一方、糸山氏は自身が代表を務める「新日本観光」を通じて「お答えすることは何もございません」とした。前出の自民党関係者が言う。
「自民党に入党を申し込む際の琳さんの名字は、確かに『齊藤』ではなく『糸山』だったと聞いています。蓮舫さんの考えはわかりませんが、糸山氏は『たとえ遺産目当てでも構わない』というほど琳さんに惚れ込んでいます。琳さんにも、自民党の公認を得られるなら、いつかは選挙に出る覚悟がある。だからこそ自分の意思で自民党に入党したのです。
そのとき、陣笠議員や挙手要員になっては意味がない。糸山氏は自由な政治活動をしてもらうためなら、いくらでも自分の財産を活用してほしいと考えているといいます」
今年4月の誕生日に25才を迎える琳は、衆議院の被選挙権を得ることになる。いまはまだ学生の身だが、何年かのちに「糸山琳」として自民党の目玉候補になる可能性も大いにあるという。近い将来、与野党に分かれた前代未聞の「母子対決」が実現する日が来るかもしれない。
※女性セブン2022年3月17日号