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医師が提唱「寝る前にはちみつ」で睡眠の質が向上 脂肪燃焼しやすくなる働きも

ハチミツ

はちみつがもたらすというダイエット効果とは?

「朝食はバナナだけ」「夜はりんごしか食べない」……これまで、数多の食事制限系ダイエット法を試しては、リバウンドを繰り返してきた。失敗するのはひとえに、長続きしないから。厳しいダイエットに挫折してきた人にこそ試してほしい、心と体を甘やかすやせ方、見つけました。

「食事を改善し、量を減らして運動すること」──ダイエットの基本中の基本だが、もう1つ重要なことを忘れていないだろうか。田井メディカルクリニック院長で『人生を変える 夜はちみつダイエット』(わかさ出版)著者の田井祐爾さんは、努力してもやせられないのは、睡眠にも原因がある可能性が高いと語る。

「よい睡眠をとると、主に脂肪をエネルギーとして使うことで、体の修復・再生が行われます。ところが、睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪いと、脂肪が消費されないどころか、逆に脂肪が蓄積されてしまいます。

 寝ている間の脂肪の燃焼には、熟睡して、脳から『成長ホルモン』がたっぷり分泌される必要がある。そのための脳のエネルギーが糖質です。

 毎晩大さじ1杯のはちみつで適量の糖質を補うことで、寝つきをよくして睡眠の質を上げ、眠っている間に脂肪を燃焼しやすくすることができます」(田井さん・以下同)

 実際に、4週間毎晩寝る前にはちみつを摂ったことで、体重が5.4kg、脂肪量が3.4kgも減ったケースもある。

「糖質が足りないまま眠ると『夜間低血糖』という状態になり、それを回復させるために、コルチゾールやアドレナリンといったホルモンが分泌されます。

 こうしたホルモンは多くが脳の興奮を促すストレスホルモンなので、寝つきが悪くなり、眠りの質が落ちる。すると、本来は熟睡することで得られるはずの脂肪の燃焼効率が悪くなります」

 つまり、適度な糖分を摂ることで熟睡でき、眠っている間にムダなく脂肪が燃焼していくということだ。

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