坂本がブレイクした時と同じ高卒2年目の中山礼都にチャンスは巡ってくるか(時事通信フォト)

坂本がブレイクした時と同じ高卒2年目の中山礼都にチャンスは巡ってくるか(時事通信フォト)

 心配なのはショートという守備の負担が掛かるポジションで、坂本が右ヒザの靭帯を痛めたことだ。

「レギュラー15年目ですからね。蓄積疲労も考えられます。歴代の名選手を見ても、ショートを15年も守った人はいません。阪神・吉田義男の14年、阪神・鳥谷敬の13年、西鉄・豊田泰光、阪神・藤田平、広島・高橋慶彦、横浜・石井琢朗の12年がトップクラスで、“ショートの寿命12年説”もある。スポーツ科学の発達もあり、坂本は未知の領域に挑んでいますが、チームとしてはそろそろ後釜を考えないといけない。

 原監督もそうした事情を踏まえて、昨年はトレードでヤクルトから廣岡を獲得し、今年はキャンプから高卒2年目の中山礼都に期待をかけてきた。今回、中山が坂本に代わって初めて一軍に昇格しましたが、まだプロのスピードに慣れるのが精一杯の段階でしょう。ただ、今年は『同じ実力なら若手を使う』と明言していますし、一軍に上げたからには出場させていくと思いますよ」

 坂本抹消後は廣岡が2試合連続ショートスタメンだったが、今後はどうなるのか。中山は3日の広島戦では8回の守備からセカンドに入り、プロ初出場を果たしている。坂本の穴を埋めて、次世代のショートレギュラーの座に近づくのは誰か──。

関連キーワード

関連記事

トピックス

永野芽郁のCMについに“降板ドミノ”
《永野芽郁はゲッソリ》ついに始まった“CM降板ドミノ” ラジオ収録はスタッフが“厳戒態勢”も、懸念される「本人の憔悴」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
未成年の少女を誘拐したうえ、わいせつな行為に及んだとして、無職・高橋光夢容疑者(22)らが逮捕(知人提供/時事通信フォト)
《10代前半少女に不同意わいせつ》「薬漬けで吐血して…」「女装してパキッてた」“トー横のパンダ”高橋光夢容疑者(22)の“危ない素顔”
NEWSポストセブン
露出を増やしつつある沢尻エリカ(時事通信フォト)
《過激な作品において魅力的な存在》沢尻エリカ、“半裸写真”公開で見えた映像作品復帰への道筋
週刊ポスト
“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン