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聖地武道館で涙 YOASOBI・ikuraは小6で作詞作曲、高校時代は”24時間音楽漬け”

撮影現場ではいつも笑顔のikura

撮影現場ではいつも笑顔のikura

「またもっと面白いことを続けていくので、これからもよろしくお願いします!」。音楽アーティストにとっての聖地・日本武道館で開催した初の有観客ライブのラスト、音楽ユニット『YOASOBI』のボーカル・ikura(21才)は目に涙を浮かべていた。ikuraと、音楽を構成するコンポーザーのAyase(27才)がYOASOBIを結成したのは2019年10月だった。

「“小説を音楽にする”というプロジェクトのもと、配信限定シングルでデビューすると、YouTubeやTikTokで人気が爆発。音楽配信サービスの『Spotify』では、過去5年間の国内での再生数1位に輝き(2021年11月時点)、2021年末の『NHK紅白歌合戦』にも2年連続で出場します」(音楽関係者)

 香取慎吾(44才)や佐藤健(32才)など芸能界にもファンは多く、音楽関係者からも絶大な支持を得ているが、ここまでずっと順風満帆だったわけではない。ikuraは小学6年生から作詞作曲を始め、14才のときにはブログで《歌うことの意味をとても感じてます。それで、人の心を動かすことができると知ったから》と綴るほど。レコード会社・ソニーミュージックが主催する新人アーティスト養成講座に参加するなど努力を続けてきた。

 高校2年生のときには、対戦形式の音楽バラエティー番組に出演し“24時間音楽漬け女子高生”のキャッチフレーズで挑戦したが、あえなく1回戦で敗退した。

「トーナメントを勝ち抜くと歌手デビューもある“オーディション番組”でした。惨敗したikuraさんは、ここでの悔しさをバネにその後も歌い続け、Ayaseさんと出会うことができた」(前出・音楽関係者)

 それからわずか数年で、日本のトップアーティストに。ライブで見せた涙には、惨敗からの大逆転を果たした達成感が込められていた。

※女性セブン2022年1月6・13日号

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