芸能

渡部建の復帰番組、相方による“公開説教”に苦言続々 舞台から出直しが懸命か

『ガキ使』幻のシーンは「感動的な笑い」だったという

番組での復帰のやり方は失敗だった?

 不倫騒動により芸能活動を自粛していたアンジャッシュ渡部建(49才)が15日、コンビで持つ冠番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)で復帰を果たした。注目された復帰一発目の放送では、神妙な顔を一度も崩すことなく反省の色を示した渡部だが、芸能界の仲間からは厳しい声も寄せられ、芸能活動の先行きが早くも不安視されている。

 芸能界きっての売れっ子から一転、1年8か月もの活動自粛を余儀なくされた渡部。どんな形で復帰するのか、注目を集めた2月15日放送の『白黒アンジャッシュ』だったが、2人が選んだ方法は、ごまかしなど一切ない“ストロングスタイル”だった。

「芸人であれば、騒動をネタにしたり、視聴者を笑わせることでウヤムヤにする方法もあったはずですが、渡部と児嶋一哉は濃紺のスーツに白いYシャツというかたい衣装で登場し、まるで追悼番組のような雰囲気。『お前は調子にのってた』『奥さんは応援してんの?』『何であんなことしちゃったんだろうね』と、児島が渡部をひたすら叱責し続け、完全に“公開説教”でした」(テレビ情報誌記者)

 不器用だが彼らなりの誠実な方法で復帰を模索したアンジャッシュ。しかし芸人仲間の声は辛辣だった。

 おぎやはぎ矢作兼がラジオ番組で「渡部さんって笑っちゃだめなの?」「反省モードなのはわかるけど。それ30分ずーっとだぞ」とツッコめば、今田耕司は関西のバラエティ番組で「あんまりコンビの距離は縮められてない感じ」とコメント。テリー伊藤も、「2人の友情話してたじゃないですか。あんなの正直どうでもいい」と苦言を呈するなど、『白黒アンジャッシュ』の番組内容を疑問視する声は少なくない。

太田光、千原ジュニアは「舞台なら大歓迎」

『白黒アンジャッシュ』での復活劇については、テレビ局関係者も“失敗だった”と語る。

「芸人は人を笑わせてナンボ。それが出来ないなら、せめてコンビ仲の良さをアピールしたり、渡部の人の良さをアピールすれば良かったんです。けれども児島は、渡部を叱責する中で『人間性の部分は大っ嫌い』と言い放ちました。これには“児島が頭を下げるなら、一肌脱ぐか”と思っていた関係者もドン引きしたはずです。

 今後の活動を考えたとき、一番の問題はスポンサーです。いくら渡部が謝罪したところで、“多目的トイレ”のインパクトが強すぎて、とりわけ女性層の嫌悪感は拭えません。女性をターゲットとするスポンサー企業は、渡部が番組に出ることをなかなか認めないでしょう」(テレビ局関係者)

関連記事

トピックス

NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
被害者の村上隆一さんの自宅。死因は失血死だった
《売春させ、売り上げが落ちると制裁》宮城・柴田町男性殺害 被害者の長男の妻を頂点とした“売春・美人局グループ”の壮絶手口
NEWSポストセブン
元夫の親友と授かり再婚をした古閑美保(時事通信フォト)
女子ゴルフ・古閑美保が“元夫の親友”と授かり再婚 過去の路上ハグで“略奪愛”疑惑浮上するもきっぱり否定、けじめをつけた上で交際に発展
女性セブン
突然の「非常戒厳」は、国際社会にも衝撃を与えた
韓国・尹錫悦大統領の戒厳令は妻を守るためだったのか「占い師の囁きで大統領府移転を指示」「株価操作」「高級バッグ授受」…噴出する数々の疑惑
女性セブン
12月9日に亡くなった小倉智昭さん
小倉智昭さん、新たながんが見つかる度に口にしていた“初期対応”への後悔 「どうして膀胱を全部取るという選択をしなかったのか…」
女性セブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
無罪判決に涙を流した須藤早貴被告
《紀州のドン・ファン元妻に涙の無罪判決》「真摯に裁判を受けている感じがした」“米津玄師似”の男性裁判員が語った須藤早貴被告の印象 過去公判では被告を「質問攻め」
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン