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テレ朝・渡辺瑠海アナ 古巣に「澱んだ空気」の毒舌でますます上がる局内好感度

入社2年目にして『報ステ』のMCに抜擢されたテレ朝・渡辺瑠海アナ(写真/ロケットパンチ)

入社2年目にして『報ステ』のMCに抜擢されたテレ朝・渡辺瑠海アナ(写真/ロケットパンチ)

 昨年10月から元NHKの大越健介キャスターとともに看板番組『報道ステーション』のMCを務めているのは、テレ朝の渡辺瑠海アナ(25)だ。

 次期エースの呼び声も高い渡辺アナだが、ゴールデンウィークより一足早い“帰省”が局内で話題になっている。テレ朝関係者が話す。

「先日、以前出演していた『ABEMA Prime(アベプラ)』の現場にふらっと現われたそうです。それで『澱んだ空気に触れにきました~』とニコニコしながらスタッフたちと会話していたんです。『澱んだ空気』とはアベプラのスタジオが狭いことを揶揄した言い方で、毒舌キャラの渡辺アナらしい愛情表現です。

 入社2年目にして『報ステ』のMCに大抜擢された渡辺アナですが、古巣であるネット番組にも変わらず愛着を持っているということを態度で示すところが、局内でもますます好感度が上がっています」

 成蹊大学時代は「ミス成蹊」の準グランプリになり、事務所に所属してラジオ番組のDJを務めるなど華やかな経歴の渡辺アナは、その愛らしいルックスとざっくばらんな性格で「第2の弘中綾香アナ(31)」とも言われている。

 だが、局では弘中アナとは違う路線での活躍が期待されているようだ。女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏が語る。

「深夜番組で『第2の弘中アナ』といじられた際に『弘中さんてある種タレントさんのように……』と口走ってしまったことからも、自分はバラエティのエースとは違う方向で、という思いが強いはずです。

 新人研修で幹事を務めた佐々木亮太アナも渡辺アナについては『ダメ出しをするところがない』と評価するほどの実力と度胸の持ち主で、新人時代からニュース読みや番組進行など、後に報道番組で活かされるような仕事を任されていました。アベプラに異動して2019年に退社した小川彩佳アナでさえ、『報ステ』のサブキャスターに就任するまでにはもう少し報道番組でキャリアを積んでいた。小川アナ以上に渡辺アナを報道のエースにしたい、という局の期待がうかがえます」

“澱んだ空気”も厭わない報道エースとなるか。

※週刊ポスト2022年5月20日号

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