みちょぱはへそピアスのトラブルもつぶやいていた(Twitterより)
ボディピアスの穴あけも手掛ける「青山セレスクリニック」の元神賢太理事長は、「近年は、開ける方が増加している認識はあります」と言う。
「以前は20~30代で穴あけを希望される方が多かったのですが、最近は10代から40代以上と年齢層も広がっています。Instagramで有名人がへそピアスをしている写真を見かけて、スタイリッシュに感じた方が多いのではないでしょうか」(元神理事長)
さすがに耳たぶのピアスほどメジャーではなくとも、いまやへそピアスは珍しいものではなくなりつつある。自分で手軽にピアス穴を開けられるピアッサーも販売されているが、医師としてはオススメしづらいらしい。
「耳たぶのピアスに比べて、へそに自分でピアス穴を開けるのは、『穴がまっすぐになっていない』、『皮膚が裂ける』、『細菌感染する』といったトラブルが起きやすいと言えます。必ず専門の医師に開けてもらうべきです」(元神理事長)
へそ用のピアッサーは3000~4000円ほどで購入できるのに対して、クリニックを利用するとなると1万円以上かかる場合がほとんどだ。とはいえ、施術に局所麻酔を使用してくれる点やアフターケアのことを考えると、たしかに専門家に頼んだほうが安心だろう。
どんなことにもリスクやデメリットは存在する。へそピアスにあこがれるにしても、いったん冷静に情報収集してほしい。
◆取材・文/原田イチボ(HEW)
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