込むことになるのだとしたら、その時、人類に何が起きるのだろうか──。
※週刊ポスト2021年12月3日号